《改行表示》21.《ネタバレ》 タイトルからはどんな映画か全く想像できなかったのですが、まさかのミッションインポッシブルみたいな路線。 最初は時系列も含め、何が起きているのか状況把握が大変。ですがわりと早い段階でストーリーの全体像が見えてきます。小難しすぎず、わかりやすい。軽い気持ちで見ても十分楽しめるエンタメムービーです。 登場人物は、悪人も含めみな個性があってキャラづくりは完璧。 実は父親の葬儀からこの計画が始まっているのだとわかってからは、もうずっとワクワク、ハラハラの繰り返しです。 冤罪系の映画ってやたら重かったり、深刻だったりするのですが、この映画はライトな感じ。冤罪を晴らすためだけにチームで動くっていうのは、ありそうでなかなかないんじゃないですか?だって自分には何のメリットもないのに、リスクを冒してまで他人の冤罪を晴らしてやろうなんて人はいないから。でも家族なら話は別。弟が目的のダイヤ以外には手を出させないのを見て、兄の冤罪を晴らすだめだけに動いているのだとわかり、『正義は我にあり』という気持ちで応援できるのが良かったです。 賛否両論あるみたいですが、父親のサプライズは個人的に最高でした。 欲を言えば、エド・ハリスがあの後どうなったのか、そこまで見せてくれたらベストでした。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-06-16 15:01:14) (良:1票) |
《改行表示》20.《ネタバレ》 実はこの映画、タイトルくらいしか知らずに偶然観たのですが、全然崖じゃないじゃん!ビルじゃん!というのがまず第一感想。 崖っぷちなのは実際の場所ではなくて本人がおかれた状況の事だと知ったのが収穫でした。 で、その崖っぷちの男のシリアス展開が本筋かと思いきや(いや本筋ではあるのですが)それは実はおとりで、その陰で「ルパン三世か!」的ありえないレベルでプロっぽい怪盗が行われているというなかなか面白い構成の映画で(まるで別の映画が2本同時進行してるような)、ラストもそれなりに爽快感があり、ストーリー的には最近のサスペンス系娯楽映画の中ではかなりよくできていたと思います。(こういう映画は、多少無理やりでもハッタリとケレン味ってやっぱ大事だと思うんです) まぁそこはいいんですが、この映画で個人的に問題だったのは、弟の彼女役の「ジェネシス・ロドリゲス」がめちゃくちゃ美人だったことです。 美人で何が悪いの?と思われるかもしれませんが、この弟というのが結構ぱっとしない男です。 そんなパッとしない弟にこんな超絶美女な彼女がいるというのはそもそもバランス的にありえません。 あるとすればもはや超常現象のレベルで、とても現実世界の出来事とは思えないのです。 そんなわけで、私はこの美女が弟の彼女だという事を理解するのにものすごく時間がかかってしまったのです。 関係を理解してからも「絶対これは何か裏があるはずだ」としか思えず、そういう意味では、私は完全にミスリードされてしまっていたのです。 ストーリーよりそっちが気になってる状況で、結論から言えば特に何もない普通の彼女なわけですが、「え、何もないの?ほんとに彼女なの?え、こんな美女が?ありえなくない??」とどうにも納得できない気分になってしまい、ストーリーの面白さも半減。 映画のキャスティングというのは大事なんだな、と教えてくれた映画でもありました。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-12-14 00:19:30) (笑:1票) |
《改行表示》19.《ネタバレ》 冤罪を晴らすため逃亡者の男がビルから飛び降りようとしている。 一方向かいのビルでは男の無罪を証明するための計画が進行していた的な話。 エンターテイメント性の高い良作で楽しめました。 【Dry-man】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-02-14 02:33:03) |
18.《ネタバレ》 下着姿程度のお色気シーンはありますが、人が死なない・過度な暴力描写もない、勧善懲悪ものとしてスカッとできるストーリー、ファミリーで安心して見られるサスペンス映画です。序盤に挿入される過去のシーンがちょっとわかりにくかったですが、全編を通して間延びするシーンなくハラハラドキドキを継続できてよかったと思いました。ちょっとご都合主義な所というか「君ら家族は何者ですか!?」という所がありましたが、面白かったです。 【なな9】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-21 20:00:25) |
