双生児のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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双生児

[ソウセイジ]
GEMINI
1999年上映時間:84分
平均点:6.81 / 10(Review 42人) (点数分布表示)
公開開始日(1999-09-15)
サスペンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2021-01-16)【イニシャルK】さん
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監督塚本晋也
キャスト本木雅弘(男優)大徳寺雪雄/捨吉
りょう(女優)大徳寺リン
藤村志保(女優)大徳寺美津枝
筒井康隆(男優)大徳寺茂文
もたいまさこ(女優)シゲ
石橋蓮司(男優)乞食僧侶
麿赤児(男優)角兵衛
竹中直人(男優)富豪
浅野忠信(男優)若者
田口トモロヲ(男優)患者
村上淳(男優)患者
内田春菊(女優)患者
今福将雄(男優)貧民窟の老人
大方斐紗子(女優)滝江
広岡由里子(女優)俊子
金守珍(男優)刑事
原作江戸川乱歩「双生児~ある死刑囚が教誨師にうちあけた話~」
脚本塚本晋也
音楽石川忠
撮影塚本晋也(撮影監督)
製作中沢敏明
海獣シアター(製作協力)
企画中沢敏明
配給東宝
特殊メイク織田尚
美術佐々木尚
種田陽平(美術プロデュース)
衣装北村道子
ヘアメイク柘植伊佐夫(ヘア・メイク監督)
編集塚本晋也
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8.《ネタバレ》 眉毛なしの登場人物だらけ。 塚本晋也による美術と撮影の抜かりの無さが乱歩の不気味でアングラな世界観と絶妙にマッチ。 邦画によく見られる、悪い意味での過剰演出が本作ではプラスに働き、どこかポップな趣がある。  あのラスト、貧民街に診察に行く雪雄は本当に"雪雄"なんだろうか… 人格を乗っ取られたようで最後まで安心できない雰囲気が良い。
Cinecdockeさん [DVD(邦画)] 7点(2023-07-29 19:58:00)
7.なかなかの豪華キャストで、美術も衣装から小道具、ロケ地までこだわりを感じ、隙がない。にもかかわらず、できあがった映像はやっぱり鉄男やヒルコの延長線上である。この監督の映画は、それなりにお金をかけても、結局ちょっとグロいドタバタ劇に仕上がるようである。まあ、そこが監督の作家性であり、魅力でもある。セリフが聞き取りづらく、話の細かいところがよく分からないが、それでもこの独特の世界は観る価値あり。一歩間違えれば傑作になったかも、という匂いが漂っている。
54dayoさん [インターネット(吹替)] 7点(2021-10-21 07:24:50)
6.《ネタバレ》 今まで見てきた塚本晋也作品の中では一番良かったと思います。もともと、江戸川乱歩の世界って僕の好みではありましたが、この作品は乱歩の世界と、塚本ワールドが巧い事融合して独特のものになっていると思います。この世界では、全員眉毛がないわけですが、人体の中で眉毛というただ一つの要素がないだけでこうも異世界になるのかと驚き。裕福層の人たちの地味できっちりした服と、貧民窟の極彩色な服との対比。なんともいえない独特な付随音楽も印象的です。そしてなんといっても、本木雅弘の演技ですよね。井戸に落ちた雪雄を罵る捨吉。全く立場の違う二人ですが、捨吉の首を絞める雪雄はもはや入れ替わっちゃったような感じですよね。こんな毒々しく荒々しいもっくんは他では見れないです。りょうの演技もなかなかよかったですね。この人は、なぜか眉毛ないほうが素の顔に見える(笑)。
あろえりーなさん [DVD(邦画)] 7点(2012-04-10 01:51:04)(良:1票)
5.原作からは「双子の成り代わり」というシチュエーションだけを借りただけの全くのオリジナルストーリーなんだけど、正直、原作よりも面白い。しかも乱歩小説の映画化の際にこぞって描こうとする乱歩的世界観を、いくら原作から逸脱しているとは言え、はなから作り出そうとしていないってところが素晴らしい。塚本晋也はメジャー作品であろうが、監督・脚本・撮影・編集をこなすことで思い通りの作品に仕上げてゆく。貧民窟に住む者たちのド派手な衣装もまた監督のアイディアなのだろうか。色彩豊かな衣装が良い意味での荒唐無稽さを出している。「成り代わり」から発するサスペンスを軸にしながら、復讐と愛憎のドラマは見事に純愛へと昇華する。84分か。テンポがいいなあとは思ったけど、凄い。
R&Aさん [DVD(邦画)] 7点(2009-07-31 16:52:40)(良:1票)
4.塚本晋也監督作品。最初はホラーだと思って観たのだが、意外にもヒューマンな映画だった。「江戸川乱歩」原作の小説を、映画化した作品なのだが、江戸川乱歩が大好きなので、かなりツボにハマった。だけど、冒頭のウジ虫が這う映像は、勘弁。ほんの2,3秒の映像だけどね。
にじばぶさん [DVD(邦画)] 7点(2007-09-04 09:36:29)
3.暗黒舞踏の雰囲気をヒシヒシと感じはしましたが、江戸川乱歩の世界観と塚本晋也のイメージが見事に融合して、それが嫌味にならず、パワフルで独特な作品に昇華してたと思います(たぶん乱歩の方が塚本監督を受け止めたんだと思う)。何とも形容し難いBGM(効果音?)も雰囲気を盛り上げてました。役者も良かった。いつもの無機的な演技に加えて、キレたモックンも中々だったし、そして何よりりょうが良い。この役は彼女以外に考えられない。眉毛の無い顔がこれだけ似合う女優は他にいないでしょう(ま、眉毛があっても怖い顔ではありますが…)。そういうことで、7点献上。
sayzinさん [地上波(字幕)] 7点(2005-06-05 00:06:52)(良:1票)
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2.《ネタバレ》 面白かったです。今まで日本映画バカにしていました。 世界観というか雰囲気というか、映画全体に流れている独特な感じが妙に綺麗で怖かったです。井戸に落とされるシーンで「りん か?」って言った瞬間いきなりワッ!と来たときは、かなりビビッた。ケツが1センチ浮きました(笑)。来るぞ来るぞ~って思わせといて、ワッ!とビックリさせられるのも怖いけど、ああいう驚かせ方もいいですね。 もっくんも良かったけど、それ以上にりょうの演技がとても魅力的で印象に残りました。※
もっつぁれらさん 7点(2004-09-09 18:15:45)(良:1票)
1.塚本監督もメジャーになるとパワーがおとる点は否めないが、やはり良い出来の映画と思う。眉毛のない日本人、町や家の雰囲気、色使いなど、世界に通用する日本が描かれていると感じた。乱歩らしい気味悪さにちょっとエスプリが効いた感じが良し。
ぼぎーさん 7点(2004-07-24 14:38:51)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 42人
平均点数 6.81点
000.00%
100.00%
212.38%
324.76%
424.76%
524.76%
61228.57%
7819.05%
8614.29%
9614.29%
1037.14%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 4.75点 Review4人
4 音楽評価 7.25点 Review4人
5 感泣評価 2.50点 Review2人
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