41.《ネタバレ》 大人のための良質なファンタジーであり、ラブロマンスだと思う。 大富豪と死神の奇妙なやり取りを通じて、いつしか立場を超越した (男と男の) 友情が芽生えていく、、といった展開はいかにもマーティン・ブレストらしいですが、本作は、「二人の関係を不審に思う関係者たちをどう納得させるのか?」という、この興味をちらつかせることによって客をうまく惹きつけているところがある。そこは見事に、「国税庁の調査員だ」という、全く予想だにしなかったジョーの一言に一瞬啞然とするとともに、うまいオチだな、と。(それにしても、この場面のアンソニー・ホプキンスの演技は絶品だ) その伏線でもある、それは死と税金のように避けられないもの、これは忘れ難い言葉でした。死と税金ともう一つ、この映画は、人は生きていく上で、「孤独」も避けられないもの、というテーマも併せ持っています。金も名誉も手に入れたビルにとって、若さと美貌を兼ね備えたジョーは、彼自身の叶わぬ願望を投影したようでもあり、同じく孤独という意味で二人は表裏一体なのかもしれません。 いつものことながら、アンソニー・ホプキンスは、大富豪や高潔な人物の役がよく似合う。本作でも、その重厚な存在感で魅せてくれます。 かたや、ブラッド・ピットはそのビジュアルで魅せてくれた。彼のキャリアでは「ファイト・クラブ」の頃が完璧な容姿であったと思うけど、本作もほとんど同時期だから、まさに悪魔的な、ちょっと形容し難い美しさがありました。 クレア・フォーラニもキレイ。彼女も完璧な美しさだと思う。でも、主演の二人に比べたらどうしても存在感で勝てない。なぜなら、彼女には強烈な「個性」がないから。 思えばこの映画の見せ方って、俳優「本人」を大事にした撮り方をされていますね。その分、クローズアップが多くなり全体的に冗長なのが難点でもあるけど。 また、本筋に関係ない部分では、ビルとジョーとドリューによるスーツの着こなしがカットの度に楽しみで、彼らのスーツとネクタイのセンス、そしてネクタイの結び方、、三者三様でそれぞれにこだわりがあり素敵でした。 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 7点(2021-10-12 18:37:33) |
《改行表示》40.《ネタバレ》 当時旬の役者が勢ぞろいした、バブル臭がプンプンする贅沢な作品。 上映時間が長い事は鑑賞前から知っていたので、複数回に分けて観るつもりがキスシーンの美しさにやられて結局通しで観てしまった。 本作鑑賞までは「タイタニック」(超有名な船の穂先でのあのシーン)が映画に於けるNo.1のキスシーンだったが、 本作が文句なしの現時点No.1。(因みにNo.3は「エドTV」です、はい) 脚本に粗は多いが大人のファンタジーとして観れば全て許される程度。 いや、それにしてもこの頃のブラピの佇まいは神懸っていて、男でも惚れちゃいそう。 とても美しいスクリーン映えするシーンが多く、劇場の大スクリーンで観なかった事を後悔している。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-05-16 12:59:40) |
39.非常に清々しい良い映画ですね。愛にあふれています。 【アフロ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-12 02:13:27) |
38.《ネタバレ》 ブラッドピットがあまり好きじゃないのですが、この作品は泣けるというか、非常に綺麗な作品で。始まってすぐの車のシーンや、プールでアイスは印象的。それにも増して花火のシーンまでの間の娘と父親がとっても詩情的で良い映画。 【成田とうこ】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-03-18 23:44:38) |
37.《ネタバレ》 確かに3時間は長いなぁ が、しかし、観終わってゆっくり考えてみるとなかなか内容のあるいい映画であったと思います。 まずはブラッド・ピッド 各役柄をしっかり「分けて」演技していたのは評価できますね 確かにちょっとバカっぽい(失礼)ですが、計算されたものとすればなかなかスゴイ アンソニー・ホプキンス いうまでもなく名優ですね 死を迎える、というか受け入れる父親の生きざまを見事演じていました クレア・フォーラニ いや~綺麗ですね~~ 「カミナリ」に打たれたあとの、あの輝いた瞳に魅了されない男はいないんじゃないかと思わせるものがありますね 静かで地味な内容ではありますが、印象深いシーンが多く=最初のカフェを出てお互いが振り返るシーンはいいですね(ただ、そのあとの衝突シーンはかーなーりビックリ!)ブラピはじめ各俳優の役回りのバランスがよく、独特の間…無言の場面が多い…に理解ができればかなりいい映画だと思いマス 【Kaname】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-06-10 21:51:19) |
