65.すげーイイ映画です。父親の前で初めてダンスを披露するシーンなんかカッコ良過ぎだって。「どうだ俺上手いだろ?すげーだろ?こんなに自由に跳んで回れるぜ!この才能と努力をおめおめ無駄にさせていいのか!俺にオーディションを受けさせろ!分からず屋で頑固で甲斐性無しのボケ親父!」という想いがしっかりと伝わって来た。それほどあの時の主人公は鬼気迫る表情をしていた。そんな強い意志を持ち合わせる反面、家族や友人に接する彼の優しさに心を動かさずにいられねぇ。ゲイであることを親友にカミングアウトされても、彼は態度を変えないどころか別れ際にキスしてあげる。なんてヤツだ。俺だったら多分裸足で逃げ出してた。「アタシのあそこ見たい?」と幼馴染の女の子に言われて「見なくても好きだよ」。なんてヤツだ。俺だったら多分見せてもらおうとした。 【コバ香具師】さん 7点(2004-03-19 09:36:36) (笑:7票) |
64.父親の物語でした。あのシーン、このシーン、ラストシーン、イヤというほど泣かされ涙を搾り取られました。良作。 |
63.《ネタバレ》 スト破りをした親父の涙。イギリスの閉鎖的な階級社会の中でのああいう選択はおそらく、私たちが考える以上に凄まじい勇気を要する難しく辛い決断なのだろうと思う。あの時点で親父は1回自分を殺した。信念もプライドも仲間の信頼も全部捨てた。あのシーンでこの映画が昇華された。この作品は少年の映画であり、親父の映画でもある。 【ひのと】さん 7点(2004-03-26 22:13:44) (良:2票) |
62.《ネタバレ》 終わってみて意外にも家族の映画だったなと感じた。 合格と分かって父親が全力疾走しているのを見て涙が出た。それまでの父親の心の葛藤やビリーの周囲に漂う鬱屈した雰囲気がよく描かれていたのだと思う。 ベタなストーリーで細かい説明なんかもそれほど無いから興ざめするんじゃないかと思いきや、感動の波は大きくなっていった。 町の人たちがビリーのバレエへのチャレンジを、暗闇に射し込んだ光のように見ているという感じがあって、共感しているようでとても良かったのだと思う。 【さわき】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2023-03-29 15:06:23) (良:1票) |
61.《ネタバレ》 一回観ていたということに開始後30分経つまで気づかず。自分の中での印象は非常に薄かったようです。お約束の展開、ありがちな設定。面白みのあるのは、親友がホモであることくらい。しかし、終盤に差し掛かり、気づくと涙が。。。 ええ話なんです。泣けるんです。この映画は素直に観たいし、これを素直に観られなくなるほど、映画慣れしたくない。そんな作品です。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-06 21:34:23) (良:1票) |
60. 導入部が巧いですよね.彼が家族のためにきちんと家事もやり、しかも家族思いな男の子である、ということが映画の根底に示されます.映画の舞台がいかにも英国の地方で(街並みや、家の中の色彩や調度などからも)、サッチャー政権下の重い雰囲気も自然と感じられました.疑問点は、父親に見せたクリスマスの踊りと、ロイヤル・バレエ学校の試験での踊りです.前者にはそれほどの迫力を感じなかったし、後者は名門バレエ学校の試験に見合う内容ではなかった気がして、物足りなかったのです.タップのシーンは良かったし、先生とのブギ・ダンスも楽しかったのですが. 【シャリファ】さん 7点(2001-10-08 19:58:32) (良:1票) |
59.《ネタバレ》 労働者階級の辛さが滲んできました。 こういう背景があるから、主人公も才能が芽生えるんだと思います。 少年のためにストをやめるお父さん。 審査でダンスを踊っている時どんな気分と聞かれた時の返答が心に染みました。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-01-06 15:04:41) |
58.わかりやすくストーリーに入り込みやすい映画。 ベタで予想のつく展開だが、素直に楽しめる。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2014-04-03 00:04:14) |
57.まあちと出来すぎかなという感じもあるけど、イギリスの労働者環境やその家族の様子が胸にきます。『フル・モンティ』と双璧かな。 【noji】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-16 10:16:33) |
56.《ネタバレ》 ◆物語はサクセスストーリーの王道。炭坑町の貧しい少年がクラッシック・バレエを目指すという視点は興味深い。 ◆最大の見せ場はビリー少年の踊り。気迫とパワーは感じる。でも体は固いし、足は上がってない、高度な業はなし、軸もぶれている。バレアは体の柔軟性を求められるので、あれでは不合格か。「特別な素養」は感じられず。吹替えでよかったのに。 ◆違和感のあったのは音楽。T・レックスのブギー、クラッシュのパンク、ジャムのロック。少年の目指していたのは何か。ロックに陶酔してバレエを目指す人はいないと思う。 ◆あの旧弊で頑固な親爺はバレエなんか絶対理解しないと思う。町を出たこともなく、炭坑のことしか知らない。文化には無関心の男。ラストの男だけの白鳥の湖なんて反吐が出るのじゃないかな。妻のピアノを薪にする男だ。普通売るよね。その親爺が息子のダンスを見て急変し、性格も手の平返しの家族愛、自己犠牲モード全開。こういうのは徐々に変わっていかなきゃ不自然。兄も同様。弟なんかと馬鹿にしきっていたのに、「Imiss you」。二人が偏見を捨てて少しずつ理解を示してゆく様子が人間ドラマの見せ場も筈。周囲の偏見もあっという間に無くなり、資金援助。 ◆父のスト破りが感動場面。兄に咎められて男泣き。これはよかった。