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ノン、あるいは支配の空しい栄光

[ノンアルイワシハイノムナシイエイコウ]
No, or the Vain Glory of Command
('Non', ou a V将Gl将喪ia de Mandar)
1990年ポルトガルスペイン上映時間:110分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドラマ歴史もの
新規登録(2010-04-26)【すぺるま】さん
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監督マノエル・デ・オリヴェイラ
キャストローラ・フォルネル(女優)カスティーリャ王女イサベル
レオノール・シルヴェイラ(女優)ヴィーナス
脚本マノエル・デ・オリヴェイラ(脚本/台詞)
編集マノエル・デ・オリヴェイラ
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 タイトルは凄くカッコイイ。
アンゲロプロスの某超大作同様、その国の歴史を知っているかどうかで印象が大きく変わる作品と言えるのではないでしょうか。
歴史を回想するシーンで出てきた太鼓の音が現代でも用いられていたり、現代のパートを演じている人と同じ人が回想シーンでも演じていたりするなど、過去と現在をシンクロさせる意図が見えたりして面白いと思いました。
ただ、回想シーンの戦闘の場面は、だだっ広い所で大人数かけてやっている割には疾走感や激しさを感じられず、やや物足りなさがあったように感じました。
自分としては、映画としての面白さはあまり感じられませんでしたが、人類史上繰り返されてきた戦争が無意味であるというメッセージを感じ取れた気がしました。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-08 01:56:34)
1.開巻のショットから目を引く熱帯性の大樹を仰ぎながらの緩やかな移動の感覚と、打楽器の音響がもたらす静かな緊張感。
中盤のヴァスコ・ダ・ガマからするとモザンビークあたりになるのか。その密林沿いを走行する輸送トラック上で会話する兵士たちの顔をカメラは正面から捉える。ルイス・ミゲル・シントラを始めとする、その無表情の異様な強度。

サラザール独裁体制時代の植民地戦争を主舞台として、小隊の議論の中から主要ポルトガル戦史が回顧されていく。

暗殺されたルシタニア族族長ヴィリアトゥスを荼毘に付す炎と灰木の質感の生々しさ。アルカサル・キビルの騎馬戦における、横の広がりを意識した巧妙な空間設計。残照の中、死骸の散乱する戦場の荒涼感などがそれぞれ強烈な印象を残す。

そしてラストの野戦病院のベッドで、顔に巻かれた包帯の中からカメラを正視する、物言わぬ見開かれた眼がまた強烈無比。
ユーカラさん [映画館(字幕)] 8点(2010-10-10 20:07:43)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6150.00%
700.00%
8150.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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