しあわせの隠れ場所のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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しあわせの隠れ場所

[シアワセノカクレバショ]
The Blind Side
2009年上映時間:128分
平均点:6.74 / 10(Review 78人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-02-27)
ドラマスポーツもの実話もの
新規登録(2010-02-22)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2024-01-27)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・リー・ハンコック
キャストサンドラ・ブロック(女優)妻 リー・アン・テューイ
ティム・マッグロウ(男優)夫 ショーン・テューイ
クィントン・アーロン(男優)マイケル・オアー
リリー・コリンズ(女優)テューイ夫妻の娘 コリンズ・テューイ
ジェイ・ヘッド(男優)テューイ夫妻の息子 S・J・テューイ
レイ・マッキノン(男優)コーチ バート・コットン
キャシー・ベイツ(女優)家庭教師 スー夫人
キム・ディケンズ(女優)ボズウェル夫人
佐々木優子リー・アン・テューイ(日本語吹き替え版)
かぬか光明マイケル・オアー(日本語吹き替え版)
弥永和子スー夫人(日本語吹き替え版)
脚本ジョン・リー・ハンコック
音楽カーター・バーウェル
編曲カーター・バーウェル
挿入曲ティム・マッグロウ"Southern Voice"
撮影アラー・キヴィロ
製作ギル・ネッター
アンドリュー・A・コソーヴ
ブロデリック・ジョンソン
スティーヴン・P・ウェグナー(共同製作)
製作総指揮アーウィン・ストフ
配給ワーナー・ブラザース
美術マイケル・コレンブリス(プロダクション・デザイン)
衣装ダニエル・オーランディ
編集マーク・リヴォルシー
あらすじ
過酷で孤独な少年時代をおくった少年マイケル(クィントン・アーロン)は、ふとしたことから出会った白人女性リー・アン・テューイ(サンドラ・ブロック)とその家族の支えによって自らの才能を開花させていく。 実在のアメフト選手マイケル・オアーの実話を元にした映画。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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24.《ネタバレ》 マイケル・オーアにはホント良い様にラインバックが抑えられてしまって、只でさえ有力チームであるレイブンズにああいう選手がいると、他のチームを応援しているあたしとしてはいつも苦々しく・・・って何の話だっけ?
実在のNFLの選手(しかも1年目から活躍している)の実話という事で、アメフト好きとして観た訳だけども、思った程アメフトには特化していなくて、その分アメフトを知らなくても楽しめると思います。サンドラ・ブロックは強気な女性役が本当に良く似合うね。実際のリー・アンもかなりの豪傑だそうだけど、なんかそのイメージが想像出来る姿で面白いと思います。構成的にはかなり原作をいじっているのが想像できるし、オーバーな脚色もしてると思うけど、日本ではこういう実話を奇麗な感じで表現がなかなか出来ないんだよね。実際、アメフトのシーン等、オーアの得意とするパスプロテクションみたいなものは流石に出来ないけど、タックルのプルアウト等は奇麗なあたりをみせていて、あたられる側は本当にキツいんだよね。
また、カレッジフットボールの本当のヘッドコーチが出てくるなんて所はいかにもアメリカらしい発想なんだけど、これがまた妙に演技が上手いのも良いよね。大学への勧誘もああいう風にやっているんだろうな、とヘンな納得をしながら観ていました。
話題になっている邦題なんだけど、やっぱり付け方がヘタだね。ブラインドサイドって【としべい】さんが解説してくれているけど、「死角」という意味もあって、その死角に隠れているものこそがオーアだったという事をいいたいのかな?彼がブラインドサイドのタックルであるという事を考えれば、彼の守るブラインドサイドに何があるのか?というのが直接的な意味になる筈だから、それを「隠れ場所」と表現するのはちょっと違うんじゃないかな?
