18.《ネタバレ》 中島哲也らしいこだわりの映像美や、独特の世界観はやはり凄い。一癖も二癖もある登場人物たちを、原色系のカラフルなCG映像のなかに描き出す手腕はやはり監督の才能を十分に感じさせる。だが、少し毒が足りないと思うのは自分の好みの問題だろうか。多少、子供向けでもあるということで、中島作品としては少々物足りなさも感じるが、それでも十分に面白い。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-17 01:58:42) |
《改行表示》17.ドラマあり、アニメあり、色彩はドギツい。 ついでに戯曲的な演出もあって、?と思い調べたらやはり元々舞台作品。 監督の腕なのかそれぞれの要素がうまくマッチングしていたし、単なるアングラものに終わらず、温かみがある。 これは好みが分かれるだろうけど、舞台好きな自分には最後まで楽しんで観ていられた。 【かめきち】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-03-11 19:23:17) |
16.私にとって初の中島哲也作品。心が洗われる。思ったより面白くて、他の作品まで見たくなった。 【afoijw】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2012-01-04 02:48:55) |
15.《ネタバレ》 あ~泣いた泣いた、泣きましたよもう。涙の止め方の件から、大貫がパコの頬に触れる度泣けてきます。なんてにくい映画でしょう。ただ、感動の余韻にしばらく浸ってたいのに間髪入れずに笑わせてくるのはさすがにうっとうしいです。あと脇役の絡みがいまいち。ヤクザの電話の件も、実は猿でした、で完結しちゃって大貫パコと絡まないし、中盤になってもほぼノータッチだった妻夫木さんも、土屋さんとの2人の世界でなんかめでたしってるし、阿部さんはいいにしても個々の問題を各々で解決して最後で皆で劇をやるって感じで面白みに欠けます。伏線皆無で最後にパコを死なすのも蛇足です。ただしっかり泣かせて頂いたので、この点数です。パコが生きてたら8点でした。 |
《改行表示》14.予告編から気になっていた、今作。 後藤ひろひと作の舞台『ガマ王子対ザリガニ魔人』を独特の映像世界を持つ中島哲也監督が映画化した作品。 舞台は見たかったが見れなかったので、原作を見ていない上での感想となるが、良くできていると思った。 嫌われ松子~の時と同様、完成度の高い映画だった。監督独特の色彩感覚に好き嫌いがわかれると思うが、自分は嫌われ松子~を面白いと思った人間なので、今作も激しいな…と思いながらも楽しめた。 最初は日常世界との色彩の違いについていけないが、5分もすると慣れてきて、次は何が飛び出してくるんだろうとワクワクさせられる。 音楽も相変わらず良かったし、舞台では出来なかったCGを使うという手法も効果的に思えた。 あとは役者が素晴らしかった。特に、役所広司と阿部サダヲの2人の演技が良い。 良くも悪くも、音楽の使い方や、現代から過去を回想する手法等、嫌われ松子~と変わってはいないが、それが中島監督の持ち味として成功しているなら良いと思う。 笑えて泣けて、大人から子どもまで楽しめる娯楽映画である。 |
《改行表示》13.《ネタバレ》 ストーリーは悪くないですし、途中何度も胸にグッときました。役所広司やアヤカ・ウィルソン、土屋アンナといった役者陣の演技も良かったです。 ただ、過剰な演出・CGが個人的には逆効果でしたね。なんというかゴチャゴチャさが素材の良さを打ち消した感じでちょっと作品に入り込めませんでした。 まあ、面白い作品ではありましたが・・・・ 【TM】さん [地上波(邦画)] 7点(2010-08-21 15:12:57) |
12.役所広司の大げさな演技がこの映画にはピッタリとはまっていました。最初の30分はどうなるかと思いましたが、後半にかけては良かったです。 【Junker】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-04-18 01:02:20) |
《改行表示》11.良くも悪くも日本的な映画でした。 ファンタジーでありながら舞台劇の枠ははみ出さず、 ヒューマンでありながら下町の人情劇を越えられず。 せっかく絶対にあり得ない世界観...他でも見られる日本的なお涙頂戴舞台劇は完全に取っ払ってくれるくらいワガママ放題に作ってほしかったなぁというのが率直な感想です。 それもこれも、それほど出来栄えも、素材も、演出も素晴らしかったから...です。 色々な面で好みは分かれるかもしれませんが、良い話なのは間違いありません。 【sirou92】さん [地上波(邦画)] 7点(2010-03-30 00:21:38) |
《改行表示》10.土屋アンナの看護婦&歌がコワおもしろかったです。 あとはアヤカウィルソンがかわいかったなーと思った作品でした。 見終わった後「ガマ王子」の飛び出す絵本が売っていたことを知りましたが、 廃盤になっていたのですね… 【アルフォート】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-12-30 00:36:49) |