36.これはもうブラピのカッコよさとクレア・フォーラニの可愛さが全て!まあアンソニー・ホプキンスの演技は素晴らしいけど、2人の魅力が無ければ成り立ちません。印象的なシーン多し。 【noji】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-14 16:42:31) |
35.《ネタバレ》 コレ見たら女性陣はブラピファンになるでしょうね。死神がここまで無知で純真なのか?とは思いますが純粋無垢で少年のようなあの笑顔をみたらイチコロでしょう。徐々に人間社会を知ってからは凛々しくなってくるし、最初と最後は好青年だしプラピの色んな面が見られて好きな人にはたまらないでしょうな。色男は絵になるから羨ましいですねぇ。 脇役もピタリとはまっていてホプキンスは際立って存在感があったな。音楽含めとてもロマンティックで雰囲気も良い。「死と税金」の前振りなど面白かった。最後にくっ付くのはどうかと思いましたが、人生についてや愛する人のために出来る事など色々と深いので悪くないです。 【ロカホリ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-21 22:49:49) |
34.《ネタバレ》 役柄上、いつものような過剰さのないブラッド・ピットも悪くなかったが、この映画はなにより、アンソニー・ホプキンスのものだと思った。仕事も、家族も、すべてをやり尽くしたという満足感をもって死に臨む、そういう姿に嘘臭さを感じさせないホプキンスの演技が素晴らしい。だからこそ、ホプキンス演じるウィリアムが語る言葉に説得力があるし、それに魅かれてやってくる死神という突拍子もないストーリーですら、真実味を帯びている。若干長すぎる感がしなくもないが、時間分、深い感動を与えてくれる佳作。俺も充分やりきったと思って死ねるように、がんばって生きよう。 【ぽん太】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-04-30 13:14:51) |
33.《ネタバレ》 かっこいいブラピが車に衝突されるシーンから一気に引き込まれました。でもいかんせん長い。ブラピと恋愛映画が好きな人意外はうんざりかも。 【黒めがね】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-07 22:44:38) |
32.《ネタバレ》 ちょっと長いけど死神のブラピがカッコよかったです。あとクレア・フォラーニはラブシーンでポーッとしてたけど、これは演技じゃなくガチ?って感じでニヤニヤ見てしまいました。あとホプキンスがさすがの貫禄でこの映画を締めていましたね。何度も観返す映画ではないですが、ドラマとしては中々面白かったと思います。最初の事故に遭うシーンはぶつかり方がリアルで心臓止まるかと思いましたよ! |
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【ビリー・ジョー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-08 15:30:16) |
《改行表示》30.ブラッドピットのファンであるオレからして見れば素晴らしい映画だった。 静かな映画で感情移入できたオレのコンディションが良かったのかもしれん。3時間?があっという間に過ぎていった。 【lllだりlll】さん [地上波(字幕)] 7点(2005-09-29 14:48:45) |
29.愛を探すのが生きるって事 死神も生きたって事ですね。 【東京ロッキー】さん 7点(2005-02-08 17:04:08) |
28.パーティーでの長女と父親とのやりとり、長女の夫と死神とのやりとりが印象的でした。親子愛、夫婦愛、恋愛などいろいろな「愛」があったけど、親子愛に一番ジーンときました。 【ジョナサン★】さん 7点(2004-10-03 20:21:20) |
