17.《ネタバレ》 結構な出来だ。何がかというと、サロゲート(ロボット)の表現が自然で、いかにもありそうな画のつくりは、このようなSF映画にとって生命線である。私はこのような近未来SFの場合、本当にありえるか、というリアリティよりも、もし○○だったら…という仮説を映像化して娯楽として提供する点を評価したいと思う。したがって、本作の画としてのリアリティは俳優の演技も含め及第点だ。それにしても、街を歩く女サロゲートが皆ボインなところとか、皺がないところなど、現代女性の欲求を端的に示していてまんざらSFでもないなと笑ってしまった。 【田吾作】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-02 09:37:04) (良:1票) |
16.結構興味深いテーマでした。 押井守の攻殻機動隊の世界観が実写で来ましたねー。 攻殻マニアの方々の感想聞きたいな。 アチラでは、リモート義体という呼称でした。 そりゃアバター選ぶときは、いくらかでも美男美女にしたいよね。 でもそうするとどんどん個性が少なくなるような・・ 自分のような不細工は、アバター作れるとしたら誰を目指すか・・? うーむ、ピアースブロスナンか、カイル・マクラクラン? 全く別人だよね、 つまり当人は真逆という事よね・・ 映画のラストの何とも言えない開放感が、面白い後味です。 【グルコサミンS】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-04-04 23:00:15) |
15.《ネタバレ》 なかなか良く出来た設定。 ソレが当たり前の社会なので、物語の把握に時間がかかりましたが。 全部丸投げ、昔『パーマンのコピーロボットが欲しいなぁ』なんて言ってた自分を思い出しました。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-06-14 06:02:40) |
14.《ネタバレ》 とんでもなく突拍子もない世界を 実際につくってしまったということがまずスゴイ コリャー相当お金掛かってるなっていう場面多くて感心 ある意味 みんなが持ってる変身願望=こうなりたいな的欲望を 実現できるとすれば やっちゃうでしょうね でもそうなると 偽りの外見が全てになっちゃって 心の交流ができないだろうね となりゃぁ人間じゃないわな ということで 短い時間ながらなかなか深い内容だな~ と感心致しました しかしもう少し長くていいから ブルース夫妻を掘り下げてもらったらもっと良かったような そこらあたりが ちょっと惜しいデスネ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-16 14:41:38) |
13.《ネタバレ》 劇場公開時は「アバター」の影に埋もれてしまった様だが、かなりの良作。 終盤、夫婦が生身で再会するシーンは感動的。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-10-28 13:56:15) |
12.《ネタバレ》 この作品、出来としては良いと思います。比較的短い尺の中で、キッチリと物語を紡いでいると思います。 近未来の機械化された社会。完璧と見える社会であっても、人間としての悩みや心の傷は存在し、結局、人はその呪縛からは逃れられない。 このテーマと展開は、古のSF作品から始まって数限りなく作られて来たもの。特に意外性もなければ共感も持てるとは限らない。でも、それだけ万人に受け入れられるネタなんですよね。非常に解りやすい。シンプルです。 ただ、ちょっと尺が短過ぎたかな?テーマとエピソードを絞り込み過ぎてしまいましたね。そのあたりが減点理由かな? 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-22 02:37:53) |
【Robbie】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-02-23 23:28:28) |
10.美男美女ばかりで、映像としてはとてもすばらしい。あ、CGもね…。ストーリーはよくあるパターンだけど90分なんであんまり先読みすることもないし、SF映画はこうでないと。でもブルースウィリスじゃなくても良かったかも。あと、プリウスもやめてほしい。 【木村一号】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-27 00:04:46) |
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9.《ネタバレ》 個人的には好きな近未来モノだけに満足しました。 ただ人間の欲を具現化したシステム=サロゲート。そう感じたものですから「秩序が守られる」という世界観はちょっと違うのかなって思いました。 また、90分に満たない上映時間では短いですね。 素人が考えてもストーリーをまだまだ掘り下げられたし広げられたと思います。 でもそれをしなかった監督の潔さもまた「よし」ですね。 近未来映画としては佳作じゃないでしょうか。 【ゆたさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-27 16:08:48) |
8.《ネタバレ》 そんなに悪くはないと思うこの映画。人間は身動きせず,ロボットをとおして全てをすます。なんか,ドラえもんにもあったような話にも思えるが,SFの古典の中に似たような話があるのだろうか。でも,ここまで作り上げるためには10年前じゃあ無理だったんでしょうね。尿意を催したら思わずあの椅子の上で漏らしてしまいそう。あの世の中に必要のないものはトイレね。 【蝉丸】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-18 23:47:44) |