《改行表示》17.「え?え?何するの?何するのーッ!?」てな感じの主人公のクライマックスでの“アクション”で、この映画のリアリティーラインは確定される。 そのライン設定は想定外ではあったが、それならそれで楽しい映画だったと言えよう。 同時期に公開された「ザ・レッジ -12時の死刑台-」という映画があり、その映画も一人の男がビルの縁に立つということから端を発するサスペンスだった。 着想は極めて類似しているが、描き出されたテイストは大いに異なっており、比較してみると結構ユニークだ。 「ザ・レッジ」は、色香に溢れた人妻役のリブ・タイラーを巡る色情濃サスペンスで、これはこれで想定外な映画世界に見応えがあった。 そして今作はというと、これまた想定外の“ケイパーもの”。繰広げられる強奪計画はフレッシュで充分な娯楽性を備えていたと思う。 勿論、手放しには褒められない粗はある。 ルパン三世ばりの綿密な強奪計画を、一介の刑事だった男が考えたというのはちょっと無理がある。 ただそこで冒頭に記したリアリティーラインが効いてくる。 こういうリアリティの映画であれば、少々無理目な強奪計画もまかり通るというもの。 強奪計画の実行犯を請け負う主人公の弟とその彼女のキャラクターも良く、それぞれが受け持つコメディ要素とセクシー要素は、この映画の娯楽性において意外な程に重要なものになり得ている。 底の浅い悪役にキャスティングされているエド・ハリスは勿体なかったが、全体的にはバランスの良いお手軽なエンターテイメントだと思う。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-21 23:57:50) (良:1票) |
《改行表示》16.《ネタバレ》 か弱き小さな個の正義が巨悪に立ち向かう。この構図の映画の場合、実話モノの場合は途中の展開も厳しく、鑑賞後も心にズシリと重いものが残る映画が多い。 一方、本作の場合にはそのような重さも無く、スリルや緊張感を持続させながらも基本的には非常にうまく話が運び、その展開もいいスピード感があります。なぜ主人公の男がこんな危険を冒しているのか真相を明らかにしていく過程も簡潔に分かりやすく挿入されています。 エド・ハリス演じる悪の親玉から証拠の品を入手し、無実が明らかになる瞬間の爽快感も格別。最後は必ず正義が勝つ!こういう分かりやすいエンターテイメントもいいものです。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-26 13:56:56) (良:1票) |
15.《ネタバレ》 期待していたよりドキドキした。野次馬の盛り上がりにはさすがアメリカと思ってしまった。テンポもよく特に深いウラがある訳でもないのが観やすい。この雰囲気なら最後までスマートに終わってほしかったのでそこが残念。お父さんも要らなかったかなぁ。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-01-10 23:12:36) |
14.《ネタバレ》 観ているときはドキドキハラハラで、観終わったあとはさわやかで、観て損のない映画だと思います。ただ突っ込みどころは満載なので、これないやろというタイプの人にはおすすめしません。爆破して侵入するわけですが、これはいくらなんでも周囲の人は気づくやろとか、死んだお父さんの写真がひらひら落ちてしまってこれ誰かが見つけてえらいことになるんじゃ…とか、弟が工具を落としたのをこれきっとあとで困ったときの武器になるんやなとか、まあ映画に無駄なシーンはないはずだからと思ってみていたらただのアクシデント。でもここまでそういうシーンを入れてるのだから、これは伏線を回収しなかったわけではなくてそういうふうにつくったのかもしれません。すっごく危険なことをやっているのになぜか緊張感のない弟と恋人のコンビがかわいかった。恋人には「目的はひとつだけだから」とダイヤに手を出させなかったのに、自分はちゃっかり婚約指輪をいただいていて、エンディングもよかった。あんな怪しいひとにダイヤ預けて大丈夫?と思って、だまされてるんじゃと思ったけどそれも納得。 【はちかつぎひめ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-11 11:50:40) |