史実としてストの暴動で死者が出たし、スト破りには凄惨なリンチがあった。 ◆師弟愛が中途半端。最大の功労者の女教師は、何故ショーに招待されないのか?ビリーが「あなたは負け犬だ」と詰った罪は償われていない。両者の関係は最後までよく解らないままでしたね。普通は合格目指して猛特訓とか、強い絆が出来る場面があるのですが。 ◆ビリーは本当にバレエを目指していのか。ダンスが好きとは言うけど、バレエが好きとは言わない。自ら臨んで試験を受けたいという場面がなかったような。試験に臨んでもやる気ない態度だし、話しかけてきた少年は殴る。どこでバレエに目覚めたのかあやふやです。 ◆ホモの少年マイケルは、ビリーと同じ異端者、アウトサイダーとして登場。でもお互い理解しあっているのか。マイケルはビリーに惚れていたのですけど。大人になって女装して、恋人が黒人、それで幸せなのかな。 ◆祖母は痴呆症と思うんだけど、直るんですね。 ◆最大の謎、開始15:10のところで車の影になった教師の娘の姿が消える。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-23 22:20:59) |
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55.炭坑町を背景に、大人たちの都合、思惑の中に翻弄されながらも前だけを見て進む少年の姿が輝きます。イギリスの階級社会、いじめ、組合という組織のいやらしさなどもひしひしと伝わってきます。お父さん役のゲイリー・ルイスは頑固で人情味あふれる男を演じると絶品です! 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-02 06:00:21) |
54.《ネタバレ》 バレエに魅了された少年の成長を描いたイギリスヒューマンドラマ。バレエに熱中し成長していく少年が先生や父親など周囲を変えていく様子が語られていて爽やかな作品ですね。 【獅子-平常心】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-01-19 01:10:35) |
53.本日2回目を鑑賞しました。炭坑という環境、少年が自分の夢に向きあうこと――といった要素が「遠い空の向こうに」とかぶっていますかね。本作もいい出来の映画ではあるのですが、「遠い~」のほうが自分は好みですね。 【K】さん [DVD(吹替)] 7点(2008-04-20 21:51:16) |
52.《ネタバレ》 親父さんの気持ちに、姿に、泣けました!そう、すべてのお父さんは子供のためなら何でもするし、いつでも我が子を応援しているんです!オヤジ万歳!! 【爆裂ダンゴ虫】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-06 22:58:35) |
51.《ネタバレ》 とても面白い作品ではあったのですが、どうも男が演じるバレエというものに興味が無いからか、今ひとつ感情移入できませんでしたね。ストーリーはとても好きなんですけど・・・・・。 T.Rexの曲が非常にはまっていてよかったです。(CD買おうかな)。 【TM】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-10 21:56:06) |
50.観たときはすげー感動した覚えがあるが、きれいさっぱり内容を忘れた映画。てことはつまらねーんだろう。いちおう感動の意味で7点。もう1回観てみようかな。。。 【えいざっく】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-03-23 17:34:48) |
【ゆきむら】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-30 18:16:31) |
48.《ネタバレ》 この映画のすぐれた点は、登場人物ひとり一人がすべて魅力的に描かれているところです。主人公のビリー少年はもちろん、あれほどバカにしていたバレエのためにスト仲間を裏切ってまでお金を得ようとするお父ちゃん、ビリーを乗せたロンドン行きのバスが出発するとき、なんと「I miss you」と泣かせる言葉を発する兄貴、ビリーの才能を発掘し、実はかなり献身的な指導を施す先生、そして何といっても映画に不思議な魅力を添えた美少年マイケル。クリスマスの夜は切ない限りで、彼にとっては一生忘れられない晩となったことでしょう。誰一人として嫌な人物はおらず、ともすれば勧善懲悪型のドラマが多いなか、脚本のよさが光ります。 ただ本作の場合、最初からサクセスストーリーとなるのは既定路線なだけに、いかに観客を退屈させないかの工夫が求められる余り、ところどころこねくり回したように感じる箇所もありました。たとえば、合格通知がきたシーンなど、もっと素直に喜びを表現したらいいのにと、このあたりはイギリス人の理屈っぽさが鼻につくものがないではありませんでした。もっともそれは、以前、ロンドンで人種差別を受けた者の悪印象が残っているせいかもしれませんが(苦笑)。ともあれ、見終えたあと清々しい気持ちになれる秀作でした。ということで7点也です。原題より邦題のほうがいいですね。 【delft-Q】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-07 22:33:43) |
47.イギリス映画ですねえ。派手な盛り上がりはないのですがとっても感じがいいです。 【カルーア】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-06 21:33:36) |
46.《ネタバレ》 オヤジがイイ。ラストのバレエシーンはもうちょっと見たかったな。 【NIN】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-04-02 15:23:34) |