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9.竹中直人的な演技って竹中直人でなくてもできるんだなぁと思った。役所広司は普通の格好をしていると顔が派手すぎて演技もわざとらしく感じるのだけれど、全体に派手なこの画面のなかでは、演技のうまさに素直に感心できた。 【はるこり】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-16 22:09:07) |
《改行表示》8.こんなビジュアル、なかなか作れないですね。すばらしい。 阿部サダヲの一言にリアルに吹きだしてしまいました。手元に置いておきたい1本。 【しゃっくり】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-02 20:24:38) |
7.《ネタバレ》 オモチャ箱をひっくり返した子供部屋と大人の妄想とパロディ精神をごちゃまぜにしたドンでもない映画です。出演者みんなハジけていて、とても楽しかった。やくざのティンカーベルと沼エビの魔女と堀込「リコーダーと思春期」はツボにはまりました。 【爆裂ダンゴ虫】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-21 23:32:20) |
《改行表示》6.印象としては「ピクサー作品に日本的なセンスを詰め込んだ作品」という感じがした。 邦画でこれだけファンタジックな良作はなかなかないと思う。 とは言え、最初の雰囲気と途中からの展開に少し違和感を感じたり、 脇役の人たちの悩みが取ってつけたように感じたりしたのはどうかとも思った。 【邦画好き】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-21 15:55:17) |
5.《ネタバレ》 ビジュアル的なセンスはかなりツボでした。現代なのか架空の世界なのか分からないきらびやかな画面は、見ているだけで楽しかったです。ストーリーは…ちょっと行き過ぎなとこもあるかな、と思いました。キャラが個性的なのはいいのですが、ちゃんと決めるべきところでの悪ノリが過ぎるような…。それでいて、一番死んで欲しくない人が死んでしまう。後味の悪さは少ないですが、やっぱり悲しかったです。それでもまあ、おもしろいことはおもしろいんですけどね。惜しいです。あとジャケ写を見て、ずっと長澤まさみ主演だと思っていましたが、全然違いました(笑) |
4.《ネタバレ》 単純に楽しめました。最初だけちょっと退屈な感じでしたが、途中からは映画の世界にどっぷりです。土屋アンナさんと妻夫木聡さんとの件は必要なかったかと思います。あと、あの絵本がすごくほしくなった。どこかに売ってたりするのかな? 【いっちぃ】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-10-11 23:39:38) |
《改行表示》3.私はたいへん楽しめました。大筋は事前情報のままですが、この映画は「楽しもう!」と思って観たほうが正解でしょう。前半の音入りドタバタギャグ、登場人物全員に見せ場があり、それぞれ流れを邪魔していない、中盤からの泣かせもベタだけどOK!、最後がちっと・・・だけどこの監督は下妻、松子のときも思ったが、「ここで終わっちゃえ」と思ったところで終わらず、「この後もう1ひねり」と思うと終わっちゃう。それも計算なのか?私にとって3匹目のドジョウは居たけど、次はどうなのかな?自分でハードル凄く上げてる気がする。ともあれヒットして次回作の資金を貯めてくれと思う次第です。 小池栄子の怪演にシビレタ・・・ 【カーヴ】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-09-17 11:29:56) |
《改行表示》2.《ネタバレ》 前の二作、とくに嫌われ松子ですっかりファンになってしまい、観てきました。映像も綺麗で楽しいですが、ストーリーが惜しいなぁ。って感じでした。女の子を殴るほど横暴でワガママで性格の悪いじいさんが、記憶が残らない女の子への同情だけで、優しい人にコロっと変わるのに違和感がある。わがままなじじいになってしまった背景とかがあったらまだよかったかも。じいさんちょっと怒鳴りすぎ。 泣かせようとしてる部分が多いのも気になりました。 私としては大目に見た7点という感じです。 【カルーア】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-09-15 16:21:54) |
1.笑いあり涙ありで楽しめました。これまでの作品同様色彩豊かな映像とふんだんに使われたCGは監督のこだわりが感じられて素晴らしかったです。アヤカ・ウィルソンって子はかわいくて適役でしたね。「涙の止め方」が勉強になりました。 【すたーちゃいるど】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-09-14 18:57:43) |