49.ゴッサムシティって最悪な街だな・・・俺だったら絶対移住してるわぁ。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-14 16:09:44) (笑:4票) |
48.《ネタバレ》 面白いんだけどね。 バットマンっていえば、どうしてもプリンスが主題歌歌ってた、あのバブリーなバットマンのイメージが払拭できない自分が居て、面白かったけど、ずーーーーっと変な違和感があった。 ジャック・ニコルソンが、ああだとか、ヒース・レジャーがこうだとか以前に、 たかがヒーローものにしては人間の本質とは、なんぞや?と問う作品。 そこに重厚さを感じた人はえらく感銘を受けた作品になりえるのだろうが、 何もバットマンでやらなくても・・・って思ったりもしてしまう。 【バニーボーイ】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-07-05 22:02:24) (良:2票) |
47.山場山場のオンパレードで飽きさせない作りに圧巻。一級品の作品に仕上がっていると思う。ただ、アクション映画として心躍るシーンはいくつかあったが、自分にとっては心を揺さぶられるほどの作品ではなかった。やはりこの作品のテーマである、ヒーロー云々善悪云々という話に全く興味が持てなかったのが要因だろう。はっきり言って薄っぺらい。しかし役者陣の力には素直に拍手を送りたい。特にヒース・レジャーは完全にジョーカーになりきっていて、彼を観に行ったはずが、そこにヒースの姿は全く無かった。一挙手一投足見逃すまいと、貪るように彼の動きを観ていた自分。本当に素晴らしい俳優を亡くしました。 【ピカレスク。】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-09-23 18:59:26) (良:1票) |
46.新シリーズと旧4作との平均点を比べてみると、新シリーズのほうが高い。特にダークナイトは私がレビューする時点で平均8点を超えている。アメリカ映画のヒーローものと言えば、「くだらなさ」が必ずあった。ストーリーは無いに等しかった。しかし近年はスパイダーマンを始め、ほぼ全てのヒーローが人間味溢れ、そして苦悩する。点数を付ける側としてはこういう映画のほうが高得点を付けやすいし、日本人にも合っているのかもしれないが、確実に言えることが1つある。アメリカのヒーローが自分の弱味をさらけ出してきた。 そして最後にジョーカーという難役を全身全霊で演じ切ったヒース・レジャーに心から哀悼の意を表したい。 【あるまーぬ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-09-04 18:53:43) (良:1票) |
45.映像の精緻さ、ディーテールへのこだわり、次が読めない展開など、アクションエンターテインメントとして、緻密に計算された穴のない作品。内容としては、・ジョーカーの神出鬼没のキチガイっぷり(アクション・サスペンス的要素)/・ジョーカーに心を操られる人たち、それによるバットマンの苦悩(サイコスリラー的要素)の2つが大きな柱になるかと思いますが、後者の描写が少しもの足りないような気がしました。言い換えるとジョーカーは、頭は切れるが、それほどねちっこく無くて、与えるダメージが可視化されていてわかりやすいというか。もう少し、そこはかとなく感じられる空恐ろしさや、バットマンのより深い苦悩が描写されると、ラストもグッとくるのかなぁと。時間が限られているので難しいですが。そのラストは、同年放送の「コードギアスR2」の逆パターンという感じでしょうか。 【camuson】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-02-13 19:34:02) |
44.《ネタバレ》 なかなか深いテーマでとてもアメコミとは思えない内容でした。 囚人が起爆装置を捨ててしまうところは最高に素敵。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2020-05-04 18:09:29) |
43.一番最後のセリフを聞くまで、タイトルの「ナイト」とは「night」だと勘違いしていました。「Batman」の話だと知ったのも途中から。だいたい「Joker」というのは人間なんでしょうか、それともバケモノの類? とにもかくにもまったく予備知識ゼロで予想外の展開に驚くばかりだったので、けっこう堪能できたんだと思います。他のキャラが濃すぎたせいか、ゲイリー・オールドマンがまったくクセのない真っ当な人間の役だったので、ちょっともったいない気もしましたが。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-05-29 23:44:28) |
