女教師のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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女教師

[オンナキョウシ]
1977年上映時間:100分
平均点:4.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(1977-10-29)
ドラマ小説の映画化エロティック
新規登録(2012-01-29)【MAHITO】さん
タイトル情報更新(2012-08-12)【イニシャルK】さん
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監督田中登
キャスト永島暎子(女優)
古尾谷雅人(男優)「古尾谷康雅」名義
樹木希林(女優)
穂積隆信(男優)
蟹江敬三(男優)
久米明(男優)
絵沢萠子(女優)
八代康二(男優)
脚本中島丈博
撮影前田米造
配給日活
美術徳田博
編集鈴木晄
録音紅谷愃一
照明熊谷秀夫
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1.《ネタバレ》 比較的お話がしっかりしてる方のロマンポルノで、前半は極度に胸糞の悪い展開ながら、後半はある種の勧善懲悪に徹して多少は溜飲を下げられる、という感じ。しっかりしてるとゆーて、そもそもこの学校なんでこんなマジクソ教師ばっかなの?等、やや極端な展開運びは若干チープだとも言えるし、それはその悪者がバッタバッタと成敗されてゆく後半もまあ同様である。ただ、個人的には重ねて(確かに典型的ではあるケドも)そこそこ好く出来ているお話だとは思いますね。

シンプルな勧善懲悪、とは言いつつ、肝心の「犯人」を演じる古尾谷雅人には(この話では彼こそが間違い無く直接的「元凶」ではあるのですが)少しばかり共感や憐憫の情も覚えるのですよね。あんな親、あんな教師に囲まれて育って真人間になるワケねーでしょ…てかね。中盤、彼が教室での狂乱の中で永島暎子に向ける悲しそうな眼…辺りからは、この陰惨な話からも多少の清涼感を感じ取れるとゆーか、その青春のやるせなさを表現する彼の演技もまずまず好かった…かと。古尾谷さんは今作がデビュー作だそーですが、やはり才能のある方だったのですね。他、なんと樹木希林&蟹江敬三が出てるのですがご両名はほんのスポット的な登場に留まってますね(まあその1シーンの出来はこれまた上質な胸糞でしたケド)。

ただ一点……田中登という人は確かに優れたロマンポルノ監督だとは思ってるのですが、その作品たちの「ポルノ」的なクオリティは正直あんまり高くないとゆーか、エロスよりは確実にグロテスクやらナンやら(という、少なくとも逆説的な美・艶やかさ)を重んじているよーなきらいがあって、今作も結局マジで「ドコで抜けばえーねんな!」て有様なのですよね。オープニングからの肝心の永島暎子の濡れ場だってレイプ→レイプ後の恋人との気まずい逢瀬、でエロくもナンともねーし、それに続くのが砂塚英夫&絵沢萠子のオジンオバンの汚らしい絡み、極め付きはその後の宮井えりな、行儀悪く何かを食い散らかして口の周りをベッタベタにしながら砂塚英夫とディープキスをドロドロとカマしまくってくれちゃってマジで勘弁して欲しいレベルで気持ち悪かったすよココ。まあ、それは彼らの人間性における醜悪さの具現化そのものなのかも知れませんケド、だったら多少調整して一般映画でやりゃあ好いジャン!(ロマンポルノなんだったらポルノ面のクオリティも少しは追及してチョ!)とも思うのですよね。結論、好い作品だとは思いますが、この点は厳に考慮して1点引いておきます。
Yuki2Invyさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-04-01 12:15:34)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 4.00点
000.00%
100.00%
2133.33%
300.00%
4133.33%
500.00%
6133.33%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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