3.《ネタバレ》 ミスター・ガラスやビーストは仕方が無いにしても、ダンにまであんな最期を用意するとはひどすぎるんじゃなかろうか。
それもあって、映画自体は決して悪い出来ではないんですが、7点はつけられないかな・・・。
それにできることならオオサカタワーで戦ってほしかったっていうのもあります。
ずっと的外れなことを言っていた精神科医。実は秘密結社の人間で、すべて承知のうえだった…。ええ~、そのサプライズいります?逆に安っぽく、つまらなくなっていませんか?私は正直がっかりしました。
3人の特性を否定してきた精神科医に、3人がその実力を見せつけあっと言わせてほしかった。
『もちろん知っているから驚きはしないわ。』なんてスタンス面白くもなんともない。ありきたりでも良いから、わかりやすいカタルシスが欲しいのです。
3作連続で見たおかげで、回想シーンなどにぐっとくるものが多くて、そこはシリーズものの良さが出ていました。
息子やケイシーの再登場も嬉しい。シリーズものとしての完成度は高いと思います。あとは純粋な好みの問題で今作の評価は分かれると思います。
すべて施設内での攻防に終始したのは盛り上がらなかった原因の1つかもしれないですね。
やっぱこーゆー映画は劇中でのオーディエンスの存在は大事だと思います。
まあシャマラン監督に、盛り上げていこうという意思がそもそも無かったかもしれませんね。