14.《ネタバレ》 面白い。二日続けて観たくらい(笑)
けど突っ込み所満載。
だから逆にある意味で面白い作品です。
いつものように字幕で観ていたら、
ロシア語を喋るロシア軍のシーンで下に英語右に英語の字幕。
うんこれはこの種類の洋画にしてはよく出来ていると感心したのもつかの間、
すぐに全員英語に切り替わりました・・
ひんぱんにそういうシーンがあり気になってて、
しかもロシア人役のコネリー氏が「ほうロシア語が話せるのか?」と、
ボールドウィーンに言う場面ではおかしかった。
その逆で「英語が話せるのか」というくだりもありましたし。
そして後半のそれぞれの勘違いがまるで「1941」を観てるようなおかしさで、
この映画は真剣に観るとちょっとだけれど違う見方なら結構面白いと・・
観終わったあと日本語音声にして観てみるとこれまたおかしい。
アレック・ボールドウィンは実は好きかもしれない。
トラボルタにも見えるし井上順にまで見えてしまうんだけれど、
私はこういう眉毛と目の垂れた完璧ではない愛想のいい二枚目は好き。
この役がおかしすぎてまるでコメディなのです。
彼はいったい・・??
CIAなんですがそんなのあり~??
何で小説書いてるの。
何で素人なのに潜水艦運転できるの?
何でブルース・ウィルスのような素人冒険やってるの?
しかも全然CIAに見えないところもおかしくていい。
法廷ものとかが似合いそうだよ(爆)
で、S・コネリーと趣味が合うから意気投合って・・
このふたりは結局釣りがしたかったんだ・・そう受けてしまったのでした。
まあコメディ抜きに真面目に考えたらば、
コネリーはまるで「海底二万マイル」のネモ船長なんですよね。
共産圏の皮肉も入っている面白い作品なのですが、
普通このてのシュミレーション仮想戦闘映画は、
アメリカから描いた作品が多いんです。
ところがこれはロシア側からで、
しかも珍しい悪役のコネリーというギャップが面白い。
娯楽シュミレーションと割り切って楽しめると思います。
続編も気に入ったので観る予定・・