4.《ネタバレ》 小松奈菜はいいよ~、なんとなくミステリアスな笑顔がこの配役にぴったりくるし、愁いを秘めた瞳が美しい。
前半、二人の出会いからデートのシーンは、まさに人生の珠玉の瞬間であり、自分にもこんな時代があったな~と幸福感を味わう。
ところが中盤、彼女の告白から謎が解き明かされてからが、少ししんどい。そもそも時間が逆に流れるという現象がぴんと来ない。
彼女はほんと辛いであろうが、その辛さが現実として受け止められない。
最後まで、そんなギャップを感じつつ、終わった印象である。
作品としては非常に丁寧な作りで好感が持てた。