《改行表示》12.同監督の作品群の中であたま一つ抜けておもしろかった。 スウィングガールズの次点くらいで好き。 コメディなので現実性はまぁともかくとして、全体の話の構成がおもしろかった。 最後のほうまで目が離せないのと、最後まで安心して観られる感。 同監督の安定感はいつも通りですが、それプラス少し磨きかかってる。 良い映画です。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-05-17 07:34:28) |
11.ムラタセイサク君をはじめとする、テクノロジーの粋を結集して作られるロボット、しかしそれと同じモノないしそれ以上のモノが、ジイサンひとりいればできてしまう、という身も蓋もないオハナシ。全編にわたる、レトロ感というかダサさというか加齢臭というか、そういう雰囲気が何とも可笑しくて。不慮の事故に際して危険を察知し、見事に吉高由里子を助けたロボット“ニュー潮風”、いったいどう設計すればこんな高度なアクションを取ることのできるロボットが作れるのか、と学生たちがカンカンガクガク。要するに、ジイサンという生物がいかに高度な存在か、という訳ですね、これは。ロボットとジイサンにも意外な共通点があって、ネオジム磁石を用いれば、小型で強力なブラシレスモーターが作れる一方、ジイサンの腰痛治癒にも効果があるという事。ホンマかいな。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-02-04 23:10:59) |
《改行表示》10.みんな大好き、人が死なない映画です! 実は3/4ぐらいからテレビで見始めてその後録画で全部見なおしたのですが、この見方でむしろ面白かったかも…。 というぐらい、丁寧に作られてると思いました。 チャン・カワイ好演! 賛否分かれてますが、個人的には好きです。 ロボットx日常系日本映画が好きならオススメ。 【よこやまゆうき】さん [地上波(邦画)] 7点(2014-09-27 20:58:09) |
9.《ネタバレ》 コメディとしてはほとんど笑えませんし、木村電器の3人は保身の為に嘘を付いているので、お仕置き無しの結末はスッキリしません。ただし、ミッキー・カーチス爺さんの立場に立ってみると、なかなか沁みる物語だと思いました。老人会の出し物を見ても分かるように、爺さんはいつも脇役だったのだと思います。生まれながらにして主役になれるタイプと脇役に回らされるタイプが分かれてしまうのは、私たちが身に染みているように世の道理。年を食っても、そのルールは変わりません。年寄りの中心にいるのは、やっぱりダンディなハンサム爺さん。でも本音を言えば、脇役だってステージの真ん中でスポットライトを浴びてみたいのです。今回のお話は、そんな脇役一筋の爺さんの人生に奇跡のスポットライトが当たったファンタジーと捉えるのが正解という気がします。ですからシリアスな現実など無用なのです。3人組に吉高が加わり、詐欺師はマジシャンに進化。瓢箪から駒を出し、嘘をまことに変える準備は整った模様。でもそう上手く事が運ばないのはロボット開発も人生も一緒。ちょっとくらいのズルは、脇役人生に免じて許して頂戴な。そう思えてしまうくらい、ラストの爺さんの笑みは最高でした。個人的には、最期の仕事を終えた爺さんが、両の手の平で4つの磁石を一つにくっ付けた場面が大好きです。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-01-13 16:58:46) (良:1票) |
8.同じ監督の「ハッピーフライト」あたりと空気感は似ているけど、それよりもっとコメディテイストが抑えられていて、それが残念感につながっているように思います。明らかにナンセンスギャグの設定であるにも関わらず、わりと情緒的で淡々とした映画になっているのは明らかに間違ってる、としか…。ストーリーが進むために観ている途中の「もうちょっと面白くなるでしょ、これ」感が半端ない。ストーリーは最後まできれいにまとまっていて、ほとんど非の打ち所がないだけに、もう少しデフォルメしたエピソードを入れるなり、もっとコメディ寄りの演出をするなりすればもっと面白い作品になったんだろうになぁ、と思います。一言でまとめると「このナンセンス設定でこんなに普通に撮られてもねぇ…」 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-01-11 21:43:22) |
7.《ネタバレ》 「ウォーターボーイズ」や「スウィングガールズ」で若者の青春を描いた矢口史靖監督が、一転して老人を主人公としたコメディーを作っているのがまず面白い。老人を主人公にしていれば自然と老いや死にテーマがいきがちだが、その老人が発表直前に大破してしまった本物のロボットのいわゆる「中の人」をつとめることになり、一回限りのつもりがそのロボットが大人気になるというストーリーがいかにも矢口監督らしいところ。前作である「ハッピーフライト」では後半欲張りすぎたという印象があったが、この映画ではそういうこともとくに感じることはなかった。最初は渋々やっていた偏屈な老人がだんだんロボットの中に入ることに楽しみを感じはじめるあたりは良かったし、ロボットの姿のまま孫と写真を撮るシーンがほろっとさせられる。そこをもう少し膨らましても良かった気がするが、そうするとあまり矢口監督らしさは感じられなくなるかもしれないので(あまり湿っぽい展開は矢口監督の映画に似合わない。)