ガールズ・ステップのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ガールズ・ステップ

[ガールズステップ]
Girls Step
2015年上映時間:115分
平均点:7.70 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-09-12)
ドラマ青春もの学園もの音楽もの小説の映画化
新規登録(2015-09-14)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2021-10-04)【イニシャルK】さん
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監督川村泰祐
キャスト石井杏奈(女優)西原あずさ
小芝風花(女優)片瀬愛海
小野花梨(女優)小沢葉月
秋月三佳(女優)岸本環
上原実矩(女優)貴島美香
松浦雅(女優)倉田結衣
大東駿介(男優)奥田知哉
音月桂(女優)藤原涼子
山本裕典(男優)大久保慶太
塚本高史(男優)ケニー長尾
磯村勇斗(男優)池辺保
松本穂香(女優)
脚本江頭美智留
音楽遠藤浩二
津島玄一(音楽プロデューサー)
製作木下直哉
東映(「ガールズ・ステップ」製作委員会)
集英社(「ガールズ・ステップ」製作委員会)
読売テレビ(「ガールズ・ステップ」製作委員会)
木下グループ(「ガールズ・ステップ」製作委員会)
東映ビデオ(「ガールズ・ステップ」製作委員会)
プロデューサー遠藤茂行(エグゼクティブプロデューサー)
制作東映(制作プロダクション)
配給東映
あらすじ
ある日、体育の必修科目であるダンスのテストを欠席した高2の西原あずさ(石井杏奈)は、体育教師の藤原涼子(音月桂)から、同じくテストを欠席した片瀬愛海(小芝風花)、小沢葉月(小野花梨)、岸本環(秋月三佳)、貴島美香(上原実矩)と一緒に、商店街のイベントでダンスをすることを命じられるが、その4人はクラスで目立たず友達のいない"ジミーズ"と呼ばれる女子ばかりだった。ダンス経験のない5人を教えるため、ケニー長尾(塚本高史)がコーチとして就任し、5人は練習に励む。
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2.《ネタバレ》 原作をそのまま映画化すると「幕が上がる」(2015)との違いが出なかったかも知れないが、映画ではより一般向けにアレンジして、多くの若年者が共感できる青春物語にしたように見える。少なくとも序盤は普通にほのぼのして可笑しく、フェスティバル出演のあたりまでは素直に楽しめる。「××JK」のJKはいわば職名のようなものだろうが一定の敬意も感じられて面白い。
しかし屈託ないのは前半のうちだけで、あとは意外にも重い話が続く。何で女子高生の話となると妊娠事件など出さなければ気が済まないかと思うが、主人公もまたすぐそこに答えが見えているのに気づかないのが非常にもどかしく、八方美人という設定らしいが強者に媚びているだけのようで説得力がない。また片思いの問題がどのように処理されたのかも不明瞭だった。
しかし全編の何か所かに感動ポイントが設けてあって泣かされるのも間違いない。「…自分のダンスを踊れ…」というのは万人向けの処方箋ではないだろうが、劇中人物のようにつぶれそうになっている連中がいるなら自分としてもそのように言ってやりたくなる。その上でみんなのためにということも考えればいいだろう。

ところで登場人物のうちメインのJKは原作でも5人だが、映画では劇中人物というより女優5人がそれぞれ存在感を出せる形で補正したようにも見える。
まず秋月三佳さんは予想を裏切らない感じだが、小芝風花さんはついこの前は可愛らしい魔女役だったのに今回はかなりシビアな役柄で、見せ場での渾身の(多分)演技には泣かされた。小野花梨さんは南極料理人のわがまま娘よりも大人になって個性がより前面に出ており、この人の見せ場にも泣かされる。上原実矩さんはヤンキー女子ぶりがベタだが「暗殺教室」とのギャップはかなり大きかったりする。また主演の石井杏奈という人は、ダンスはこの中で第一人者だろうが容貌としてはけっこう普通の(普通に可愛らしい)女子に見え、こういうと失礼だろうが他のキャストから突出して見えないのが全体の調和に貢献している。ちゃんと一人ひとりが主役になれそうな感じの映画なのは嬉しいことだった。
なお終盤でコーチを見送りに来ておいて、一度そのまま帰ろうとした場面は笑った。若いので対人関係の取り方がいい加減とも取れるが、若いからこそドライに心機一転して次のステージを目指すラストへも素直につながるように見えた。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 6点(2016-03-27 00:25:14)
1.《ネタバレ》 非常に不入りらしい。確かに不入りだったが。同じJKものでも
馬鹿らしさに10分で退席した『ヒロイン失格』の方は大ヒットらしい。となると援護もしたくなる。貶しどころはそれこそ山ほどあるが。

思い入れたっぷりに抱き合っている5人娘の周囲を、エキストラの大人達が横目で見ながら行き交っている。
引きのカメラでそうしたドライな視点をふと採り入れたかと思うと、今度は海辺で一人一人をクロースアップしていく。
そして、次は青い海を背景に思い思いにはしゃぐ5人のロングショットへ。

ダンスシーンのカッティングと同様、感傷過多となりそうな表情アップとキャラクターから距離を置いた引きのショットが
バランスよく織り交ぜられているので、個とチームのドラマとも調和している。

海を背に石井杏奈と磯村勇斗が自転車を押す坂道の望遠の感覚なども映画の図として無視し難い。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 6点(2015-10-01 23:37:14)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 7.70点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6220.00%
7220.00%
8330.00%
9330.00%
1000.00%

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