《改行表示》10.リバーフェニックス生誕50周年の今月、生きていたらと誰もが思いをはせる。 本作は衣装や趣向が戯画的で、芸術的な部分にも目を止めたくなります、また見たくなると思います。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-24 10:15:38) |
9.《ネタバレ》 これも我が青春の一作と言っていいだろう。ナルコレプシー(居眠り病)という持病を持つ男娼が、同じく男娼である友人と、自分の家族を探して旅するという、よほど面白くなりようがないプロット(笑)を、独特の映像美で綴った作品。絶対に面白くはないはずなのに、変に味があってなぜかそこまで退屈する事もないという不思議な作品だ。とにかく退廃的なリバーフェニックスが美しすぎる。その美しさは少し怖いくらいだ。と、これは自分にとってリバーフェニックスやキアヌリーブスが自身の青春時代を象徴するような俳優だから観ていられるのであって、二人に何の思い入れもない方には至極退屈に映るかもしれない。しかし自分にとっては何年かに一度必ず観直したくなる変な魅力のある映画だ。レッチリのフリーが二人の友人役で出ている。 【rain on me】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-09-11 22:24:43) (良:1票) |
8.ドラッグ、同性愛、近親相姦、売春・・・なんてヘビーな内容なんだ。この映画でリバー・フェニックスが成長した姿をはじめて見た。なんだかとっても色気のある演技をする人だと思った。リバーがキアヌに告白するシーンなんて胸が締め付けられましたよ。見終わった後少し切なくなりました。 【およこ】さん 7点(2005-03-27 15:45:46) |
7.この作品があるからキアヌはどんなに駄作に出ようとも一生嫌いになることはないと思った一本。自分をスコット側に例えられる痛みといってもいいかも。欺瞞は感じる、でもご飯を食べたり洋服買ったりはその欺瞞の中でしか得られない。だからこそ欺瞞そのものを本気で楽しもうとするような。そのあきらめみたいな気持ちがとてもうまく表現されてるように感じました。マイクとスコットの差は生い立ちの差じゃないと思います。人生をどう捉えるかが違ってただけだと思う。母親に会うことで何かが変わる、という他者依存がマイクを、もしかしたらリバーを追い詰めたのかもしれないな、とか思ったり。 【PLANET】さん 7点(2004-06-12 19:04:42) |
6.リバー・フェニックスって私はあまり評価してなかったんだけど、この映画見てビックリした。なんと言う美しさ!なんと言う存在感!なんと言う気高さ!少年と大人の男との絶妙なバランスはまさに奇跡としか言いようが無いッス。しかし人間誰しも道の真ん中でいつまでも立ち止まったり、ましてや眠りこけることなんて許されない。否応なくどこかに向かって進んで行くしかないのよね。終わりの無いパーティもないしね。この映画のリバー・フェニックスを見るとあまりにも完璧で、彼、一歩も動けなくなっちゃったのかなぁって思えた。 【黒猫クロマティ】さん 7点(2004-04-13 13:43:19) |
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5.《ネタバレ》 「何だろう、何だろう、この気持ちは。」見終わった後にそんな余韻が残った作品だった。去り行くスコットと残されたマイクの淡い想い。切ない以上の感情を覚える。結局スコットは可愛い奥さんを迎えて父親の財産を手にするのだけど、最後あたりの葬式のシーンでボブの棺桶を囲み踊り狂う元仲間達を眺めるあの表情。とてもスコットが「変わった」とも思えないし、大袈裟だけど「幸せになれた」とも思えない。結局誰も、誰も救われてはいないのだと思った。そしてラストの誰かがマイクを拾うシーン。スコットであれば良いなと思う(兄ちゃんなんだけど)。マイクの想いが叶わぬとも、二人がやっと「幸せ」になる為に。 しかしキアヌは美しいですなあ。キアヌファンは必見ね。それと何となく「時計仕掛けのオレンジ」みたいな感じに似てないかなあ?ストーリーとか全く違うけど、ビビッドなカラーを入れたり、絡みのシーンの停止具合とかが・・・。こんな意見は無視して下さい(笑) 【めい】さん 7点(2004-01-12 13:40:01) |
4.一時的に市井に身をおいた王子様スコットは、いずれは王の後継者。その豹変ぶりは見事。キアヌの冷たい表情もピカイチ(死語?)です。それにしても、バイクに二人乗りしたリヴァーとキアヌ、なんて絵になるんでしょう! 【そうしょくみ】さん 7点(2003-08-28 01:37:47) |
3.リヴァーが儚くて掻き消えそう。バランス感覚を失ったまま、色気や才能を持て余している感じとでも言おうか。ああ、白人でこういう存在感っていうのは、やはり奇跡的なことだったとしか言いようがないと思う。リヴァーがこの世を去って今年でちょうど10年目。ありきたりな言い方だけれど、「とんでもない逸材を私たちは失ってしまったのだ」という事実を、改めてつき付けさせられる作品である。 ※※最後に。私にはラストのシーンが、キアヌの迎えだとはどうしても思えない。いや、初めて観た時はそうだと思いたかった。しかしあれから私も歳を重ね、いつのまにかアレをキアヌだとは思えない大人になってしまっていたようだ。その事実に気づいた時、なんとなく自分自身に対して私は落胆を覚える。平凡な大人になってしまった私には、リヴァーはもう救えない。 【凛】さん 7点(2003-08-22 02:31:55) (良:1票) |
2.リバーはマジにジュリエットだね。眠り姫のようにきれい。死に顔のように美しくて、切ないです 【ちょこボール】さん 7点(2003-07-12 13:48:20) |
1.ラストがとても切ない...。何でそんなにキアヌは冷たくするの?リバーが可哀想で仕方なかったです。それにしても全く惜しい人を亡くしました。 【あっちゃん】さん 7点(2002-01-22 00:38:12) |