42.《ネタバレ》 ヒース・レジャーの歴史に残る怪演は彼の死というフィルターなしでは語れない。それだけ複雑な気持ちにさせられる。如何なる善人も悪に身を堕とすことを実証させようとするジョーカーは性悪説で厭世主義の権化だ。戦争や凶悪犯罪は一向になくならない、むしろ「人間とはそんなものだ」と彼のようになれたらどれだけ人生が楽か。しかし、如何に下らなくても勝負に負けても信念を貫くバッドマンの姿に今のアメリカと重なる。そう言い繕わなければ国家も尊厳も人生の意味がなくなり永続できなくなる。だからこそ理性で自制して、我々は不条理な社会と戦っている。屈服すればトゥーフェイスのようになってしまうだろう。とにかく期待値が高すぎた。緊張感のないかったるいアクションシーンに、リアリティを求めるほどリアルでなくなる矛盾。重厚なテーマも完全にヒース・レジャーがいたからこそ成り立つもので、全て彼に喰われてしまっているから、それを除くと秀作以上の点数は付けられない。エポックメイキング的な存在であることには否定しないが。 |
41.あんまり正義(と、自分が信じ込んでいる考え)を振りかざしてると虎視眈々と狙いすました反勢力に逆襲されるデフォルト。虚を突かれたか散々に打ち据えられ、親友と恋人で板挟みにするほど老獪な敵に遂に叶わなかった印象。成長してくれたかなブルース。執事と重役と警部は相変わらずカッコいい。これほどのメンタルアドバイザーが3人もいるのにブルース…。 【役者の魂】さん [地上波(吹替)] 7点(2015-03-05 17:51:48) |
40.《ネタバレ》 ジョーカーもバットマンもテロリズム(「社会への何らかの訴えかけが意図された、物理的被害よりも心理的衝撃を重視する暴力行為」)に則って行動している点に共通していて、本作はテロ集団対テロ集団の争いだったと言えなくもないです。そう解釈すると、ハービー・デントも犯罪者であるバットマンに共感し水面下で積極的に協力していた以上、レイチェルの死を含めたその後の惨劇の片棒を担いでしまったといえるでしょう。デントがトゥーフェイス化したのも、その様な意識下あるいは無意識下での自責の念から逃れるための心理的メカニズムが働いた結果だと思いました。後半メメントの主人公と同じ様に犯人探しに躍起になったのも、メメントと同様に偽りの認識を強化するための行動だったではないでしょうか。結局本作はメメントと似た様な話だと私は思いましたが、別の切口でも物語れそうな含蓄のある台詞も多いですね。それに登場人物も多いし。まあなんだかんだいってもジョーカーがカッコよかったです 【よいしょ】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2013-09-04 22:49:11) |
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39.《ネタバレ》 やっぱり長いし。バットマンなのに“正義とは”でみんなしかめ面してうっとうしい。なんとG・オールドマンまで大真面目。ヒロインのキャスティングには問題大ありだし。けれど数多の粗がかすむほど、ヒースのジョーカーが凄い。バットマンのジョーカーといえば、J・ニコルソンで完全体だと誰もが思っていたはず。リニューアル版でかの役に挑むなど、この勇気と覚悟に気圧される。コミック色を排したノーラン版に合わせてか、ヒースのジョーカーはリアルな狂気が全身から放電しているかのよう。わざわざ顔に塗ったんだ的なメイクが、口裂けの物語をひとつひとつ創作した感じが、この男のサイコパスぶりを感じさせて総毛立つ。相手の信義を破壊すべく策を弄する、これぞ真の悪党。あっぱれな役者魂。とうとう模倣犯をも現実世界に生み出したヒース渾身の異形キャラに、点数すべてを捧げます。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-04-16 14:46:52) |
38.アメコミ映画に全く興味が無いのだが、これは面白いと聞いて見てみた。確かに悪くない。 ジョーカーという悪役は良い味を出している。ガッツリとピエロのメイクをするのでなく、常にメイクが落ちかけのような状態で、髪もボサボサなのがインパクトがある。 ただ、口元が裂けているという割には、あまりそう見えず、ただ、口元から耳にかけて赤いメイクが施されているだけのようにしか見えない。 トゥーフェイスというバットマンでは代表的な悪役がいることは見終わってから知ったが、バットマンを知る人には、トゥーフェイスの誕生秘話としても楽しめる作りなのかもしれない。 アメコミなので単純な勧善懲悪ものかと思ったら、人間の狂気だの尊厳だの、色々描かれていて面白い。 すべての罪をかぶり、また頼りにしていた仲間とも別れることになり、それでも悪のヒーローとして生きていく、というラストはなかなかにかっこいい。 もっとも、アクションシーンには微妙さが。ラストの廃ビルみたいなところでの戦闘も、いったい、バットマンは何をしたいのか?何と戦っているのかよく分からない。映像も暗くて見にくい。ジョーカーとの決着も「なにそれ?」というお粗末感がぬぐえない。 総評としては、そこそこに楽しめる映画。 【椎名みかん】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-04-04 20:18:08) |
37.バットマンシリーズは1作目を見たきりでしたが、ジョーカーの印象が変わっててビックリ。1作目のジョーカーはどこかかわいらしい?ところもあったような気がしましたが、本作は狂気そのもの。画面にジョーカーが移るだけで得も言われぬ狂気とか憎しみとか、なんか負のオーラがでまくりでした。テーマをいろいろ盛り込んでますが、散らかることなくストーリーの中にまとめてあり、納得のラストです。バットマンがこんななに深い映画とは思いませんでした。見てよかった!バットマンの予備知識を持って観てれば、彼の葛藤とか苦しみをもっと共感して見れたかも。。。 【はちまろ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-09 21:58:27) |