奥州亭三景さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-11-21 03:18:50)(良:2票)(笑:1票)
23.《ネタバレ》 サンドラ・ブロックのアメリカ版「肝っ玉母さん」ぶりが素晴らしかった。気が強く、self-determined、元気で働き者の、プチセレブ母さん。今までで一番ハマっている役ではないだろうか。実は本人には全然似ていない、マイケル役のキャスティングもかえって良かったと思う。
ファミリー物にありがちな、「子供が活躍するシーン」がいかにもな感じでちょっと白けたけど、まぁ、いいか。。
監督としては、アメリカの抱える貧困や黒人スラムの問題に踏み込みたいところかとは思うが、それでは映画のトーンが重くなり、観客が限られてしまう。
この作品は、そういったことを軽んじて描いてはいないと思うが、ストーリー上の背景として描き、多くを語らないレベルで留めている。まず楽しんで見られ、素直に感動できる作品。
アメリカを旅したことがある人なら、アメリカは国土だけじゃなく、ハートもビッグだなと感じたことがあると思う。
私もロスにホームステイした時、他人を信じて受け入れるアメリカ人の心の広さ、鷹揚さを身をもって感じた。
他人を家にあげ、泊まらせて、家族同然に一緒に暮らす。気楽にしていてね(make yourself at home)。ステイ中、この言葉を何度も聞いた。
他者を助けるという、人として当たり前の精神が、キリスト教を通じて最も基本の宗教観として、根本的に尊ばれている国なのかもしれない。
どこの国にもチャリティーという形で他者を援助しているスターは多いだろうが、血のつながらない子供を自分の家庭に受け入れているスターが多い国はダントツでアメリカだろうと思う。他人を家族とわけへだてなく助け受け入れようとするのは、やはりアメリカ独特の文化性で、日本にはないものだ。
なので今回のこの映画のストーリーは、アメリカでは、別にそれほど珍しい美談の類ではないと思う。GWに公開予定だという「プレシャス」しかり、なぜ今、こういう映画なのか...
白人優位社会だったアメリカは、本当に幸せな国になるために何をすべきかようやく見出し、やっと隣人に目を向け始めたのだろうか?
それにしても、原題の「ブラインドサイド」という観客に問いかけてくるようなキリッとした感じを、もうちょっと邦題に活かせなかったのだろうか....。
hatomixさん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-03 17:33:55)(良:2票)
22.《ネタバレ》 実話というのがいいですね。
赤の他人を家に招き入れ、そしてファミリーにする一家の博愛精神が素敵。
そして彼の才能を見出し、成長させ選手へと昇華させていく。
親としても、人としても非の打ち所のない夫人。
マイケルの役を演じた彼がとても良かったですね。
常に想いを胸に秘めているような悩ましい表情と、増えてく笑顔が印象的。
あろえりーなさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-28 18:17:28)(良:1票)
21.アメリカという国は不思議な国で、貧富の差があり、善人と悪人も大勢いる。しかしその中で、ボランティア精神も強い国で、日本の某24時間番組のように、ちゃんと出演料をもらって、仕事と割り切ってボランティアを語る番組とは違い、募金を募る番組に、本当に無料で有名人が出演する。今回の彼に限らず、養子で引き取られるケースもたくさんある。その中で、彼のようにスーパースターになる人はまれだろうが、こうやって引き取られた人たちは、精神的にも人間的にもきっと人格者に育つ事だろう。というわけで、現在あまり調子は良くないが、マイケル・オアーにはぜひ頑張ってもらいたい。 そう思わせる映画でした。
シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-04-15 14:44:39)(良:1票)
