3.《ネタバレ》 こっちはリメイクでオリジナルも同じ監督なんですね、「特捜部Q」シリーズも監督してるのね。
北欧出身の監督として期待できる人なのかな?
またしても最強お父さんのリーアム・ニーソン、今回はCIAだとか特殊な訓練を受けたわけでは無そうなんですが強いわ強いわ。
息子を理不尽に殺され復讐の鬼と化すお父さん、しかし徐々にコメディとなる。あんまり無い展開で目新しいですね。
とにかく雪雪雪、雪しかない風景と全面ガラス張りの家、なんか可笑しい。
どこといって不満があるわけではないのですが、ローラ・ダーンがエキセントリックに絡んでくるのかと思ったらそれは全くなくて少々肩透かしです。
しかししぶといというか逞しい女優ですなあ、ローラ・ダーンといえばデヴィッド・リンチの映画に立て続けに出ていた頃を思い出す。「ブルー・ベルベット」で見せた泣き顔はデニス・ホッパーの変態ぶりも霞むんじゃないかとさえ思えるインパクトだった。知らない間に消えた女優になってもおかしくないと思ってたのに年を取るごとにあっちにもこっちにも引っ張りだこの売れっ子になりオスカー受賞となった、凄い。ブルース・ダーンを父に、魔女顔のダイアン・ラッドを母に持つのはダテじゃなかった。娘のローラも魔女顔と言える。
オリジナルも是非観たいです、ステラン・スカルスガルドだもの期待できそう。
オリジナルの邦題がすでに笑えてしまう。こっちは「ロワイヤル」ていうのがよくないと思う。何がロワイヤルなんだろ。