3.《ネタバレ》 この映画、封切り時81年。当時付き合ってた女の子と見た映画です。
大学生だったけど、彼女が寅さん好きで、彼女推薦で見た映画です。
が、
俺が松坂さんの色っぽさ、可愛さにノックアウトされてしまい、映画見てからの喫茶店で雄弁に語って、彼女に嫌われたのを覚えています。
やきもち焼かれて、その代償にちょっと高いアクセサリーを買わされましたね。
舞台となった石切神社、法善寺、弟さんの会社は西九条の西側あたり。よく知っている場所が出てきて、大阪人にとってはうれしい限り。
松鶴師匠の役回りが今一ですが、それはそれで。いいでしょ。
京都の伊根が舞台の、「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」と共に、寅さんの映画ではこの関西編2本が、私のお気に入りです。
寅さんのやせ我慢が可愛いし、意気地の無さが、寅さんぽくていいんです。
でも、そこで、そこだ寅さん! と何回見ても応援してしまう映画。
こんなに楽しませてくれるのは他にない。
渥美さんの力量と、山田監督の力やね。
寅さん映画としてもMyベストですし、松坂慶子さんのMyベストでもあります。
寅さん、今度は西宮神社に来てヨ。そう思う映画です。