36.法治国家では自力救済をしようとする人間は無法者になってしまうのですね。例えば、自分の愛する人が残虐な殺され方をしたら、その犯人を・・・・・と思ってしまうのが人情。このあたりが、この作品の奥深さかなと思いました。 【源八】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-19 09:19:52) |
35.ここでのあまりの高評価にビックリ。原作とか背景とか知らないからなのかなあ。映像美はあった。ジョーカーのキャラクターや意匠も十分に評価できる。でもさっさと殺っちゃえそうなのに十分にジョーカーしぶとすぎる。普通に楽しめた娯楽作品でした。自分にとって。6点 20/11/23 再見 ジョーカーの悪っぷりが良かった。とはいうもの、そのほかの腐敗っぷりに胸焼けする。アーロンエッカートはどうもこのくらいの蔵が似合う。7点に変更。 【タッチッチ】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-08-20 18:11:43) |
34.2010.5 鑑賞。クリストファー・ノーラン作品は全て型破り。年寄りはついていくのに精一杯!それでも新趣向が満載であっという間のひと時。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-07-13 10:48:46) |
33.《ネタバレ》 ジョーカーはいい怪演ができてます。頭の良さもうまく見せることができてるし。ただやはり少し長いよね。 【とま】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-03-10 16:46:28) |
32.《ネタバレ》 色んな意味で暗いです、好みからは少し外れますが面白かったです。 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-21 18:59:17) |
31.《ネタバレ》 ひたすら暗い、暗すぎる…。 でもヒューマンドラマな出来はとってもイイと思うわ。 アタシはとにかくジョーカーが心配だったんだけど、ヒース・レジャー版も素晴らしいじゃないのー。 ジャック・ニコルソンのイメージがあまりに強すぎるジョーカー役は、ヒースみたいな若手俳優には荷が重いんじゃ…なーんて心配は無用だったわね。 イカレっぷりがゾッとするほどリアルで、ジャック・ニコルソンとはまた違ったジョーカー像を見事に作り上げてくれた感じ。 ホント惜しい人を亡くしたわ…。 あとは、本来ならジョーカー演ってもいいくらいイカレ役が大得意なゲイリー・オールドマンが珍しく真面目に演じるゴードンはじめ、バットマン・アルフレッド・フォックスあたりは前作に引き続きそれなりに良かったし、トゥーフェイスもソツなくこなしてたんだけど…レイチェルはどうしちゃったの?? しばらく見ないうちにえらくブサイクになっちゃって…。 映画一本につき一人くらいは美女が見たいアタシとしては、この前のケイティ・ホームズでも若干不満だったのに、マギー・ギレンホールはないわー(ファンの皆様ゴメンナサイ)。 タイトルから「バットマン」の表記が消えたのもアタシ的にはちょっとガッカリだし、前作同様もう少しエンタテインメント性があってもいいとも思うので…まあ7点かな。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-02 16:49:34) |
30.《ネタバレ》 全身に傷を負わされ、大切な女性を失い、デントの復讐と死を止めることのできなかったバットマンは、彼の犯した罪を被って去っていく。ジョーカーの謀略に翻弄されっぱなしだったバットマンは、何も守ることができずに負けたのだろうか。 確かにバットマンが最後にとった行動は何の解決にもなっていないし、奇麗事かもしれない。でも正しい行いが自己犠牲を伴うものである以上、正義は奇麗事の支えなくしては存在し得ない。デントの罪を隠蔽し、自分が身代わりとなることで、バットマンは「正義は存在する」と信じる市民の希望を守った。そういった彼の頑張りがあったからこその「時間だ!…なぜ爆発しない!?」だろう。ジョーカーの語る理屈や行った悪事は正義の味方を完膚なきまでにブチのめしたが、ゴッサムシティの市民をブチのめし切ることはできなかった。彼の敗北は、物語の冒頭でバットマンに扮した自警団が犯罪者たちに戦いを挑んだ時点で決定していたのではないだろうか。 アメコミ原作ってことでヒャッハー水だー!見たいな分かりやすい悪党を完全無欠のヒーローがズタボロにするお話だと思って観始めたけど、想像以上に深い話で驚きました。アメリカの語る正義は独善の代名詞として揶揄されがちだけど、少なくともこの映画の製作スタッフや動員記録を更新させたアメリカの観客の皆様は、正義について真剣に考え、思い悩んでいるのではないかなぁと思いました。 【池田屋DIY】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-18 10:09:03) |