20.《ネタバレ》 ねえ、マイケル。私と一緒に危険なスラムに買い物に行った時のこと覚えてる?私が怖がったら“守る”と言ってくれたでしょ。そう、チームも家族と一緒なの!忘れないで、試合が始まって敵が攻めて来たら全力でチームを守ること――。幼いころ、麻薬中毒の母親に捨てられ、以来天涯孤独の人生を送ってきた黒人青年マイケル。その大きな身体とは裏腹に大人しい性格から“ビック・マイク”と呼ばれ周りから親しまれてきた。ところが17歳のある日、マイケルはそれまで居候させてくれていた友人宅を追い出されてしまう。突然のことに路頭に迷っていた彼を偶然見かけ、同情心から家に招きいれてくれたのは彼とは正反対のセレブ生活を送っていた実業家夫人、リー・アンだった――。藁をも縋る思いで、彼女のたち家族の邸宅へと転がり込んだマイケル。全く住む世界の違う彼女たちとの生活に最初は戸惑っていた彼だったが、次第に家族として打ち解けてゆく。やがて彼は、アメフトの世界でその隠されていた才能を開花させていくのだった……。実話を基に、孤独な黒人青年と心優しき家族たちとの絆をハートフルに綴ったサクセス・ストーリー。そのあまりにもな〝邦題〟とそんな超王道ストーリーに「きっと、これは僕の好みとは対極に位置する道徳心啓蒙映画なんだろうな~」とずっと敬遠してきた本作なのですが、S・ブロックがアカデミー賞を受賞したということとけっこう世間の評判も良かったしで、この度鑑賞してみました。いやー、予想通り「ザ・綺麗事」でしたね、これ。出てくる登場人物は誰も彼も善い人ばかりでほとんど誰も不幸にならず、最後は物の見事にハッピーエンドを迎えちゃいます。でも、普段はそんな綺麗事映画が大嫌いな僕なのですが、今作は素直に受け入れることが出来、普通に面白かったです。何故だろうって自分なりに考えてみたら、それは現実の理不尽さを直視する視線をちゃんと備えていたからだろうと思います。特に、冒頭部のマイケルの貧困描写がリアルで見ていて本当に切ない!そんな彼を引き取るリー・アン家族も、恐らくここでは描かれていない辛い葛藤もあっただろうことを自然に漂わせていて好印象でした。S・ブロックのパワフルママっぷりも全然嫌味じゃなく等身大の魅力を感じられて大変グッド。うん、いつのころからか薄汚れたハートの持ち主となった僕ですが、たまにはこういう映画を観るのも良いものですね。ほんのちょっぴり心が浄化されました。7点。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2015-02-21 18:12:28)(良:1票)
19.《ネタバレ》 だって実話なんですから、素直に観て「あー良かったねーよくがんばったねー」ですよ。
でもそうはならなかった場合も多くあるんですっていうこともラストで語っているし、アメリカ人によるアメリカの課題のひとつを描いたアメリカ人のための映画って感じですね。
サンドラ・ブロックはハマリ役だと思う、ヘタをすればお涙ちょうだいの人情話みたいになるところを
軽快な雰囲気とユーモアのあるセリフでサバサバ、カラッと観せてくれるとこがいい。
しかし邦題がマズイわ。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-17 19:56:44)(良:1票)
18.《ネタバレ》 久々に、このサイトで高得点の作品をまとめ借りしてきました。その1つがこれ(公開時はあまりに出来過ぎのストーリーに食指が動かず、スルーしました)。聞いていた通りずーっと続く「美談」に途中は若干イライラしつつ、だんだんそのペースにはめられ、見終わったときは「なかなかいいじゃん、これ」に変わっていました。ある意味、不思議な映画です。成功のポイントは、彼を取り巻く人々やエピソードを手際よくたたみかけながら、家族を丁寧に描き、なおかつ試合シーンもちゃんと見せていること、サンドラ・ブロックお得意のカッコイイ「どや顔」。こういったあたりでしょうか。だけどサンドラは途中ブッシュの顔にうんざりした表情を見せた割に共和党支持とわかったりするのは矛盾してるじゃん、と思ったりしましたが、現実は○党支持だけど今の代表は厭だ、というのは日本でもよくあることだからま、いっかと思ったり・・。但しこういう「バランス感覚」を強調するミエミエの演出はさまざまあり、気にすれば少々鼻につくとこもありはしましたが。しかし、この映画はサンドラのスタイルやファッションも見どころの一つでした。スポーツ好きのキャリアウーマンセレブ、ガリガリじゃない、元チアリーダーらしい筋肉のついた中年女性のカッコよさ、というのを見せてくれてありがとう! って感じ。最後に、視聴後に我が家で話したエピソードを1つ。私が「アメリカじゃ夫がおいでと言ったらヒザの中に入るのね」と言ったら「アメリカじゃなくてもそれがふつうです」と、29歳になったムスコ。そんなら、いつまでも実家にパラサイトしていずに、早くカノジョと結婚しろー!と、一度もヒザの中に入ったりしたことないハハは、少々ムカついたのでした。
