1.《ネタバレ》 このレビューを書いている6月9日、例の総選挙があるということで興味本位で観てみました。
DVDの特典ディスクとしてNHKで放送されたドキュメンタリーが丸々収録されています。
これがAKB48というグループの2010年の活動をうまくまとめており、本編への基礎知識としてはうってつけの内容でした。
これを踏まえて本編を観ると、その時々のメンバーの心情がよくわかり興味深く観ることが出来ました。
ただ、それほど歴史があるわけでもなく大きなドラマも少ないグループのインタビューましてやほとんどが10代の女の子なわけですから名言や感銘を受ける言葉などは皆無で、
おばあちゃんを訪ねたり久々に地元へ帰るといったドキュメンタリー仕立てになっているメンバーのパート以外は印象が薄いです。
わたくし自身、AKB48の曲は最近のしか知らないうえ、メンバーも有名どころの名前しかわからないので、
この映画を観てお気に入りのメンバーのひとりでもできるかな~などと
うっすら考えていたのですが、残念ながら見つけることはできませんでした。
あくまでファン向け。「ちょっと興味ある」くらいの人には向いていないのかもしれませんねこの映画は。