10.《ネタバレ》 目が見えるというのは本当に幸せな事だと痛感。次第に視力が弱り目が見えなくなる、というのは想像しただけでも怖いが、実際にこういう病気と闘っている人がいる事実も忘れてはならないと思いました。長崎の風景、それと難しい役を演じた柄本明さんが特に印象に残りました。 【タケノコ】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-11-15 21:58:13) |
9.《ネタバレ》 心の内は激しく揺れても物語としては静かに流れる。原作の持つイメージをそのまま映像化したような映画だ。実はTVドラマ「愛し君へ」の方を先に見て、この映画を見たのはずっと後、その前に原作も読んだのだが・・・。 映画は大沢たかおの雰囲気が良いし、石田ゆり子の「私はあなたの目になりたい」にしびれてしまう。さだまさし原作らしく長崎の町が紹介されるのが同郷の者としてたいへんうれしかった。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-04-24 07:21:00) |
8.《ネタバレ》 佳作。【ネタバレ注意】失明の恐怖を突然知る怖さはあるものの、突然失明してしまうわけではなく、だんだんと視力が失われていくという形で、それぞれの人物が丁寧に描写されているのはよいと思う。ただ、甘いところで終わってしまうため、扱っているテーマの割にただのラブストーリーになっているのは残念。当然ながら、現実には、そんな“映画のよう”にはいかないだろうし、柄本明に「なんてことはない」と言わせてしまったのだから、その反対側も見せてほしかった。 【mohno】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-11-19 18:25:38) |
7.予想以上に生真面目な映画。余りに正攻法すぎて物足りなさも否めず、根が不真面目な私としては、もっと砕けたシーンとか、展開に意外性を求めたくなったのも事実。深刻な話だからこそ、あえてそういう余裕を挟む必要を感じる。しかし、大学の階段で二人が再会するシ-ン以降、終盤は胸に響くものがあった。ラストも綺麗。大沢たかおも良かったし、遺作となった松村達雄も有終の美を飾った名演に思う。 【丹羽飄逸】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-01-13 20:11:26) |
6.松村達雄がとても良かった。富司純子も良かった。あと田辺誠一もまあまあ良かった。 主役二人はそうでもなかった。 【ちゃか】さん [地上波(吹替)] 6点(2005-09-25 14:11:47) |
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5.原作にそって、そして原作の内容、会話、ストーリー展開、全て小説に書いてある文章のありのままをそのまま映画化にしていた。しかし原作では気分良く見終えたはずのラストの終り方が、この映画の場合あまりにスッキリしないモヤモヤ感が残った。“解夏”という映画なのに“解夏”である事をラストにちゃんと描いていない気がした。“視力を完全に失った時、痛みと苦しみから解放される。その時が解夏である”のような事を言っていたのに、その辺がすっきりしないままなんだかあやふやに終ってしまって気がして残念です。原作ではしっかりと最後にまとめてあって、すっきりとしていたので好きだったんですが、この映画化に僅かに期待していたので軽く・・・いや、結構ショックです。 【ボビー】さん 6点(2004-10-17 16:41:31) |
4.自分は生まれつきの弱視で苦労しているので、興味を持って観賞した。感動まではしなかったんだけど、大沢たかおのリキミない自然な演技力のおかげで最後まで観れました。つい酷使してしまうんですが目は大事にしたいですね。 |
3.それにしても美しすぎたなあ。街も主演の2人も。絵を見ているようだった。映画はストーリー云々ってのは必ず付きものだけど、この映画は眺めているだけでいいかな。色々な観方があってもいいですよね。あと邦画を観ていつも思うけど最後のエンディングテーマが流れ、曲が終わったときにスタッフロールも終わる、それが良いですね。ハリウッドだと意味なくスタッフロールが長くてかなわない。 【ひろすけ】さん 6点(2004-02-19 00:19:31) (良:1票) |
2.自分の視力が悪いからか知らないが、自分もこんな風になってしまったらイヤだなぁと思いつつ鑑賞した。初めのうちは、演技が胡散臭いなぁと思った(特に、ヨウコと医者)けど、徐々に慣れるにつれ映画に入り込めた。たしかに感動し、ほろりと涙が出てくる作品なのだが何かもの足りない。ストーリーも先が読めるし、何より二人に関する恋愛のエピソードが少なく、愛情が希薄なものに見えてしまうことが原因だろうか。 【T橋.COM】さん 6点(2004-02-12 01:00:00) |
1.《ネタバレ》 過剰な音響演出を避け、ひたすら役者の演技と風景美で魅せようとしている点が評価できる。病気で死ぬという設定ではなく視力が失われていくというストーリーや馴染みの薄い病名も新鮮である。ともすれば陳腐なラブストーリーになりがちな設定を丁寧に描くことで成功している。大沢の繊細な演技力も評価できるし、寺の和尚さんの存在が重要な役割を果たしている点も成功要因だろう。しかし淡々としすぎている点は否めない。内容が内容なだけに確かに涙は誘うが、もう少し大きな「転」の部分が欲しかった。あまり悲劇的に描きすぎても鬱陶しいし難しいところではあるが。 【HARVEST】さん 6点(2004-02-02 19:31:37) |