やっぱりこれで良かったと思う。こういう話だと最後は周囲に秘密がばれておわりというパターンが多いと思うが、最後までばれずに終わったのは強引に感じる(普通絶対ばれるだろというシーンがちらほら。)もののこういうのもたまにはアリかなと思える。ラストシーンで再びロボットの「中の人」を依頼された老人のあの笑顔がなんとも印象的。ミッキー・カーチスが別名で主人公の老人を演じているが、やはり演技は落ち着いていて、安心して見ていられるし、木村電機の三人もいい味を出していて良かった。この映画で初めて見た吉高由里子もそれほど悪くない。少し甘いかもしれないが、楽しめたので7点を。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-02-26 13:23:38) |
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6.《ネタバレ》 面白かったです。観ていてオチの部分をどうするんだろうかと考えていましたが・・・。まさかコナン君やはじめちゃんもびっくりのトリックでくるとは・・・。まとめも素晴らしいし、吉高さんも素敵でした。 【あるまーぬ】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-02-04 03:18:29) |
《改行表示》5.《ネタバレ》 途中まで結構面白いんだが、最後の解決方法があんまり好きになれない。 バレないわけないんだが、まあコメディ映画なので。採点甘めで7点。 【虎王】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-12-14 21:08:13) |
4.クソくだらねーでもおもしれーw映画という敷居の高さを大事にした作品か、テレビのドラマやバラエティの延長の興行用作品に二分されてる感のある邦画の中で、有名芸人の芸風やアイドルに頼らない実にくだらないがオリジナリティのある設定のB級コメディってどうも最近欠けてたジャンルな気がする。いや、チャンカワイこそ出てるけど。 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-09-02 06:40:27) |
3.《ネタバレ》 見終わった感想としては、「ついていい嘘もあるんだな」と感じたことでしょうか。いや勿論、劇中の台詞にもあるように、この嘘は事件ですよ。真面目にロボット作ってる人たちに申し訳ないし、なによりこの嘘で会社が潤ってる訳だから。でもそんな大人の事情を抜きにして考えると、この嘘は許せちゃう。誰にも迷惑かかってないし、子供たちには夢を与えてるし、おじいちゃんには生き甲斐が持てたし、駄目社員3人組も一躍時の人となった。だから、最後までこの嘘がばれずにいてほしいって思っちゃうわけです。中盤、大学で講義をしたら、学生たちの専門用語に刺激を受け、3人組が本気出してロボット作りに取りかかる。あの展開は楽しかったですね。個人的には、それで本当に本物のロボットを作ってほしかったんだけど、そこまではいかない。けれど、結局ばれずに終わったってのが好感持てる。こういう話は、ばれてしまい評判がた落ちだけど心入れ替えて~みたいな流れになるのが定番だったから。ニュー潮風2がうまくいかなくてまたおじいちゃんに(しかも今度は4人で)頼み込んでるけど、待ってましたとばかりの笑顔を見せるおじいちゃんの画で終わるのは良い。でも、あくまでもじいちゃんは「繋ぎ」だよ!いつか本物のロボットでやってくれよ!彼らの未来を想像して楽しむことが出来る、そんな余韻のあるラストだった。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-08-08 22:21:12) |
《改行表示》2.《ネタバレ》 子供からお年寄りまで、幅広い層が満足できそうな良作。 とは言え、ちょっと話がチマチマしている感じはある。映画なんだからと、もっと大騒動を期待しまうんだが、取り立てて大きな事件は起こらない。予想だにしない方向に話が展開したり、気持が高揚しまくるようなハイライトも特にない。それでも退屈するようなところもなく、最後まで常にクスクスできるようになっている。 序盤の伏線をきっちりいかして、後半をきっちりしめてくれる部分も良い。良い意味で手堅い! 【すべから】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-07-22 11:58:35) |
《改行表示》1.《ネタバレ》 爺さんにロボットの衣装を着せて、本物のロボットにみせかける。現代のハイテクノロジーの時代には有り得ない「設定」故に多くの人々がロボジーの正体を見抜けない。 漫画的な発想として、このアイディアは「有り」かもしれないけど、実際の映像を見てしまうと、やっぱりこれは設定として「有り得ない」。いくらなんでも、バレるでしょう。あのロボジーの動き。訳の分からないセンサーの説明。意味のない制御用パソコン。不自然な設定ばかりが気になって、話に集中できなかった。(僕のような)理系の人間に夢を与えない、そんなのファンタジーじゃないよ。それ以外は面白かったけど。。。 【onomichi】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-05-16 00:28:28) |