《改行表示》33.《ネタバレ》 白黒でも、赤い牡丹の花がキレイに見えたような気がした。 最後の決闘での血の色も赤い気がする。 【チェブ大王】さん [地上波(邦画)] 7点(2019-05-05 17:06:12) |
32.《ネタバレ》 前作の用心棒の方が面白い。本作は、少しヒューマニズムが強く、個人的には減点。ただ、ラストの決闘シーンの血しぶき描写は、初見時は唖然。 【にけ】さん [映画館(邦画)] 7点(2018-12-21 10:22:02) |
《改行表示》31.桑畑三十郎から椿三十郎へ。 続編の位置づけではあるが別物と考えて良い。 三十郎の強さがクローズアップし、なんの義理があってそこまで若侍達を体を張って助けるのか。 抜身の刀である一方、頭のキレとお人よしを兼ね揃えるくたびれた侍に魅力あり。 モノクロであっても椿の美しさはこの映画を象徴するようだった。 |
30.9人の若侍や大目付一派の間抜けぶりが許せるくらい、椿の花の合図やラストの決闘シーンにインパクトがあった。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-07-01 20:30:44) |
《改行表示》29.『用心棒』と同じ映画をもう一本は作れない、ということなのかも知れませんが・・・「桑畑」の方が何を考えているのやら、愉快犯めいたところがあったのに比べ、「椿」はどうもやたらと何でもしゃべりたがる。そりゃま、持ち前の不愛想なそぶりは相変わらずだし、また今回も何らの見返りを求めてはいないのだけれど、これだけペラペラしゃべってしまうと、あまりにも大っぴらな「照れ隠し」で、およそ隠せるものも隠せない。というより、恩着せがましくすら見えてしまう。 とかいうことは、もうこの映画ではどうでもいいことなのかも知れませぬ。学級会のような9人の侍。およそ個性らしいものがなくって、2,3人で充分、いやそれこそ1人だって物語は成立するかのも知れないけれど、あえて9人も並べてみせる。一挙手一投足が9倍に誇張され、すっとぼけた味わいも9倍。確かにこれじゃ隠密行動も隠密に見えず、可笑しくもあれば、ハラハラさせられもします。そしてその対照として、三船敏郎の颯爽とした姿もまたひと際輝くというもの。 冒頭、迫りくる追手と、その中に飛び込んでいく主人公、このシーンからして、もうカッコよくてカッコよくて。 気迫みなぎる殺陣と、なんとも可笑しいのんびりしたユーモア。前作はやたら殺伐としておりましたが、ここではまた一味違う魅力を味わうことができます。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-05-20 16:23:11) |
《改行表示》28.《ネタバレ》 ご都合主義的な展開だが、1時間半の程よい尺でテンポよく観られる。 子供の頃観た記憶では、三十郎がとにかく怖かった。久方ぶりに再見すると、腕っぷしに加えて可笑しみを醸す武士像がなかなか良い。豪快さと繊細さが相まって魅力的な人物像となった。三十郎と浮世離れした城代夫人の対比も面白く、夫人が干し草に寝転ぶシーンや三十郎が四つん這いで夫人を背中に乗せるシーンなど、音楽や城代家老のセリフを含めほのかなユーモアが全編に漂う。“穏やかに”の精神を貫く夫人役・入江たか子は好演。 要所に出てくる椿の花は効果的。特に赤い椿と白い椿の合図は機転が利いた展開。ウグイスがさえずる中で白い椿の花が落下・・・大目付らの策謀失敗とともに半兵衛の死を暗示している。 三十郎と半兵衛、結局二人は鞘に収まらない刀であり似た者同士。両者の決闘は必然的で、無駄のない短時間決着は見ごたえがある。現実はあれほどの血しぶきにならないだろうが。 捕らわれた四人を救出した後、わざと縛られた三十郎の説明を半兵衛があっさり信用するとはお人好し。また、最後に吐く半兵衛のセリフ「貴様みたいにひどい奴はない・・・」もちょっと弱気で味気ない。好敵手としてもっと厳しい態度・強気の言葉が欲しいところ。 【風小僧】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-04-30 16:02:57) |
27.《ネタバレ》 堅っ苦しくなくとても観やすい時代劇といった感じですかね。三船敏郎演じる椿三十郎(仮名w)もどこかコミカルでざっくばらんとしたキャラクターが楽しい雰囲気。あんまり黒澤監督の映画っぽくない気がしなくもないけども、なかなかのものであったかと思いますハイ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-09-21 09:42:39) |
26.《ネタバレ》 序盤辺りの「しゃべりすぎ」なシナリオに関してはどうかなあと思います。城代の状態も、菊井の企ても、今陥っている状況も、次にクリアすべき課題も、全てセリフによって補われていくから、具体的なビジョンが見えにくいんですね。三十郎が「俺は城代の顔も菊井の顔も知らねえが」みたいなことを言ってましたが、さすがに視聴者にすらも知らせないというのは、少々困りました。会話だけで話を整理していかなければならないのは、たとえ話がシンプルでも少々骨が折れます。しかしそれでも、「魅力的でそそられる主人公を映そう!」という試みは、全編通して見事にはまっておりました。頼れるんだか頼れないんだか、信用できるんだかできないんだかよく分からないミステリアスな雰囲気と言動。しかし、機転を利かせてピンチを回避する頭の回転と、多勢を相手にできる剣の腕前を兼ね備えたやっぱり頼れる男。その名も椿三十郎。ま、偽名ですけどね。「金魚のうんこみたいに繋がって来られちゃ始末が悪い」とユーモアセンスも完備。そんな椿三十郎の魅力に引っ張られてか、話の面白さも話が進むに連れみるみる調子を上げてきます。敵に椿を流させるプロットから悪漢御用の流れはまさに痛快の一言。ライバル・室戸半兵衛の気圧されるような眼力もこの作品に欠かせない魅力のひとつです。というわけで、やっぱりこれは面白い映画だったのでした。 |
