ミッドナイト・バスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ミッドナイト・バス

[ミッドナイトバス]
2017年上映時間:157分
平均点:6.67 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-01-27)
ドラマ小説の映画化
新規登録(2017-12-31)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2018-01-11)【イニシャルK】さん
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監督竹下昌男
キャスト原田泰造(男優)高宮利一
山本未來(女優)加賀美雪
小西真奈美(女優)古井志穂
遠藤雄弥(男優)大島雅也
渡辺真起子(女優)大島恵美子
遠山俊也(男優)大島達也
マギー(男優)(男優)佐藤孝弘
葵わかな(女優)高宮彩菜
長塚京三(男優)山辺敬三
脚本加藤正人
音楽川井郁子
撮影丸池納
製作竹下昌男
編集奥原好幸
録音白取貢
あらすじ
池袋~新潟間の夜行バスを運転する高宮利一(原田泰造)は、離婚歴あり。息子と娘は共に成人し、それぞれ別々に暮らしていた。利一には東京で料理屋を営む恋人・志穂(小西真奈美)がいる。ある日のこと、利一が運転する夜行便に別れた元妻・美雪(山本未来)が乗り込んでくる。元夫婦久々の再会を契機に郷里・新潟の地で再び集う家族。止まっていた家族の針が再び動き出す・・・。新潟日報創業140周年記念作品。
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3.《ネタバレ》 雪がちらつき、旅情を感じさせる新潟の風景に、利一という不器用男の人生路線。なんとなくですが、かつての降旗監督と高倉健コンビ作を彷彿させる味わいがありました。 しかし、本作を平成の「現代劇」としてハッキリと認識させてくれるのが、登場人物たちの中では唯一今風で明らかにまわりとは色合いが違う娘さん (葵わかな) の存在で、そのコスプレとか、大人たちにはっぱをかけるその姿とか、彼女の一挙一動が映画をがぜん面白くさせているように思えました。 そして、多くの方が言われているように、これは長い、、とても長い映画でした。 しかし、この157分という長いストーリーの中で最も重要な場面はどこか? と言われるなら、私は利一が志穂に別れを告げる場面ではないかと思えます。一見、彼女に対して冷たい仕打ちのようにも見えます。でも、「長い目で見ればいいことだ」という言葉から察するに、美雪との関係をしっかりと清算してから、また志穂の元に戻りたい、という彼なりのケジメ (覚悟) だったようにも思うのです。しかし、その真意はうまく伝わらなかったように見えるし、こういう不器用さ、優柔不断さがいかにも彼らしいと思う。 思えば、この映画は、利一 (としかず) と書いて「りいち」と読むことにこだわりました。また、白鳥 (しらとり) は「はくちょう」でもよい、とも。それなら私は、優柔不断と書いて「優しさ」ということにしておくよ。 人生を長く生きていけば、家族、女性、、その人間関係も広がっていく。だから、気遣いのできる人、彼のように人に優しい人ほど生きていくのは苦しいのかもしれません。 最後に見た家族写真には別れの予感が漂います。やがて離散し、扇の要も時代とともに変わっていくけど、それでも不器用に愛し合う人や家族を描いた良作だと思います。
タケノコさん [DVD(邦画)] 7点(2021-06-01 12:46:06)(良:1票)
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2.《ネタバレ》 原田泰造の雰囲気もあり、全体的に重くなくいい映画でした。 ただ、ちょっと長い。無駄なシーンをカットして2時間に抑えてくれればよかったんですが。 古井志穂が再就職したレストランは、新潟市のワイナリーの直営店と他の方が書かれているので、 そうか、最後にバスで男泣きしたのは志穂が仕事を捨てて、新潟で待っていてくれたからだったのか。と納得したのですが、 原作のラストを読んでみると、古井志穂が再就職したレストランは、京都のワイナリーの直営店。 ガクッ! じゃあ、やっぱり利一の身勝手な振る舞いじゃないかと、なんだか感動が薄れました。
