《改行表示》73.《ネタバレ》 ストーリー的には王道まっしぐらで、特に捻りはないです。 万人受けだと思います。人物の掘り下げがうまく出来ており、心理描写も上手く感情移入しやすいです。 最初はちょっと気持ち悪いと感じたナヴィーも たった2時間観ている内に愛らしく思えてくるのは映画のおもしろい所だと思います。 初見は映画館でした、あの時は映像美に感動したのを覚えています。 今となってはCGも驚くほどとはならず、久しぶりに鑑賞すると少し拍子抜け感はありました。 しかし、高校生時代に観た時には感じ入れなかった、 自然に感謝をする心を失った地球人に対してのメッセージみたいな物を感じました。 昔の人々は大地や食料となる生き物に対しても感謝の心を持っていたように思いますが 近代の人々はこの映画に登場した人みたいに自然に対してあまりに無関心な人がほとんどのように思います。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-05-24 03:03:17) |
72.数年前だけどこういう作品を座席の小さな画面で見てしまったことを反省。改めて見直すと3Dではなかったけど映像はお見事。中身の方はSFに名を借りた安っぽい「インディアン悪くない、悪いのは白人」みたいな映画に見えてしまうけど、興収No.1映画には敬意を表します。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-02-09 22:38:21) |
《改行表示》71. 飛ぶ、跳ぶ、走る、躍動感あふれる映画である。 3Dが先にありきか、テーマを表現するための手段としての3Dかで評価は分かれるが、後者の心意気と解釈する。めくるめくような映像美で社会性を包んだ上質のエンターテイメントと感じた。 ベトナム戦争や「ソルジャー・ブルー」の問題意識を想起させる場面もあるが、よりマクロ的な視点で、人類史上繰り返される異文化との衝突をいかに克服するか、さらには自然と人間の共生が主題として提起される。本作はパンドラをめぐるナヴィ、アバター、地球人の関係を通じてこの課題を問いかける。相互理解による共存がなければ征服と屈従しかないのが現実。終盤の、理念と矛盾するような派手なドンパチは通俗的だが、ハリウッド映画ならではの娯楽性と受け止めた。 ラストで「エイリアンは去った」の言葉が象徴するように、ナヴィ(そしてパンドラ)からみればスカイピープルこそがエイリアン。似たような印象の映画もいくつかあれど、自然と人間の共生を問うた点は鉄腕アトム「赤い猫」と通底する。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-09-25 14:06:12) |
【Memento】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-02 12:27:34) |
69.ストーリー的には驚くに値しない様な今までにどこかで読んだ様な観た様な展開だが、特筆すべきはやはりこの時点でのCG技術だろうか。新しいジャンルのエンターテイメントとして出来上がっている。『マトリックス』の時の衝撃に似ていた。あれと違うのは全編がほぼCG、ほぼアニメと言っていい所。しかしここから映画技術が進み過ぎて臨場感が薄くなっていくのかもしれないね。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-19 14:50:49) |
《改行表示》68.《ネタバレ》 IMAXの3Dで見て、やっとこの映画の映像の真の実力が分かりました。この映像はやはり革命的です。 逆に言えば、この映像の真の実力もIMAXで見なければ分からないと言う事です。 これを見たらもう他の3D作品は見れませんね。 これでストーリーが良ければ・・・・。ストーリーは全くの「ダンス・ウィズ・ウルブズ」でした。 当時のケビン・コスナーは賞賛されるべきですが、同じ物を今見せられても評価できません。 返す返すもそれだけが残念です。点数は全て映像のみの評価です。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-18 21:15:31) |
67.《ネタバレ》 驚嘆の映像美、素晴らしい世界観とイマジネーション。裏方のスタッフの方たちの力に脱帽でした。ただ中身のほうは、ちょっと期待外れでしょうか。私の周りの友人たちを始め、ネットでも高評価だったため、身構えてしまったのがよくなかったのだろうか。私が引っ掛かるのはジェイクが人間を裏切った動機。沢山の先住民を目の前で殺されたというより、五体満足で英雄的な地位を望んだように感じてしまった。(※ただし私は地上波放送のものを観たため、恐らくフルで観れていません) 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-04-17 01:27:01) |
