《改行表示》28.《ネタバレ》 タラちゃんのパム・グリア―愛が迸る、こだわりの一作。 大金をせしめるテクニックは複数回観た方が理解が深まるのでお勧め。 キーマンを演じるロバート・フォスターが終始渋くて良い。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-04-01 15:57:00) |
《改行表示》27.《ネタバレ》 役者さんのそれぞれの持ち味がいかんなく発揮された配役。 かつかつ歩くジャッキー・ブラウン。それだけで画になる。 シナリオも見事だし、やっぱりタラちゃんはすごいなと再認識いたしました。 かかってる音楽がどれも格好いいし、シーンが変わるとそのBGMをスパッと切るのがまた引き締まっていいよね。 パッケージからAcross110th Streetに至るまで70年代テイスト。 タラちゃんが見て育った作品たちへのオマージュなんだろうね。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-02-22 23:07:15) |
《改行表示》26.《ネタバレ》 久しぶりの鑑賞です。 公開当時、劇場で見て、音楽がカッコ良くてサウンドトラックすぐに買いました。 忘れてましたが、ロバート・デニーロがこんなチョイ役で出てたんですね。 まるきりいいとこのない役で、よく引き受けたなと思いました。 こんなダメ男役、やってみたかったんでしょうか。 ストーリーは単純だけど面白いし、やっぱり音楽が良いし、今見てもパム・グリアが凄く綺麗です。 【nanapino】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-02-11 22:24:20) |
25.《ネタバレ》 名優ロバート・デニーロをあんなにもあっけなく殺せるのはタランティーノだけでしょう(笑) 【ありんこ】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-05-09 00:00:38) |
24.《ネタバレ》 タランティーノ作品においてダントツで影の薄い作品ですが、彼の才能やクセがよく現れ、キャリアの分岐点となっている作品だと思います。とにかく長いこの映画。パルプ・フィクションも同じ155分でしたが、あちらは4つのエピソードを組み合わせているのに対し、こちらはワンエピソードで長尺を引っ張っており、本来B級の素材で2時間半は長すぎるように思います。しかしこれが絶対的な欠点でもないのが難しいところで、ムダに上映時間が長いのではなく、登場人物を丁寧に描いた結果がこの長さとなっています。タラのキャラ描写は独特で、ただテレビを見たり、ヤクをやってボーっとしているだけという「何も起こっていない」様子を映すことで、彼らの特徴を示します。そのため話は常に進んではおらず、完璧に止まっていることもあります。こうした、話全体にとっては何の意味もない描写により登場人物は特有の存在感を放っており、例えば同時期に製作されたアウト・オブ・サイトと比較すると、こちらの方がずっと印象に残るし、映画自体も楽しいものとなっています。問題は、タラが観客の生理に合わせた映画を作ろうという意思を持っていないことでしょうか。好きなキャラクター、好きな音楽、好きな場面をコラージュし、自分流の映画を作ることについては完璧。また、タラは変わった映画を作る監督として認識されていますが、ショッピングモールで紙袋をすり替えるシーンなどは、銃撃や追っかけが起きているわけでもなくただ紙袋をすり替えるだけなのに、ハンパではない緊張感に包まれており、正攻法の演出の才能もズバ抜けたものであることがわかります。しかし一本の映画としてのトータルのバランスはあまり意識していないようで、ショッピングモールで映画のテンションが最高潮に達した後に30分もダラダラと映画を続けてしまったことは失敗でした。一方でレザボア・ドッグス、パルプ・フィクションと初期作品はバランスのとれた娯楽作となっていることから、タラは娯楽ができない人ではなく、やろうと思えばできるけど、自分の描きたいものを優先して全体のバランスを犠牲にしてしまう人なのだと考えられます。本作以降はさらに好きなものに突っ走り、当初評価されていた抜群の構成力まで捨てつつあります。才能あるクリエイターが迎合しすぎず好きなことをやるのは良いのですが、最初の2本だけが傑作という状況はもったいないように思います。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-06-11 17:25:38) (良:4票) |
23.《ネタバレ》 主人公を演じるパム・グリアーの、開き直った安っぽさに痛快味があり、でも実質上の主役はロバート・フォスターでしょうな。しがない中年男の味。サミュエル・L・ジャクソンが悪い人、イキがってる馬鹿だが、それだけに危険というところ。周囲の人間みんなが馬鹿にしているのに気づかない。デ・ニーロはあっさり殺される効果として適役。マイケル・キートンは、ま誰でもいい役。ヒーロー、ヒロインともに“しがなさ”を生きてる共通項があって、そこに互いに惹かれていく。ドラマが動き出すのは中盤からで、なにやら裏切りいうか、騙し合いの匂いが立ち込めてきてワクワクさせる。一番の見どころは試着室の場、三者の経過を繰り返して見せる。キューブリックもやってたけど、照らし合わせの妙味、主観と客観の交錯、映画ならではの面白味でした。ジャッキーの好きという曲をカーステレオで聴く中年マックスがいじらしい。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-02-17 12:12:00) (良:1票) |
22.タランティーノにしては落ち着いた作りでした。まあそれでも脚本はしっかりと練られているので二時間半と長い上映時間も気には成りませんでした。ただ折角ロバート・デニーロを起用したのだからもう少し見せ場のある役にして欲しかったです。 【民朗】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-02-07 11:05:19) |