《改行表示》25.《ネタバレ》 椿三十郎のキャラがよく、かっこいい。 椿の合図で敵を騙すのもシャレている。 敵方の捕虜のとぼけた味は、コミカルで楽しい。 リアルタイムで観ていたら、もっと衝撃的だったかもしれない。 でも、今だと娯楽性のある映画は他にもいっぱいあるので、ありがたみは減っているか。 ラストは、西部劇の早撃ちガンマンの決闘のようでシビれる。 血の噴き出し方が変だったのは、ご愛嬌か。 誰でも楽しめる作品だと思うが、深みは感じなかった。 期待があまりにも大きすぎたようだ。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-12-25 00:15:43) |
24.用心棒の事実上の続編だがダシール・ハメットの影響もある独特な手法のギャング映画要素のあった用心棒と比較すると、もっと単純な昭和のヒーローモノの装いのあるチャンバラ活劇となっている。独自の男の美学こそ受け継がれているが、ストーリーも演出もちょっとポップすぎるかな。 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-04-24 00:46:17) |
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《改行表示》23.「七人の侍」より、さらに娯楽性の増したエンタメ作品。 その分ストーリーの甘さも目立つのだが、主人公の三船のキャラを始め、 全体的にコメディータッチなので気にはならない。無駄なシーンを極力カットし、 面白さのエッセンスだけを凝縮したような作りになっているので、 時代劇が苦手な人でも大丈夫かと。演出のほうも芸が細かい。椿の花のシーンもいいが、 ラストの見せ所ではいい意味で期待を裏切られた。万人向けの娯楽作品。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-09-27 19:40:54) |
22.用心棒と一緒にみてないようがちょっと混ざったような。。。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-07 10:46:03) |
21.面白いけど、物語が都合よく進むのでちょっとうんざりした。 【doctor T】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2010-11-10 23:24:47) |
20.「用心棒」にすごく感激したので、期待しすぎだったが、これはこれで良かった。でも世俗にもまれ、裏の裏まで知り尽くした野武士と、藩務めのお坊ちゃん侍の組み合わせが良かった。いつの間にか、全くの赤の他人の三十郎に意見を求めようとするところや、金魚のフンみたいにゾロゾロついてくるところなど笑ってしまう。あの奥方がなかなかの人物であるのも面白い。「用心棒」の桑畑三十郎をもう一回、映画に使いたかったのでしょう。内容的に「続・用心棒」ってわけには行かないから、こんなタイトルになったんじゃないでしょうか? 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-26 18:25:46) |
19.用心棒ともによく出来ている。練られた脚本にカメラワーク、ディテールどれをとっても素晴しい。用心棒のほうが泥臭い感じがして好きなので、こちらは用心棒-1点とする。 【円軌道の幅】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-09-26 17:34:06) |
【マー君】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-24 14:28:28) |
17.《ネタバレ》 初めて観たときは最後の決闘場面にものすごい衝撃を受けた。今見ると血の吹き出し方に思わず笑うけど(全身頚動脈かよ)、それでもやはり名場面であることに変わりない。知恵比べを主としたプロットといいひょうきんなキャラクターといい、娯楽作として一つのスタンダード足り得るものと思う。まだ若い田中邦衛が『北の国から』では絶対ありえない台詞ばかりいっているのも、ちょっと面白かった。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-19 00:58:38) |
16.《ネタバレ》 皆さんの評価が高いのですが、個人的には7点でごめんなさい。悪くはないけど、三十郎が「スーパー」過ぎる。知恵者過ぎる。コミカルでテンポが良く、最後にあの名場面。間が良かったです。 【プライベートTT】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-11-23 22:10:09) |
【なますて】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-10-28 16:45:05) |
《改行表示》14.用心棒よりは面白かった。単純なんだけれども、軽快で展開が楽しく飽きずに見れた。どこか間の抜けた登場人物たちがよかった。 【思込百遍】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-28 22:24:34) |