8.《ネタバレ》 「OK牧場の決斗」を先に観てたので、ストーリーよりも違いを楽しむことに専念できた。
メキシコ国境が近い場所なので、その辺がよく描けてた。
ワイアットアープも「OK」みたいに善人一辺倒でなく、俗っ気のある、それでいてタフな人物に描けてる。
「ニューヨーク1997」のスネーク、カートラッセルがアープというところに90年代のアメリカ人好みの正義漢といった感じを受けます。
悶々としてる頃のアメリカの世相が感じられます。
ドクホリディが面白いですねぇ。カートダグラスも悪くないんだけど、より病人っぽいのが本作のドクです。
ラストのリンゴとの対決が「OK」との違いで一番面白かったところ。
アープとの1対1の決闘を横からドクがやっつけちゃうんだもん。ズルいのか、ズルくないのかが分からない(笑)
より史実に近いのかもしれませんね。
OK牧場の戦闘シーンがストーリー中、ほとんど。
リアルに描写したかったんでしょうね。それ程この決闘はアメリカ人にとって人気の史実なのでしょう。
「ランボー2」「コブラ」の監督らしいけど、いやいや本作の方が才能感じます。
どうして今まであれほどの凡作を撮ってたのかが不思議なくらい。