3.前作で4点しかつけなかったのに、ちょっと興味があって、つい見てしまった。
結果、見て良かった。
この映画の原作の魅力は「自信満々の強者の敵が心理面で揺れだし、壊れていく」というところにあるが、今作ではまさにそこにスポットを当てて作られているから。
逆に、この見所が終わってからの話が長くてダレてしまい、最後のほうはやや残念だった。
もったいないなあ。
それから、この映画オリジナルのゲーム「姫と奴隷」も意外に緊張感あって驚いた。
最近の流行りだと、あのシーンは血しぶきタップリでR15ギリギリまでやりそうなもんだけど、それをやらないで緊張感を出したことに好感を持った。
映画全体の出来としては、終盤の冗長さもあって、傑作とは言えないけど、見所もタップリだし、次作もありそうな出来栄え。
というか、次作があれば映画館で見たいな、と思った。