おばちゃんさん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-30 09:13:43)(笑:1票)
17.富裕層なら金銭的な援助はできよう、しかし家に住まわせるというのは真の善意でなければできない事だと思う。年頃の女の子もいる中で、リー・アンはもちろんだが、同様にマイケルを受け入れてくれた家族全員の優しさに感動。実はちょっと前に「奇跡体験!アンビリバボー」で放送された再現ドラマを見ていたため、大まかな流れは知っていたのだが、それでも十分に楽しく観る事ができた。S・Jが笑わせてくれたのが大きかったのかも知れないな~。良い映画でした。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-03 19:35:14)(良:1票)
16.《ネタバレ》 マイケル・オアーのあの体格、あのパワー。大関把瑠都を彷彿とさせる怪力を発揮して笑わせてくれる。こういう映画をみていると、バスケで刺青をした黒人選手も一歩間違えればギャングなんだろうと、考えさせられる。それがほんの紙一重で超一流選手として成功している。それにしても、何を好き好んで、どこの馬の骨かも分からない大男を自宅に居候させるのだろうか。しかも相手は黒人。偏見だろうが差別だろうがやはり黒人は怖い。身の危険を感じる。しかしだからこそ、主人公は立派です。偽善だろうが、金持ちの道楽だろうが、自己満足だろうが、ゴジラのような巨人を引き取ろうとしたのだから。そもそも偽善者と言われるのが怖くて他人の目を気にして行動できない人間よりよっぽどマシだ。貧乏人こそボランティアをよく馬鹿にするけど、それは自意識過剰だ。救われる人間は、「おれをこじき扱いして失礼なヤツだ」と怒る人はあまりいない。ほとんどの人は救われたら感謝するはず。しかし主人公は人を救ったことによって世間の好奇の目に悩んでいた。他人からみれば、金持ちの道楽。偉そうなことをしやがって、と影で思われているはず。この映画じたいをそう思っている人も必ずいる。本人も自分は偽善者なのではないかと悩む。そんなとき、彼女は夫に「私は本当にいい人?」と聞く。夫は「おれにとって君は世界一の善人だ」と言った。分かりますか?善人という概念は相対的なものに過ぎないのです。愛する家族から「いい人」だと思われていれば、それが相対的な真実になります。金持ち=性格が悪い。それは金持ちを悪者にすると共感されやすいからそうしているだけ。この作品は黒人に対する偏見よりもむしろ金持ちに対する偏見が描かれているのではないかとさえ思いました。勇気を持って行動した女性に拍手。そしてサンドラブロック、相変わらずバカ男をやりこめるのがうまい。彼女は偉大な女性です。
花守湖さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-26 19:09:54)(良:1票)
15.《ネタバレ》 かなりの金持ちで夫婦円満で、姉ちゃんは可愛くて優しくて、弟は愉快で愛くるしい。
全く弱点もなく善良すぎる家族がかなりファンタジーに見えるが、それはそれで観てて気持ち良く、面白かった。サラっとした演出も好きだ。
たまたまこの家族に拾われた時点でマイケル君の不幸は終わっていたのだ。
恵まれない境遇の子を救うには「金」と「善意」と「余裕」が必要だなー、とも見えてしまう映画。
すべからさん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-09 14:20:47)(良:1票)
14.《ネタバレ》 出来過ぎなハナシではあります。マイケルを受け入れる一家の悪意なき善人っぷりときたら、見ているこちらの方がハラハラしてしまいます。まるで人を疑うという意識が欠落している人々のように見えて、危険な場所にいちいち飛び込んでしまうシーンにドキドキ。かと言って、上流の人々の常識知らずっぷりをシニカルに笑う映画って訳でもないんですよね。一方でマイケルにしても悪い事をするでもなく素直な性格で。しかもこれが実話だっていうのだから、アメリカ人って良くも悪くもおめでたいと言うかなんと言うか・・・。もっとも、そこにあえて色々な疑念を抱くよりは、素直に映画を受け止めてこそ吉ではあるのだろうと思います。本当は周囲に渦巻く偏見や悪意だってもっとキツいものだったでしょう。でも、あえてそこをサラリと流したあたりに、この映画の狙いがあるのでしょう。無償の愛を与え、また受け入れた先にこそ、夢や理想が花開く世界があると。そのピュアっぷりを消化して堪能してこそな映画(その分、ラスト近くの尋問から家出あたりのエピソードがジャマではあるのですが)。もっとも、最大の問題は、映画化が早過ぎるのではないの?という事。この映画の存在が、ここに描かれた実在する人々のこれからの人生を縛り付けやしないのかな? そんなの余計な心配?
