44.これは完全に脚本の勝利だな。演劇と恋愛を絡めて行っての最後の入れ替わりは見事だった。あと、ジュディ・デンチ扮する女王の存在感は流石で、諸々の事案の捌きっぷりも気持ち良い。 【noji】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-07 12:59:25) |
《改行表示》43.シェイクスピアが書いた戯曲を映画にしたわけでなく、シェイクスピア自身を主人公にして映画に登場させ、自らの恋と自らの物語をダブらせたのがおもしろい。役者が卑しい存在であり、かつ女性が芝居に出演できないという時代背景があり、その中でウイットのきいた表現、風刺もまたよい。 アカデミー賞に関してはこれほどたくさんの部門の賞に輝く映画かどうかは疑問もあるが・・・。脇役陣も豪華でよくそろっている。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-06-22 22:46:01) |
42.《ネタバレ》 上っ面なフィクション性が終始付き纏ってた。と言うと批判的に聞こえるかも知れないけど、そうではないです。この映画自体が、作品内で演じられている劇と同じように、どこかフワフワとしている。例を挙げると、ヴァイオラが男装していても周りが誰も気付かなかったり、ベタな展開でヴァイオラのカツラが取れたり、エリザベス女王がひっそりと劇を見に来ていても最後まで誰も気付かなかったりと、普通に考えると滑稽とも捉えられるシーンをちょいちょい入れている。そうすることで、フィクション性がアピールされている。そのアピールがあるお陰で、「この映画という作品」と「ロミオとジュリエットという作品」この2作品が、縦ではなく横に同列で並んでいるような、ある種リンクしている感覚というのが生じる。巧妙だと思います。そして、シェイクスピアは終始目が血走っていて気合入りまくり。勿論、作り手はシェイクスピアというキャラクターに対し愛情を注いでいると思うので、作り手の人達もシェイクスピア同様、この映画を作ることに対しても気合が入っていたんだろうな~と窺い知れます。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-01 23:35:54) |
《改行表示》41.《ネタバレ》 ロミオとジュリエット、十二夜とも読んだことがあったので、とてもおもしろかった。 シェイクスピアとヴァイオラの奔放な恋を十分に楽しめました。 一緒に見た妻は、当時の風俗や人物関係が分からなくてとまどった様子。 作者自身とその作品ができるまでの(こんなことがもしかしたらあったかもねという)物語。 シェイクスピアの作品や、彼の簡単な生涯を知っているほうが楽しめる。 【かずろう】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-03-29 00:50:51) |
40.シェイクスピアの創作裏話を軽快なラブコメディに仕立てたアイディアは素晴らしいし、普通に楽しめる娯楽作品なんだろうけれど、アカデミーとるような作品とは思えず…。本作の熱い温度についていけた人にはハマるのだろうが。 【poppo】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-17 07:28:40) |
《改行表示》39.《ネタバレ》 「ロミオとジュリエット」の映画を2本観た後で観賞したので、前回観賞時に比べてかなり物語を把握できました。誰もが知る名作の誕生秘話が上品な雰囲気の中で語られていました。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-30 23:18:32) |