66.《ネタバレ》 ジェームズ・キャメロンって、とことん男社会が嫌いなんだろうね。この作品も、「石油利権のためやったらイラクの子供たちが何人死のうがかまうものかー!」な、大佐を初めとする男どもの欲望をを徹底的に叩き潰す、異界の住人たちの窮鼠猫を噛むような破壊力といったら観ていてホント爽快。そして、アバターとなって彼らに手を貸す主人公の姿もオーソドックスながら、やっぱり格好良い。でも……、最後がいただけない。僕はずっとあの大佐をアバターな自分じゃなくて、足の悪い無力な自分が倒すんだろうと(そしてコンプレックスを克服し〝現実の人間〟としても強くなれるのだろうと)ずっと信じてたのに。これじゃネトゲ廃人の映画って言われても仕方ないじゃん。とはいえ、徹底的に拘りぬいた映像美はやはり映画の歴史をまた一つ塗り替えただろう革新的なもの。それだけでも素晴らしい。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-25 13:28:52) |
《改行表示》65.《ネタバレ》 完全にネイティブ・アメリカンVS西洋人みたいな構図の映画。もともとそこに住んでいた人々には自分たちの住処があり、信仰があるが、それを全く意に介さない「侵略者」がやってきて、それと戦う先住民といった感じ。実際のアメリカの歴史では圧倒的な軍事力の前に先住民はなすすべもなかったけれど、この映画では先住民が「自然の力」に助けられ勝利する。 こんな映画が作られ、アカデミー賞にノミネートされる。今のアメリカ人には、もう自分たちの祖先たちが、決して「開拓者」ではなく、「侵略者」であり「悪」であることを、もうとっくに受け入れているんだなあ、と思える映画。 さて、内容だが、まあベタな勧善懲悪ものと言っていい。ストーリーに見るべきものはない。しかし、映像の迫力でそれなりに楽しめる。 作られた異世界の惑星の生態系、そこに住む人々の文化、人間の近未来の武器や乗り物、そういったものが非常によく作りこまれていて秀逸。 クライマックスの戦いも迫力がある。ラスボス的な悪の親玉の人もいい味を出している。 ただ、どうしても先住民側に感情移入できない自分がいる。理屈では説明できないが、なぜか侵略され、蹂躙される先住民側を応援して見ることができない。そこは何とか無理やり感情移入したので楽しく見れたけれど…。地球から何光年も離れた惑星に人を送り込めるほど科学技術のある人類の兵器が、弓だの槍だののローテクな武器に割とさくっとやられるのもなんだかなあ、と思わなくもない。 アカデミー賞を獲るタイプの映画とは思えないが(実際に獲ってはいないが)、娯楽映画としてはまあ楽しめる映画。 【椎名みかん】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-03-24 22:43:54) |
64.まずこのページを見てあのおばさんがシガニーウィーバーだったことに初めて気づき、ショック。というのは置いといて、つまんないだろうな~と思って見ましたがけっこう楽しかったです。ストーリーはまあ普通でしたが、なんといっても映像がきれい。ちょっとナウシカにインスパイアされてたりもするのかしら。これは映画館で見てもよかったかも。そして私の好きなミシェルロドリゲスが相変わらずかっこいい女軍人として出ていてそれだけで満足です。あと大佐もイケメンで◎。 【CEDF】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-03-07 21:30:11) |
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《改行表示》63.《ネタバレ》 テレビで観たので大甘でも7点止まりかな。 ストーリー的に目新しさはないが、ベタで捻りのない展開は潔いといえば潔い。 映像は、大半をCGが占め、金は掛かってんだろうけど、あそこまでやるならもうアニメ作品でも良かったんじゃないか、とさえ思った。 バックスバニーの頃と比べれば、実写とCGに対する違和感の無さというか、映像美には少しばかりの感動もあるが、 自分はストーリーメインの採点なので、やはり大甘の7点というのが妥当なところ。 映画の未来を少し変えたという点は認める。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-02-26 08:26:02) |