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-01 17:34:58)(良:1票)
13.ベタでアレかなぁ~・・ と思いましたが意外と良かったです。特にマイケル・オアー役のクィントン・アーロン君の優しそうな雰囲気が良かったですが、他に目立った出演作はないようです。また、皆さんおっしゃるようにサンドラ・ブロックがはまり役でした。彼女にはこういう役がピッタリですね。

ジョン・リー・ハンコック監督は「パーフェクトワールド」「オールドルーキー」「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」などの脚本や監督を務めるベテラン監督&脚本家ですが、本作においては嫌な部分は全て封印してあり、基本的には表面をなぞっただけのかなりお手軽&シンプルな作品に仕上げています。
アメフトを知らない人にはマイケル・オアーの凄さが判らないと判断したのか、ご丁寧にもオープニングでアメフトのルール説明が入ります。しかし興味がない私にとってはそれでもイミフ。素直に「メンフィスの最も貧しい地域で生まれ育ったマイケル・オアー選手がいかにしてアメフトのスーパースターの仲間入りを果たしたのか、皆さんはご存知だろうか?」で十分伝わったと思います(某番組のナレーションみたいですけど)。

前述の通り、良い部分だけなぞった生ぬるい作品ではありますが、裏を返せば雨の夜道でビッグマイケルを拾ったのもタイミングだし入学前に監督が彼の能力に気付いたのもタイミングでした。優しい先生に巡り合えたのもタイミング、全てが絶妙なタイミングの元で成るべくしてスーパースターになった人物の物語ともいえます。そういった意味では無駄に雑音を挟まなかった監督・脚本家の判断は正しかったのかもしれません。とにかく、リー・アン・テューイ家の家族が全員素晴らしい。更にその素晴らしさがマイケル・オアーの人柄から引き出されたものなのも素敵でした。
金銭・友人・地域的な問題など面倒なことは全て棚上げしていて深みには欠けますが、限りなくおとぎ話に近い実話として後味も良い作品に仕上がっています。興味があれば見て損の無い映画だと思います。
アラジン2014さん [地上波(字幕)] 7点(2024-08-23 11:09:26)
12.お金を持っていて余裕があるからあそこまで出来るのか、それとも宗教観による道徳性によるものなのか。
日本ではちょっと考えられない良い話だと思う。
ただ、不正調査の件で義理の両親の愛情を疑ったのはちょっと悲しいな。
まぁしょうがない部分もあるし、直ぐに考えを改めるから救いはあるが。
misoさん [地上波(字幕)] 7点(2020-07-10 00:42:22)
11.《ネタバレ》 とっても不思議。何がって、これだけいい人ばかり出てくるのにちっとも嫌味に見えてこない。ほんと不思議。たしかにサンドラ・ブロックは博愛主義のいい人かもしれない。でも相手が誰だろうと言いたいことをハッキリと言うあの真っ直ぐさこそが彼女の信念であり、だからこそその信念が生み出す正義感はしびれるほど格好良い。旦那さんも、辛い過去をほじくり返すよりも有意義な未来を作っていこう、みたいなこと言うし、娘もSJもみんな格好良い。こういった格好良い人物たちばかりのせいで嫌味に見えるどころか逆に、清々しくって気持ち良い。

サンドラ・ブロックを良い女優だなあ~って思えた、記念すべき作品となりました。何の情報もなく観たので最後にこれが実話と知って、感動が倍増しちゃいました。ラッキー。
Dream kerokeroさん [インターネット(字幕)] 7点(2019-05-16 22:17:23)
10.実話でもあり
いい話なんだけど
アメリカ国内向けの映画のような気がする。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 7点(2017-08-28 00:41:18)