38.シェイクスピアの詩の世界が好きな人はうっとりしてしまうのかも。ヴァイオラ嬢のように。好きな人はつまりシェイクスピアを知っている人であり、何だか教養がありそう。そう考えるとアカデミー賞7部門受賞も納得か。かく言う私はもちろんシェイクスピアのシェ~の字も知りませぬ(イヤミは知ってるんですが)。ロミオとジュリエットとてこの作品で見て「あー、こんな話だったっけ」という体たらくですわ。でも、デモ!私この世界観は嫌いじゃありません。スト-リーは、虚構(シェイクスピアが作り出すおとぎ話)と現実(彼とヴァイオラの関係)がリンクし、ラストは心中でもしちゃうんか?とまで思わせるほどの悲劇で切なく(実在の人物なんでそりゃ無理ですが)、そうかと思えば、住む世界の違う方々のおかしいくらいの華やかさと、悲劇なのにもかかわらず時折顔を出すコメディ(喜劇)のパーツ。これは当時の人たちの大真面目でありながらも現代人の目から見るとちょっと滑稽に感じてしまうギャップのようなものか。 グィネスは中世の姫にぴったりの容姿で文句ない。男装してもホレた女を見紛うか!?とツッコミこそするが、そこを否定しますとお話が成り立たなくなってしまいますので、そういう類の矛盾は寛大に見過ごすよう心がけております。 【ちゃか】さん [地上波(字幕)] 7点(2006-07-26 19:38:40) |
37.エンターテイメントとして面白いし、結構難しいこと考えないで見れる映画だが、アカデミー賞を総なめにするほど質が良いかと言うとかなり疑問。ロミオとジュリエットとシェイクスピアの恋愛をマッチアップさせた脚本は中盤までは見事だと思ったけれども、終盤の都合の良すぎる展開はかなり安っぽいので、質が低下してしまった感じがする。作品賞を受賞した作品ではあるけれども、後世に残る品位はこの映画には無いと思う。個人的にはこの年の作品賞はライフイズビューティフルだったような気がした。まぁ明らかに賞取りにはしったプライベートライアンよりは素直に見れるので、こっちのほうがいいような気もするが、、、。 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-16 19:32:33) |
36.ジュディ・ディンチ、あの一瞬だけで助演なんてすごいなぁ~ 【キャラメルりんご】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-04 15:55:32) |
35.女王が出てきて一件落着にまとめる定番さが好き。 【コジコジ3】さん 7点(2004-06-24 08:15:21) |
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34.楽しかったけど、男2人で映画館に観に行き、失敗したと思った。あ、ホモじゃないですよ(笑) 【ゲソ】さん 7点(2004-06-02 23:13:03) |
33.《ネタバレ》 グウィネスパルトロウの演技がすごいと思った。ベンアフレックもイイ味だしてたし、なかなか楽しめました。 【もりまりも】さん 7点(2004-05-20 23:32:53) |
32.恥ずかしながら、わたくしシェイクスピアの戯曲をなーーーんにも知らなかったので(あ、ロミオとジュリエットだけは辛うじて知っていた)、けっこう長い間、手が伸びなかったんです。きっとシェイクスピア知らないと面白くないんだろうなぁって思っていたの。でも、もう理由は忘れちゃったけれど、なんでか借りてみることになって……す、すると面白いじゃない! シェイクスピア役の男性なんて、神経質そうで私の好みじゃなかったけれど、でも文章書きの雰囲気出ていたし、ベン・アフレックのマヌケっぽさもはまっていた。グゥイネスのちょび髭にも笑わせてもらったし、お付きのばあやが、ドアの前で揺り椅子をギーコギーコ鳴らしているのもクスリと笑った。エリザベス女王は、ちょろっとしか出てこなかったけれど貫禄あったし、そう、みんながイキイキとしていたんですよねぇ。観る前は古めかしい話なのかと思っていただけに、人間みのある登場人物たちの魅力にビックリしてしまいました。きっと、シェイクスピアの作品に詳しい人が観ると、もっと奥の深い楽しみ方ができるのでしょうが(そう、だから私の見方は甘ちゃんだとも思うけれど)、それでもとっても楽しく観られて、ちょっとお得な感じがした一本でした。“Show must go on!!”的な映画って、やっぱり面白いですね。7点!って点数をつけたところで、ふと再び考えてみた。そういえばこの作品って敬遠していたハズなのに、一度観るとはまってDVDを購入したんだっけなぁ。遊びに来た友人に見せたりしていたりもしていたので、もしかして私、この映画が大好きなのかもしれない。あんまり意識はしなかったけれど。やっぱ8点かなぁ〜ってことで、8点献上。 【元みかん】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-05-05 06:01:19) |
