ディストラクション・ベイビーズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ディストラクション・ベイビーズ

[ディストラクションベイビーズ]
Distraction Babies
2016年上映時間:108分
平均点:6.45 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-05-21)
犯罪もの青春ものバイオレンス
新規登録(2016-06-15)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2018-09-25)【3737】さん
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監督真利子哲也
キャスト柳楽優弥(男優)芦原泰良
菅田将暉(男優)北原裕也
小松菜奈(女優)那奈
村上虹郎(男優)芦原将太
池松壮亮(男優)
北村匠海(男優)
吉村界人(男優)
岡山天音(男優)
三浦誠己(男優)
でんでん(男優)
脚本真利子哲也
喜安浩平
配給東京テアトル
特撮オダイッセイ(VFXスーパーバイザー)
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1.《ネタバレ》 今をときめくランジャタイの国崎くんが何時だかまた面白いコトを言っていた…てのが、人間は死ぬと天国か地獄か、或いはもう一つ「狂人の都」に行く…という話で、乗っかる様で恐縮ですがコレは私も常々考えているコトであって、要するに世の中には三種類「善人」と「悪人」と「狂人」が居る、と。つまり、何らか合理的な思考の下に善として振舞った方が得だと判断した人間と、その逆をゆく人間と、そーいった善悪・合理的思考の彼岸に流れ着いてしまった(謂わば)人間を辞めてしまった人間とゆーのが居て、近々ではさしずめプーチンなんてのは最後のヤツの類でしょーな(実は)。ただ或いは、そーいう理性(=利己的思考)が為せるワザとしての判断に基づかずにただ善(或いは悪)たろうとする輩とゆーのも、ある種やはり何処かオカシイのだろーな…と思ったりも(=根本的に信が置けない、とゆーか)。

で、今作の三人とゆーのもやはり「狂人」の類だとは思うのですよね。だから、むしろ彼らが何故こんなんなったったのか、という部分がまるで描かれないのは、個人的には逆にしっくり来たとも言えるのですよ(コレはある種の「キレの好さ・無駄の無さ」なのだ、と)。或いは単純に、作中のヴァイオレンス描写だってコレも高度なキレの好さ・リアリティを湛えているし、ソレは主演三人の演技にしてもまたそーだとも思いますし、結論、中々新鮮・鮮烈な映画だな…とゆーのは確かにそーは思うのですよね。でも、ソレもゆーてごく「表面的な」ヤツなのだよなあ…と思ったのもまた確かで、個人的には今作も「コンセプトは在るけどテーマは無い」という類の作品だな、と。結局、人間を(=人間の有様を)描いている様で実は人間を描けてはいないのですよ(⇒何故なら、狂人は所詮人間ではないから)。もっと純粋にスリラー(或いはソコを通り越してホラー)とかってゆーならまだしも…と言いますかね。

ただもう一点だけ、重ねて主演の三人の演技の質は中々エゲツないというモノだったとも思うのですね。とゆーか、この年齢でこのレベルの優れた演技(=「演技が上手い」とゆーののも~一段上のヤツ)が可能な役者が三人も揃った…とゆーのが、そもそもかなりの希少価値で(すら)あるかな…と。その意味でもやはり、諸々と中々にユニークな映画だったな、とも思いますのよね(なので1点加点しておきます)。
Yuki2Invyさん [DVD(邦画)] 6点(2022-06-28 22:49:51)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.45点
000.00%
100.00%
200.00%
319.09%
419.09%
5218.18%
619.09%
7327.27%
819.09%
919.09%
1019.09%

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