9.《ネタバレ》 強い保護本能がアメフトのプレイに生かされるのがおもしろい。
気が強くてテキパキした主人公は、サンドラ・ブロックにぴったり。
シンプルな成功物語で出来すぎた感はあるけれど、実話ベースなので興味深く見ることができる。
でも、よっぽど余裕のある富裕層でないと、こういう篤志家にはなれない気がする。
アメリカのセレブは慈善事業には本当に積極的で、社会的な責務とも考えているようだ。
貧しいながらも下から支えるというのではなく、ひねた見方をすれば上から施すような感じがなくはないけど、それでも少しは感動できた。
飛鳥さん [地上波(吹替)] 7点(2015-03-09 01:38:05)
8.《ネタバレ》 こんな言い方をするのもナンだけど、ある意味「嫌味」な映画だよね。超スーパーリッチな白人家族のオカーサンが、突然黒人の子を家に迎える。正直何の脈略もなくいきなりに。家の中の部屋を与え学校に通わせ先生を雇い車の免許をとらせ、挙句の果てに車まで買ってやる!という・・・。これが創作されたものなら何も思わないが、実話だときたよ・・・。見事なほど悪いやつは出てこないし、ビックリするほどうまく物語が進んでゆく。いや~アメリカという国はすごいわ。もしかしたらそういう国民性なのか?キリスト教の精神というやつ??。こんな風に思ったのは俺だけかな~~心が狭いんだろうなぁ(苦笑)。7点はサンドラ・ブロックの見事なハマりっぷりとなんだかんだいってとっても良かったので(結局かw
Kanameさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-02-10 13:21:50)
7.2012.12/28 鑑賞。色々なテーマを抱えたハートフルな楽しい作品。実話が元らしいが心が温まり人間が素晴らしく、人生が美しく感じる。サンドラの金髪が気にかかる。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-28 20:48:19)
6.《ネタバレ》 嫌味が無くて気持ちの良いストーリーでしたね、素直に見れば楽しめます。
ないとれいんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-17 14:52:28)
5.心温まる良作。アメフトのシーン以外は淡々とドラマが進みます。サンドラ・ブロック演じる奥さんが、なぜ突然マイケルを引き取る気になった理由や心情を描いてくれたらもっと良かったかな。そのマイケル役を演じたクィントン・アーロンの優しい目が好印象でした。余談ですが、実話を基にした話ということですが、その実話はかなり近年の話なんですね。
ライヒマンさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-04-30 22:03:35)
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【点数情報】

Review人数 78人
平均点数 6.74点
000.00%
100.00%
200.00%
322.56%
400.00%
51215.38%
61721.79%
72430.77%
81721.79%
967.69%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.57点 Review7人
2 ストーリー評価 7.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review4人
4 音楽評価 5.50点 Review2人
5 感泣評価 6.75点 Review4人
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【アカデミー賞 情報】

2009年 82回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞サンドラ・ブロック受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2009年 67回
主演女優賞(ドラマ部門)サンドラ・ブロック受賞 

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