シネマファン55号さん [インターネット(邦画)] 7点(2020-01-30 16:19:08)(良:1票)
《改行表示》
1.《ネタバレ》 まずは一言言わせていただきたい。なげ~よ おい。 就寝前に軽く見れるものをと思って見始めたんですがねぇ これがなかなか終わらない終わらない 終わってみれば、計157分とはまあ、恐れいってしまったですがね 参ったよ。お陰さまにて翌日寝不足で。  だがしかし、家族間においての重厚な難題ををテーマに長過ぎるよというクレームも却下されてしまうほどにチャンチャンとほとんど全ての問題を解決し、綺麗に終えれた事は評価いたします。利一という自分と同年代の男の生き方、なかなか感心させられるものであった事も確かです。元嫁も含めての家族の守り方、素敵であったと思います。  だがしかし、ここから先は遠慮しないよ(覚悟しとけよ 利一!)  あんたひといぞ 利一。 あのフリ方はひどいぞ  あれでは志穂さん かわいそ過ぎだって。  まさかあの時間帯からしてあんなひどい瞬間見せつけられるとは思いもしなかったからひいた ドンびきしまくりですがね 長きに渡る男女の交友関係をあんな少なからずの言葉であんな形であっさり去ってゆくとは。  考えてもみれば、利一は毎度仕事で行った先の東京で  彼女のおかげで衣食住、それプラス、酒・性欲。 彼女のおかげで10年間きっと何不自由なく満たされていたハズだ。(それはお互い様だろとは言えない 絶対に女が損。そこに食費やら酒代やら生活援助のお金を彼女に渡していたのなら話は別になるのだが そんな感じにはみれなかった。なのにある日急にお別れだ ここにはもう来ないだとか 一体何様のつもりなんだよ というか、彼女の事を一体何だと思っていたんだ 40手前になった彼女の事をどうしてくれんだとココは声を大にしてドヤシつけてやりたい バカヤローめが!利一め 泰造め)   それに大体がだね、新潟の山奥の実家に来てくれた彼女を(一度目は息子とバッティング、二度目は元嫁とバッティング)例え、突然の予期せぬ事態であったとはいえ、そんな精神状態の怪しくなった彼女をだね、せめて、駅やバス停まで見送る事も無く まさか一人ですごすごと帰らせてしまった利一の神経 あそこでかなり疑ってしまいましたよ まさかそれはないだろと。  そして《ネタバレごめん⇒ 》あのラスト、ドラマ的には綺麗に決めたつもりでしょうが、自分はあれにもひいた。 なぜなら、彼女はすでに部屋を変え、職場を変えて、きっと次の出会いに向かって始動していたハズだ。 今さら彼女の元にひょっこり現れどうする 彼女が今度こそと 良い人見つけるチャンスを妨害するつもりなのか   はたまた その逆で、もしかしたら そこにはもう彼女に惚れて彼女に近づこうとする真摯な男がいるかもしれない。そんな男達からしたら、利一は単なる面倒な厄介者にすぎない 言葉悪く言ってしまえば害虫だ。 それに仮に彼女とよりを戻せたとしてもですね きっと前ほど上手くは続かないでしょ なぜなら利一は深夜営業の一運転手、彼女は自営を辞めて格式有りそうなレストランに(きっと)雇われ、自由な時間は(きっと)そうはない。そう考えると、もうお互いに時間を合わせる事はかなり難しいでしょ。 そう考えると、最後に利一が取った行動、良かれ悪かれ かなり後味悪いものに映った。 まあ、あれがすぐにでも籍を入れよう世帯を共にしようというプロポーズの前触れであるとしたなら それはそれで良い事なんですがね  さてと どうなんでしょうね  個人的には小西真奈美さんが久々見れたこと 嬉しく思います。  そこで最後に もひとつ⇒ 自分だって、なげ~よ おい。
3737さん [DVD(邦画)] 7点(2018-11-18 12:44:02)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 6.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5116.67%
6116.67%
7350.00%
8116.67%
900.00%
1000.00%

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