27.《ネタバレ》 3時間は正直長かったですが、「生」とは何か?「死」とは何か?そして「愛」とは何か?をじっくりと考えさせてくれる映画でした。登場人物の描写がとても丁寧で、その時その時でそれぞれのキャラクターが何を思い、考えているのかがとても分かりやすかったです。きっと監督がこの映画で描きたいものをきちんと俳優も理解していたんでしょう。俳優達も自分たちの演技力を最大限に活かし切れたんじゃないかと思います。スクリーン上の役者たちはとても輝いていました。個人的に一番好きなシーンはウィリアムの65歳の誕生日にウィリアムの長女アリソンが「お父さんの娘に対する好みは構わない。ただあなたは私のお父さんであることには変わりが無い」みたいなことを言うシーンです。長女のアリソンは父親のためを思って65歳の誕生日を盛大にしようと躍起になっていました。しかしそれは本当に父親が望んでいるものとは違います。それでも娘の精一杯の気持ちを優しく受け入れるウィリアムの姿はとても感動的で思わず涙してしまいました。映画のラストには賛否両論ありましょうが、穏やかな気持ちになれる映画です。 |
26.ブラピがきれいだなぁ。血まみれ泥まみれでなくてもかっこいいのか。知らなかった。3時間はぜんぜん長く感じさせない。しかし…作品のほとんどが死神さんだっただけに、あのラストシーンにはなんともがっかり…。 【揺香】さん 7点(2004-08-01 16:31:36) |
25.ブラッド・ピットが全盛期のカッコ良さで出演した唯一、貴重な作品だと思います。そして相手役のクレア・フォラーニもまた完璧に美しい。役者買いの作品としてベスト!! 【axion】さん 7点(2004-07-01 03:19:04) |
24.《ネタバレ》 ブラピ…かっちょええなぁ、タキシードをキリリと着こなす姿が超かっこいい。そんで、笑顔がチャーミングでむっちゃかわいい。うわわー、死神に魅入られるのもわかるよ、わかる。どうせ乗り移るなら外見がいいほうがいいもんね。……えっ?違う話だって?ごめんごめん、あまりにもブラピがかっこよかったものだから(ウフフ)。しかもね、この映画は、愛が溢れている。ただ…男女の愛、親子の愛、そして人間愛…そんな愛についてのエトセトラをヒロインのみが分かっていないのが残念なところ。死神ですら、愛とはなんぞやを最後には学習したというのに…。結局、父に愛され、死神に愛されたヒロインは、愛されることに慣れていて自分から愛を与えることが何なのかということがわかっていないところにジレンマを感じました。せっかくお嬢様でありながら医者として自立して働き、いろんな人と接しているのに、どうして鈍感なのか…。もしかしたら、愛情たっぷりに育てられたゆえの鈍感さ、人を思いやる気持ちの疎さっていうものが表されているのかもしれません。逆に彼女のお姉さんに目がいってしまいます。大好きな父親に喜んでもらいたいけれど、何をすればいいかわからなくて盛大な誕生パーティをプロデュースすることで、なんとか「お父さん大好きよ」というメッセージを送る。涙ながらに「妹の贔屓はしょうがないわ、だけど私のこともちょっとは見て」(正確なセリフは忘れた)と言う彼女の切実さ。そしてそんな彼女を包み込む旦那さんの愛情。彼は死神に教えます、愛とは何かを。「相手の欠点をも含めていとおしいと感じる」そう、この言葉に心打たれるのです。死神とお父さん、二人で橋を渡っていくシーン。彼岸へと旅立つ、それが華やかな花火に見送られる。すごく、いい終わり方だったのに…死神が去って、コーヒーショップでの好青年ブラピが戻ってきたとき、ヒロインは人が違うコトに気付かない…これでガックリきてしまいました。もうちょっと何かを感じとって欲しかったのです。だって、あんなに死神は彼女を大切にしていたんですよ。そして彼女も死神が好きだったんだはず。これじゃあ、ブラピの超かっこいい外見に惚れたっていうだけやんか!! ま、私も女性だから、ブラピがそこにいたら、そのまんま何も考えず、外見だけにぽーーーって惚れちゃうかもしれないけれどね。ユアン王子とレッドフォードの次に、ブラピが好きです。 【元みかん】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-06-06 01:37:19) |
23.結構好きです.3時間もそれほど長く感じませんでした.ブラピがストレートに王子様役を演じている映画って意外と少ないのでは.クレア・フォラーニも綺麗でした. 【マー君】さん 7点(2004-06-05 00:22:20) |
22.いきなりのあの展開には驚かされたが、事情が飲み込めてからは素直にラブロマンスを楽しめた。でも、やっぱりあのラストには納得いかない。結局、顔がすべてなのか??? 【もとや】さん 7点(2004-03-09 19:27:02) |