13.《ネタバレ》 「フォーン・ブース」等に見られるワンシチュエーション・サスペンスの一種であるが、なかなかどうして良く錬られたプロットで、最後まで目が離せない佳作に仕上がっている。「なぜこの男はホテル高層部の縁に立っているのか?」観客はビルを見上げる野次馬同様、終始この疑問から離れることができない。その答えは物語中盤でだいたい分かってしまうのだが、その後もパワーダウンすることなく最後まで見せきる展開は秀逸。鍵をにぎる女性刑事はブロンド美人で青い瞳が印象的。別作戦を展開する弟と彼女は、コミックパートとセクシーパートをそれぞれきちんと受け持ち、単調な画になりがちな作品を彩っている。敵役のエド・ハリスも渋くハマっており、キャスティングも秀逸と思う。1年間用意周到に準備した作戦とはいえ、さすがに首尾よくいき過ぎの感は否めないものの、エンディングでは全ての伏線が回収され、気持ちよく見終わることができた。良作といえる。 【田吾作】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-12 13:47:46) (良:1票) |
12.伏線もわかりやすいし、展開も読みやすいのでミステリーとしては、決して良い出来とは言えないがこういうの結構好きだなぁ。ただし、人には薦められないけどね・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-26 15:36:39) |
|
11.《ネタバレ》 第一感は「達者すぎる」。敵役のヘマにかなり助けられていますが、展開がうまくいきすぎ。してやったり、とでも言いたげなラストシーン。ちょっと鼻につく。安い感じのダイハードかミッション:インポッシブルといった感じの作風は好き。というか、ルパン三世? 【なたね】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-04-27 08:25:39) |
《改行表示》10.《ネタバレ》 面白かったですよ、プリズン・ブレイクを1回で見た感想かな(笑)割と爽快です。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-09 14:54:43) |
9.もう少し悪者を悪どく描いても良かったような?悪役を憎らしく思える前に終わっちゃいました。映画は楽しめますよ。 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-07 18:16:09) |
8.《ネタバレ》 娯楽作品として純粋に楽しめました。御都合主義な点が気になる人はダメかもしれないけど、ハリウッド的なエンターテイメントに、ご都合もある程度は必要かなと。単に宝石を盗み出す泥棒なのではなくて、自分の潔白を証明するために宝石を盗み出すというその展開が良いですね。勧善懲悪がはっきりしていて、心置きなくニックを応援出来る。そしてその兄を救う為に、弟とその恋人が力を合わせる。その兄弟愛もまた良い。チャラ系お姉ちゃんの色気も見どころの一つです(笑)。本当に高層ビルから撮影しているように見えるので、どうやって撮ってるのかな~と思って特典映像見たら、ビルのセットと合成でやってたのですね。違和感のないナチュラルな映像に仕上がってました。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-02-14 23:54:00) (良:2票) |
7.さらっと見れて気軽に、それなりにハラハラできて楽しい作品。テレビでやると盛り上がりそうな感じ。サム・ワーシントンの顔を覚えられる気がしない。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-04 15:44:00) |
6.《ネタバレ》 別作品のかげに隠れて、ノーマークでした。やっぱり、みなさんかかれたとおり「ザ・リッジ」か?「フォーン・ブース」かと、思わせてこちらに目を引きつけつつ、裏でスパイものさながらの強盗。それに、過去の因縁やもろもろ、ちょっと自分には詰め込みすぎで、いろいろと突っ込みたい部分が多い脚本になってますが、まあ楽しめるのでそれはそれでOKですよね。大作でないけど、結構良かったと思います。 【min】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-01 20:21:28) |
5.そこそこ結構豪華なキャストだったり。全然知識なく、初デートで相手の人が見たいと言うので一緒に見たんだけど、実はそこそこ映画好きな私のために、ちゃんと調べてそこそこ面白い映画っていうことでこれを選んでくれていたのでした(笑)。可もなく不可もなく、でもちゃんと見られる映画でした。 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-10 22:44:45) |
