5.《ネタバレ》 東京の商店街は西の練馬や中野にもあるのに、とかく東部が映画の舞台になりがちなのは、きっと土手があるからに違いない。葛飾区と言っても、寅さんの江戸川のほうではなく、荒川のほう。大売り出しの回覧板がまわってくる密度の高さがある一方、ちょっと行方不明になれる土手がある。土手はサックスの練習場にもなる。土手があるだけで、話も風景も広がりやすい。青春もの。洗濯機という機械自体、何か内側でウンウン唸っていて、時に煙を出したりして、青春っぽい、やや夢薄れて中古になったり。冨田靖子が酔っ払って帰ってきて、寝っころがって「牛乳、牛乳」とリズム付けて繰り返すとこと、菅井きんが「ここでポックリいけたらいいんですけどね」と言ったあと静かになってしまうとこが好き。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-10-06 12:10:02) |
4.リサイクル電器店で中古家電を修理・再生する男が、出戻りの中古女の心も修理・再生しちゃうという話(か?)。淡々とした日常をホンワカと描いた、篠原哲雄らしい癒し系のラヴ・コメディになってます(彼の作品の中では出来の良い方だと思う)。方向性の定まってない優柔不断で優しいだけの男を、抜群の雰囲気で筒井道隆が好演。同時に、富田靖子の大袈裟な演技を中和する役目も果たしてたと思います。私は80年代のラヴコメという印象は持ちませんでしたけど、少なくともダラダラした相米慎二の「翔んだカップル」よりは遥かに面白いと思いますよ。そんな訳で、6点献上。 【sayzin】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-12-28 00:01:45) |
3.主人公が好演してますな、人のよさそうな兄ちゃんといいますかなんといいますか。年上の憧れの人に心奪われるってのもベタだけどイイ!確かに魅力的なんだわ、この人。めちゃくちゃおもしろい訳じゃないんやけど、こういう映画好きだな~。 【ふくちゃん】さん 6点(2004-03-10 14:47:38) |
2.富田靖子に尽きる。とりあえずあの濡れ場にサプライズ。どう感情表現したらいいのかわからなかった。理不尽とは、ああいう状況のことを言うんだなとしみじみ理解した。まあ、作品としてもそんなに悪くないと思うので、この点数。 【もとや】さん 6点(2004-03-09 17:20:21) |
1.久々に題名に惹かれました。「洗濯機は俺に ま か せ ろ」ですよ!もう観ずにはいられないでしょう?内容もなかなかです。中古家電屋のニイチャンの一週間、何が起こるわけでもないのに、観終わった後、明日からも真っ当に生きていこう!という気になります。京成金町駅とか妙にカルト?な設定もイケテマス。 【クロマス】さん 6点(2003-01-17 00:35:00) |