1.《ネタバレ》 どんな家庭でも包み隠したい事はあるし、きれい事を並べて生きていくのは至極容易だ。長く生きていれば、それなりに背負わされる出来事も多い。片目を閉じて生活して行ければ皆幸せだろうよ。でもね、やっぱり長男が選ぶ女は最高で、次男は長男の彼女はつまみ食いしたくはないけど、してみたいわけ。長女はやっぱり地雷を担いで生きていて、その背中を見て育った次女は要領が良い。地雷は素直な女にだけ設置出来、踏むのは初老ババァと、その夫だ。昔女だったはずの姑は、若さとキャリアに嫉妬し、小姑の扱いはなれていて指図するように、一番可愛い長男の下の世話なんてさせて溜まるモンですか!!とばかりにイジメが広がり陰でヒソヒソ。実に陰湿。自分の息子達がエロでつまんない事はメー一杯解っちゃいるが止められないからx'masだろうと春なんだ。さかりがついているのか?アメリカはやっぱ病気だね。まぁ、映画の上でのこととはいえ病んでしまっているのなら病の進行を遅らせるだけがテク。そんなテクを映画にしてみたわけだが、出演者全員ワガママ気まま身勝手!後半は綺麗にまとめ上げられて行くが、ちょっと待て!それで良いのか?人生こんなに玉手箱のように山盛り事件が起こりますかね?そんな風に考えながら鑑賞し終えて最初の感想は「やっぱ夫にするなら次男のベンよね…」とほざきたくなる秋の空。