《改行表示》4.《ネタバレ》 普通の現代人をサム・ワーシントンが演じるのを初めて観た。それでもわりと早い段階でいつもの「いぇ~っ!!」という独特の叫びが出てきたので、やっぱりサム・ワーシントンだなぁと思った。 どうでもいい話から入ってしまったが、鑑賞中はとても楽しめた。突如ニューヨークの摩天楼に脱獄囚が現れるという斬新でミステリアスな切り口だが、ふたを開けてみれば堅実な造りの金庫破り映画ではないか。濡れ衣と復讐、難攻不落の金庫、奇想天外な方法で盗まれるありえない大きさのダイヤなど、何度も使われてきた映画要素のマンネリ感を、奇抜な導入方法を用いることで上手く緩和している。この辺りのバランスはさすがだ。キャラクターについても、オッチョコチョイでお調子者の弟や、お色気担当の女の子、いい所を持っていくモブキャラまでもしっかりキャラ立ちしており、適材適所の配役で、違和感なくまとまっている。 脚本についてはリアリティ面に関して所々「こんなんで大丈夫なの?」と思うところもあったが、まぁ個人的にはギリギリ許容範囲内か。ネゴシエーターと話しつつ、共犯者に指示を送るシーンなどは、理に適った緊張感を出せる場面なので、もっとスリリングに見せて欲しかった。観客も思わず舌を巻く程のやり取りを期待したが、あまり深く描写されずにもったいなく感じた。しかし、この映画の見せ場というか、出発点というかよくわからないが「飛ぶの?飛ばないの?」って所は、とても映画らしく盛り上げて回収され、なかなか爽快な後味だった。深みはあまりないが、妙に難しくしたりせずに娯楽作品に徹したところが良く、純粋に楽しいという感想を持った。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-13 22:05:08) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 突っ込みどころは多々ありますが、まぁ良いかと思わせるのは、地味ながらも仕事のできる役者揃いで徐々に謎が明らかになる緊迫感のある作品になっているからかな。終盤は微妙でしたが、演出と展開の上手さや、粋なセリフややり取りもあり、こりゃ拾いモンだったなと思わせます。原題は飛び降り自殺者を指して使われる警察用語だそうですが、色々と深読みしたくなる放題の方が合っている気がします。しかしエド・ハリス、腹黒いキャラの似合うことったらないですな。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-10 21:46:35) |
2.《ネタバレ》 面白かった~♪こういう映画を「掛け値無しの快作」って呼びたいですね。何の思想も哲学もないけれど、観客へのサービス満点の良く出来たエンターテイメント。私もシチュエーション的に思い出したのは「フォーン・ブース」。しかもこちらは「高所」という超スリリングなおまけつき。あとから考えると、あれやこれや色々疑問符がフツフツ浮かんできたりしますが、観てる間中はそんなことは微塵も感じさせず、タイトル通り「ホテルの崖っぷちに立つ一人の男」という、一点の画を中心に強引に押しまくる。観客にいらん疑問を差し挟ませない、スピーディーな展開がグッド。一体、どこからどこまでが彼の作戦想定内の出来事だったでしょう?交渉人のブロンドヒロインが崖っぷちに出てくるところまで、想定範囲内だったんでしょうか?彼女があの行動を取ったことで、突入部隊が出てくるまでの時間をかなり稼げてたような気がするんですが。黒髪ラテン系ヒロインのキャッツアイばり観客サービスとしか思えない、必然性のないセクシー衣装にも大いに笑かせて頂きました。この映画、考えてみたらセリフの中での死体は出てくるものの、画面上に出てくる登場人物、誰一人死なせてないんですよね、まずそこが好印象。ラストの「あんた、そうだったかんかいっ!」っていうオチ、爽快感が半端ない後味の良さも含め一点加算。ブロンド交渉人&黒髪キャッツアイヒロインお二人タイプの異なる美女が、それぞれに魅力的なのも映画がより面白くなった一因。一番気になったのは、あんな長時間にわたる「生理的欲求」は一体どうしたんだろうかってこと。あれが高所恐怖症且つチキンな俺なら、確実に数ミリリットル以上はパンツにお漏ら(以下自粛)。あ、だから彼は極力染みが目立たないようなズボン穿いてたのか・・・ナルホド(←絶対違うし)それにしてもあの一家の手口って・・・、どう考えても全員素人じゃないよな(笑) 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-07-09 01:13:48) (良:2票) |