62.なかなかの大作。でも、ストーリーに物足りなさを感じた。開拓者=悪、原住民=善という構図には食傷気味。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-02-25 17:10:52) |
《改行表示》61.この映画は映画館で見るべき映画だね。(DVDで見ておいてなんだけど・・・) ストーリーはダンス・ウイズ・ウルブスに似ているし、どこかで見かけたマシーンもあったりしたが、映像そのものを楽しむことができる。 キリスト教文化圏出身のジェームズ・キャメロンがエイワというアニミズム的な表現をしているところが不思議だなぁ。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-16 13:05:58) |
《改行表示》60.《ネタバレ》 面白かったのですが、 主人公にも シガニー・ウィーバー演じる科学者にも魅力は感じられず(企業のヒモ付きで研究していながら科学者のみ純粋と言う設定は本当に嫌だ)、観ていて人類側に肩入れしたくなります。 何より肉体的に人類より遥かに強靭なナヴィ族と言うのが可愛げが無く、ついつい「青ザルどもにギャフンと言わせてやれ」と言う気になります。 |
59.映像が非常に綺麗でしたが、内容はよくあるストーリーの映画。展開が予想出来るので、水戸黄門を見てたときの安心感を感じました。アバターのサム・ワーシントンが知り合いにすごく良く似ていて、なんだか不思議な気がしたから1点足して7点。 【カナ】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-02 23:36:35) |
58.早出しで勝っただけと評価するか、フロンティアであることを評価するか。評価の難しい映画だ。3D映画を大衆の鑑賞に堪えうる完成度で提供しスタンダードを作り上げたという歴史的な意味は非常に大きい。しかし一方で3Dで無ければまあそこそこ面白い「異星人モノ」SFファンタジー作品の一本として捉えられていただろう。ということは3D映画が今後非常にありふれたものになれば、結局そういう評価になりかねないということでもある。そこがある意味同じく社会現象になったタイタニックとも被るキャメロンらしさか。ただ歴史的事件を映像化したタイタニックとSFでは意味合いが違うという点で、点数はタイタニックと比べて落としておいた。8に限りなく近い7点。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-13 08:06:07) |
57.やはりCGが凄い。内容は色々な映画やゲームを詰め込んだだけですが。 【akila】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-02-21 21:30:49) |
56.これで勝ったと思うなよとばかりに大挙して攻めてくる様が目に浮かびます。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-30 15:12:48) |
《改行表示》55.《ネタバレ》 革新的とも言える映像が素晴らしく、ストーリーもよくあるパターンでそれなりに面白いが、後半辺りからの白人の万能っぷりと戦争大好きっぷりでだんだん冷めてくる。 最後まで観た感想は「これでいいの?」 【eureka】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-12 00:00:46) |
54.《ネタバレ》 ほかの方々も指摘されているように、アメリカ先住民(いわゆる「インディアン」)から土地を収奪する白人、それが先住民側に寝返る話は『ダンス・ウィズ・ウルブズ』、アメリカ軍が圧倒的な兵器で前近代的な国を攻撃する話は、ベトナム戦争を題材にした『地獄の黙示録』、森の生きものたちとの交流や自然の力に目覚めるところは『風の谷のナウシカ』、モビールスーツは『ガンダム』、......など、これらを足して割って、3Dにしました、という映画とみた。それでも、観る者をときに応援する気持ちにさせたり、ちょっと泣かせたりするところは、この監督の力量だ。ただ、最後に頼るものは結局、武器なんだな。 【goro】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-12-10 11:25:27) |