7.《ネタバレ》 安心安全なサロゲート使用生活が一気に壊滅してしまうほど恐ろしい銃が出回ったというのに、驚きや焦りがあまり感じられず淡々と話が進んでいく。決められた時間の中でサスペンスやらアクションやらの要素をキチッと詰めましたよ、といった感じの出来具合で、見やすいものの物足りなさもあった。ストーリーよりも目を奪われたのは、お肌ツルンツルンのサロゲートとそのオペレーターの見た目のギャップだった。CGやゲーム、架空の世界から脱出して、現実の空気を大いに味わおうじゃないか人間!というメッセージもあるのかな。妻役ロザムンド・パイクは、サロゲート姿の演技がいかにも血の通っていないような身のこなしで、氷のような美しさだった。 【のはら】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-07-18 21:53:31) |
6.《ネタバレ》 観たの忘れて再鑑賞。悪くないですね。点数を4→7点へ変更。 90分の映画が長いと感じたのは久々。映画としては正直つまらない。ただ「義肢・義足」についての特典映像を観てこの映画の存在意義を少し実感した。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-06 00:14:37) |
5.《ネタバレ》 ここのレビューで多く比較されているアバターを未見なこともあるかと思いますが、かなり楽しめました。子どもを失った事故の時のものなのか、生身の奥さんの顔に残る大きな傷跡が、そのまま心の傷に見えました。もともと、サロゲート依存の社会をあまり快く思っていなくて、まだサロゲートを使わずに生活していた時期に事故が起こってしまった。そして大切な我が子を失うことになり、結局自分達もサロゲートに頼る生活を送ることになってしまう。だけど、生身の人間同士が寄り添うことでしか乗り越えられない悲しみを置き去りにしたまま、二人の気持ちはどんどんすれ違って、溝が深くなってしまった。そのタイミングで起きた事件をきっかけに、主人公は再び、サロゲートのない世界へと心を大きく傾けていく・・・。ラスト、全てのサロゲートを失った生身の人間達が、破壊されてしまった街を元通りに再生し、大量のサロゲートの残骸を処分する大仕事をこなすことになります。その過程で、生身の人間同士が、心の繋がりを取り戻していくのか、またはその行程を速やかにこなせるロボットを新たに開発する方向にむかってしまうのか。前者を願わずにいられません。 【おおるいこるい】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-03 10:07:06) |
4.《ネタバレ》 「病気と無縁」「犯罪率が低下」という設定にまず無理を感じる。確かに外で病気を拾ってくる確率は減るでしょうが、寝たきりの本体は不健康まっしぐらだろうし犯罪だって逆に助長されるのでは? まあ映像もかっこよくてそこそこ楽しめたのですが、いまいち物足りなかったです。字幕だと女性捜査官のサロゲートにグリアーが入った時の台詞が女言葉だったのは頂けないなぁ。 【えむぁっ。】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-05-30 00:32:18) |
3.《ネタバレ》 公開時期が重なったために『アバター』との相似が指摘されているが、『サロゲート』の世界観はどう見たって邦画『HINOKIOヒノキオ』の進化系だ。ここまで進化しちゃってる近未来像も落ち着いて考えたらかなりムリがあるんだけど、この、ほとんどの人間が引きこもってサロゲートを使用しているという極端な大前提を少なくとも映画を見ている間は受け入れさせているんだから侮れない。この「受け入れさせている」力は謎を含んだ大きなストーリーにあるのではなく、主人公が抱える悩みが小出しに炙り出される小さなストーリーにある。そしてその小さなストーリーこそが実はメインストーリーであって、この極端な近未来ワールドはそのメインストーリーのために用意された背景でしかないのだ。モストゥ監督は『ブレーキ・ダウン』(ネタバレしちゃってます)でも同じことをしている。夫婦が離されて、最後には抱き合って終わるというストーリー。夫婦を引き離すためだけに用意された極端な事件。どちらもその事件や背景に大きな穴があるかもしれない。しかし映画にとってそこは全く重要ではない。シンプルな話しをまわりくどく描く。そのまわりくどい部分の中でささやかな、それでいて気の利いたサスペンス、アクションを楽しめればいい。そういう映画なのだ。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-24 18:10:42) |
2.《ネタバレ》 こんな社会になりそうなので、結構、楽しめました。 ロボットにコンピュータウィルス、これって、怖いけど、 そのうち、発生するのでしょうね。 【オドリー南の島】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-09 14:32:59) |
1.《ネタバレ》 ああいうかんじでアバターをこしらえて代理生活させる「利点」をもっと序盤に提示してくれれば、ラストのYesかNoかの選択に躊躇できた。たとえば金髪美女をあやつっていたデブ男、ぜったい普段あのアバターの電源切ってもてあそんで遊んだはず。そんな感じで、「人間」と「その人が愛用しているアバター」との有機的絆ってのもあると思う。あんだけリアルに作られているのだから。ブルースウィルスのアバターがああやって虐殺されさらされたその姿を見たときになんにも感じなかったのは映画が下手だったといえる。 |