21.パム・グリアーの魅力が一杯でしたが、長いですね。。メラニーの元恋人・ヒロシが気になったりして。 【山椒の実】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-01-05 23:10:36) |
20.タランティーノ作品の中ではかなり好きな方に入る一本.何よりも選曲が最高.ロバート・フォスター演じる探偵のたたずまいもいい味わい(時々、ショッピングセンターを歩きながら、役になりきったりしてます..アホ>自分).中だるみか?という部分はありますが、本作に限らずタラ作品ではしばしばある事.最後まで通しで評価すると、情感豊かな佳品と思います. 【えぴおう】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-11-21 22:21:23) |
《改行表示》19.オープニングタイトルが出る時の雰囲気が良い。 そして音楽の使い方がうまい! 登場人物達がそれぞれ異なるBGMを流しながら車を運転する入れ替わりシーン。 これがとても良かった。 話自体はやや分かりづらく、入り込みづらさがあった。 しかし、いつ誰が殺されるかまったく予想のつかない展開は楽しむことができた。 タランティーノ作品の中でみれば並といえるのではないだろうか。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-08-27 21:42:21) |
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《改行表示》18.レザボア、パルプと観てきてこれを観るとやはりいささか肩透かしを食らう。予備知識入れてから観たためそこまで楽しめなかったわけじゃないけど。 ジャッキー・ブラウンというキャラが好きになれなかった。てかその前に・・観る前ジャッキーのことをずっと男だと思っていた俺が駄目だったわけで。老けた・・じゃなくて・・・スチュワーデス姿の女性がジャッキーと知った時は「あれ?」みたいな感じだったわけで。サミュエル・L・ジャクソンとロバート・デ・ニーロは良かった。ロバート・デ・ニーロなんかは会う度に全然違う役を見事に演じている・・・いや本当に凄いな。役者に+1点。それとボビー・ウーマックの「ACROSS 110TH STREET」等音楽がやっぱり良い。タランティーノは何でこんなに音楽を使うのが上手いのだろう。 多分もう1度観たら評価あがるでしょう。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-18 23:53:19) |
17.《ネタバレ》 長いですよねぇ2時間半。ネタは面白いのにもったいない。1度なら見ても損は無いと思います。最後にかけての殺し連発笑いとサミュエル・Lジャクソンでギリギリこの点数。ちょっとおまけし過ぎたかな~。 【お好み焼きは広島風】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-30 23:45:00) |
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《改行表示》15.この映画のファッション、町並み、肌、ミュージックとかがCOOL!! 結局、アメリカが好きなだけなのかも・・・ 【カフェ俺!】さん 7点(2004-08-20 21:58:04) |
14.タラちゃんはパム・グリアーを使いたくてしょうがなかったんだろうと思う。念願叶ってウッハウハな感じが滲み出ていて良い。その偏愛は好き。タラテイストは今作でも発揮されているし、センスも良い。ただちょっとそれまでの作品からするとトーンダウンした感はどうしても否めない。別に悪くはない。でも過去の作品があまりにも凄過ぎた為、高い税金がかかりました。相対的評価が厳しくなってしまう。タランティーノはもっと面白い映画が撮れるはずだ、と過度な期待を背負ってしまう因果な人。 【ひのと】さん 7点(2004-01-29 19:55:39) |
《改行表示》13.映像と音楽の渇いた感じが、ぞくぞくした♪ ジャッキー・ブラウンはかっこよく、ダサい。 ロバート・デ・ニーロは、あんな役なんだ・・あの冴えない役を淡々と冴えないまま演じるのはそれはそれですごい。 【青犬】さん 7点(2004-01-05 05:43:44) |
12.タランティーノ作品の中では少し退屈な作品ですが、音楽は相変わらずカッコイイです!タランティーノが初めて原作付き映画の監督をしたということで、楽しみにしていましたが、結局オリジナル作品の方が楽しめるような気がしました。ただ、ラスト20分のスピーディーな演出は“おー!来たぞ~!”と感じました。この作品の原作「ラム・パンチ」の著者であるエルモア・レナードの犯罪小説では「アウト・オブ・サイト」「ゲット・ショーティー」などが映画化されています! 【ソダちゃん】さん 7点(2003-12-10 18:40:15) |
11.ジャッキー・ブラウンの狡猾さが怖かった!ジャッキーが「私が怖い?」と言ってるセリフがありましたが、素直に怖いです。(笑) 【無雲】さん 7点(2003-12-01 01:25:19) |
10.タランティーノがレナードの原作ものをそつなく仕上げた作品。初めから最後まで無駄をすくなめに撮られており、楽しめる。パム・グリアもはまっている。しかし、タランティーノファンはそんなもの求めていない。もっとアグレッシブに! もっと無駄な会話を! タランティーノへの思い入れの度合いが評価に影響する作品。俺はそれほど思い入れがないためか、7点はあげられる。 【恭人】さん 7点(2003-11-28 18:03:47) |
9.タランティーノの「ラム・パンチ」。大胆な脚色はあったものの70年代のクライムムービー(というよりクライムTVドラマ?)の雰囲気はよかった。思いをすぐにぶつけたり、激しく求めあったりしない中年の恋愛を、デニーロ扮するサカリのついたバカのsexをはじめ、殺伐とした空気がもり上げる。「110番街交差点」でパムグリアを登場させ、最後の別れのシーンで本人に口ずさませる演出もよかった。キャスティングの妙にもうなった。ただ、タランティーノ色とレナード色が相殺していた感は強い。 【ウメキチ】さん 7点(2003-11-08 12:28:24) |