5.《ネタバレ》 しょっぱなから、役所広司の「……はい?」という部分で笑った。体育座りしていたり、正座して洗濯物を畳んでいたり、とにかくかわいい。彼との交流で小栗旬が変わっていく過程も良かった。何度も見たくなる作品。この監督の映画はいつもホッとする。 【クロリン】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-03-25 13:28:42) |
4.《ネタバレ》 沖田監督の映画は、テンポがよい。会話の「間」と、ゆったりとしたテンポにはかなりこだわっているようで、それは必ずしも万人受けするわけではないけど、2時間通してバランスがよくて、僕は観ていてとても心が落ち着くんだ。 山の天気は変わりやすい。仕事中に、突然土砂降りになり、干してある洗濯物がずぶ濡れになっていたり、こういうどうでもよさそうな光景を通して、彼らの日常や生活感にスポットを当てていることもよい。 役所さん演じる木こりの岸さん、その仕事ぶりは完璧。映画はこの立派な大人たちに対して、自立できない半人前の大人たち二人、そしてその成長という構図。しかし最終的に、若い映画監督さんは「なぜ映画監督に?」状態から一人前になったし、息子さんは木こりになったし、きっと「とりあえず、始めてみろ、結果は後からついてくる」が、迷える若者たちへのメッセージなんだ。 主要な三人以外では、神戸浩さんの走り出すゾンビがツボだった。 もう一つ、岸さんと助監督 (古舘寛治) に不思議な友情関係が芽生えていくのがよかった。 →2021/2/3追記。 DVDにて再鑑賞。この展開だと、冒頭に彼が撮ったゾンビ映画の完成品を (全編ではなくても) 上映していたら、ちょっと「カ〇ラを止めるな!」に似てるかも。 【タケノコ】さん [映画館(邦画)] 7点(2014-07-02 21:50:03) |
3.どうも役所広司が苦手だ。どの映画でも同じようなキャラクターに見えるからだ。でも、この映画では意外に良かった。あまり役所広司を主張しすぎていない点だ。どこにでも居そうな木こりのおじさんを淡々と演じている。頑固おやじかと思いきや好奇心旺盛だし息子思いだし、憎めない良いキャラだった。演出も無理に感動させようとせず自然な感じで良い。固定カメラの向こうに流れるゆったりとした時間が心地良かった。また、見終わって無性に味付け海苔が食べたくなり、スーパーへ直行したのは言うまでもない。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-10-18 21:20:13) |
2.《ネタバレ》 知らないタイトルだったので、監督の名前も知らずに観てみたのですが、なかなかの当り映画でした。少しあり得ないストーリーですが、監督と、息子と名前といった細かいところの設定を始め、ゆるいようにみえて、暖かいしっかりした佳作でした。 【min】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-06-09 21:50:15) |
1.独特な間のとり方を好むかどうかで評価が分かれそうな映画。 【akila】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-01 22:56:26) |