1.《ネタバレ》 タイトルは凄くカッコイイ。
アンゲロプロスの某超大作同様、その国の歴史を知っているかどうかで印象が大きく変わる作品と言えるのではないでしょうか。
歴史を回想するシーンで出てきた太鼓の音が現代でも用いられていたり、現代のパートを演じている人と同じ人が回想シーンでも演じていたりするなど、過去と現在をシンクロさせる意図が見えたりして面白いと思いました。
ただ、回想シーンの戦闘の場面は、だだっ広い所で大人数かけてやっている割には疾走感や激しさを感じられず、やや物足りなさがあったように感じました。
自分としては、映画としての面白さはあまり感じられませんでしたが、人類史上繰り返されてきた戦争が無意味であるというメッセージを感じ取れた気がしました。