31.シアワセ少女が、カクテルかワインでも飲み「このドキドキはお酒のせい?ジョセフ様のせい?」とか言いながら感情移入し、純粋に夢見るのにふさわしい映画。あまり恋愛ものに興味がない私も、娯楽として引き込まれてしまった。ありがちなハッピーエンドにならなかった(のはいいけど脈絡薄い画に疑問をもちつつも)ラストに高得点をあげたい。 【●えすかるご●】さん 7点(2004-03-04 02:01:12) |
30.歴史物の大作。面白いですね。本物のシェークスピアもああゆう激しい恋をしたのでしょうか。脚本を書くのに苦悩したのでしょうか。 【りょう】さん 7点(2004-02-09 21:07:32) |
29.時代ものラブ・コメディー。西側諸国のインテイリジェンスのステイタスである”シェイクスピア”が”恋におちた”だから、題名を聞く時点でそそられずにはいられない!この点、実においしいコンセプトだよね。イギリスの平井賢がグウィネスといちゃつく姿は純粋に綺麗。美男美女が愛の冒険をして、世間の風習に従って別れるという意外や、愛の力の限界を感じる物語(と言ってみる)。観終わった後はイギリスの昔の美しい町並みや衣装を見れたことでうっとりいい気分。インテリジェンスに関しては、含まれていたのかもしれないが、英文学に学が無いからよーわからん。しかし、公開頃のこの英国の平井賢、グウィネス、ケイト、ヘザー、金髪色白同じタイプの美女とばかりラブシーン。いやー、うらやましいねぇ、色男!しかし、全て女を幸せにしていない役ばかりでもあるよね。ふむ。 【夢の中】さん 7点(2004-02-02 01:48:46) |
28. アカデミー賞ということで期待してみたが軽く裏切られた気がした。たしかにいい作品であるがもっと他にいい作品があったと思うんだが。話の進め方は確かにうまかったです。 【kure】さん 7点(2004-01-08 20:41:06) |
27.《ネタバレ》 特に何も新しい発見や感動はないが、普通に面白い娯楽作品ではある。テンポも良く、コスプレならではの目に楽しめる衣装やセット、豪華なキャストとコミカルな台詞運び、グウィネス・パルトロゥの不潔な個性が際立つ一篇。当代きっての間男俳優ジョセフ・ファインズがここでも淫らな裸体を惜しげもなく披露してくれ、非常に楽しめる作品だと思うが、重ねて言うが特に感動はない。ウィノナ・ライダーにオファーされていた役をグウィネスがもぎ取ったと聞いているが、男装の演劇マニアを演じるにはウィノナの方が個性が合っていたように思う。未完の恋を描かれるとどうしても感動したような錯覚に陥りがちだが、実は豪華なコスチュームに彩られた平べったい娯楽恋愛映画。でも楽しいのでこんなものでしょうという感じ。 【anemone】さん 7点(2003-11-29 12:17:30) |
26.シェークスピア好きが作ったエセ伝記といった趣きで、どの場面にも「こんな夢の映画を撮れて幸せだ」といった喜びが満ちあふれていて、観ていて一緒に幸福感を味わえる。俺はシェークスピアをあまり好きではないが、それでも随所に偉大な作家への愛を感じられた。できれば、前半の作家としての苦悩をもっと深く描いてほしかった。 【恭人】さん 7点(2003-11-26 10:44:07) |
25.映画自体は面白かった。しかし私だけかも知れないが、シェイクスピア役の人がどうしても平井堅に見えてしまい何をやっても平井堅の顔が脳裏をよぎる。それと、ヒロイン役の人が男装してる時はマイケル富岡に見えてしまい、いつもそんな調子でよそごとばかりを考えてしまった。個人的にヒロイン役の女優さんにあまり魅力を感じなかったのでオスカーを獲ったことに驚いた。 【べんちゃんず】さん 7点(2003-10-28 01:59:12) (笑:2票) |