2.これは見ていてドリフのコント、8時だよ全員集合でよく見られたようなハチャメチャな展開とルパン三世みたいだ。ハナ肇が最初は正義感溢れる良い奴が残りのクレージーキャッツメンバーにまんまと丸め込まれて一緒になって悪事の手伝いすることになる。メンバー全員によるジャズ演奏での場面での風船を使ってのコントなんか本当にドリフのコントみたいだし、植木等と野川由美子のやりとりなんかルパンと峰不二子みたいだし、また作品の舞台が清水てのも良い。あれもこれもとかなり欲張り過ぎな感じもするがまあ、良いだろう。この映画の突っ走っしるようなクレージーキャッツメンバー全員のハチャメチャさはこんな時代(今は暗いニュースきり)だから見て嫌な事なんか忘れてしまいたくなる。そうさせるだけのパワーがこの映画にはある。