1.《ネタバレ》 誰が何といおうと面白い。SFホラーの名作です。
シャイニングみたいなオープニングで始まり、
美しい大地と自然と平穏な日常を描きます。
落ち着いた描写です。
それが徐々に崩壊してゆくところが面白いです。
小さな村を舞台にしたホラーはスティーブンキングみたいで良い。
ローカルな雰囲気がアコースティックな音楽とあってます。
序盤の生物災害風な感じも良いです。
徐々にSF風になっていきますが。
スプラッタは少ないですが残酷さやエグさはあります。
バーベキューの場面は何度もリピート再生するかも。
哀愁を帯びたシュールな雰囲気が堪りません。
メランコリックな美しさもあります。
墓で酒びたりするメラニーは美しいです。
霧の立ち込めた崖にたたずむバーバラは哀しくも美しいです。
そんなゴシックロマンも漂わせながら、
未知のSF恐怖は展開されます。
子供たちがシュールです。
リーダーの少女がリスみたいで可愛いです。
瞳の色が綺麗でした。
エイリアンの標本がちょっと面白いです。
この映画は子供たちが怖い映画です。
子供によって苦悩する大人たちの姿があります。深刻です。
最初は「なんだか愛に溢れた村なんだなぁ」なんて思っていましたが、
それは子供がいなかったからです。
子供が生まれてからは夫婦の愛の場面なんてほぼ無く、
あるのは孤独と不安と、それから子供との距離感だけだった気がします。
5回は観ましたが、面白いです。睡魔なんて無く退屈もせずにぶっ通しで観ました。
オカルトに詳しい恩師はこの作品を名作だと言ってました。
昔に親友だった知人はこの映画を普通に面白いといってました。
僕の知人に面白いって人が二人もいてます。
ゴシックとSFの融合したユニークなサスペンスです。