14.《ネタバレ》 名前だけは知っていたもののなかなか見る機会がなく、ようやく視聴。 ホロコーストを描いた作品でもありますし、当時の大志を抱く若者の姿も垣間見れます。 この映画で最も注目スべき点は、メリル・ストリープの演技力と美しさです。 ソフィーの苦悩と諦め、その先にある希望とが実によく表現できていると思います。透けるような白い肌も必見。 また、収容所生活をよりリアルにするために減量したとのことで、まさしく体当たりの演技はお見事としか言いようがない。 ここでのソフィーの「選択」はあまりにも辛い。 ネイサンについては破天荒ぶりばかりが目についてしまいがちですが、スティンゴが困っているときにお金をプレゼントしたり、服をプレゼントしたり、励ましたり、、、人間として魅力あふれる人物だと思います。彼の存在意義は大きい。 見るべき名作。 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-10-11 19:54:47) |
13.《ネタバレ》 三人の交流の中でエキセントリックなネイサンに嫌気がさしてきた時に語られるソフィの過去に気を取り直しての鑑賞。明らかになった、ネイサンの実像とソフィーの「選択」の内容。眠っているような安らかな死顔に、虚構に満ちた束の間の幸せの切なさが募る。つまらない人生を送りながらも、このような選択をせずに今も生きている幸せを気づかされる。 |
12.まーツラい。ツラい作品。想像しようとしてもしきれない。選べない。でもとても印象深い作品です。 【movie海馬】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-09-26 16:28:59) |
11.アウシュヴィッツ時代に迫られた「選択」があまりにもショッキング。一生癒えない心の傷を負った女性の物語だが、ネイサンがかき回しすぎな印象も少々。とはいえ映像、俳優陣など名画の風格に満ちた作品であることは間違いない。中でもメリル・ストリープの演技は「大女優」「名優」と言われる彼女のキャリアの中でも特筆すべきものに。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-16 18:31:30) |
10.《ネタバレ》 テレビ東京「午後のロードショー」枠放映にて先日鑑賞。オリジナルが150分という事なら、コマーシャルがやたら多いこの枠だとおそらく40分以上はカットされていたはず。評価の高い作品にもかかわらず(確か1983年キネマ旬報ベストワン)何故かDVD化されてなく鑑賞状況としては最悪でしたが、以前からずっと観たかった作品だったのでまあこれは仕方ないかなと。ほっそりした若き日のメリルの吹き替えは池田昌子さん(オードリー=メーテル=お蝶夫人)でぴったりでしたね。ズタズタのカット版でも、彼女の神がかり的繊細演技の細やかさが伝わってきました。何をしでかすかわからないネイサン役=ケビン・クラインも巧い。収容所で究極の苦渋選択を迫られる名シーン「私に選ばせないで!!」、ラスト、やっと心の平穏を得たかように安らかに永遠の眠りについたふたりの横顔に自分は涙しました。今年でなんと16回目のアカデミー賞にノミネートされたメリル・ストリープですが、このソフィー役の入神演技と比較してしまうとジュリアだろうがプラダを着た悪魔だろうが、何を演じても不利に思えてしまいます。彼女のライバルはもはや他の候補者ではなく、過去に演じたこの「ソフィー」役という事でしょうか・・・。今回のカット版での点数ですが、オリジナル版を鑑賞出来た時には点数変更するかもしれません。 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-02-12 13:47:23) |
9.《ネタバレ》 望んでいない選択を迫られた時ほど辛い事はない。どちらを選ぶかではなく、選択する行為自体がソフィーには辛すぎる。果たして彼女は死んでから家族に再会できたのだろうか。会わない方が気持ちは楽な気がする。子供と再会できたのなら、またそこからソフィーの試練が始まると思う。 【りりあ】さん [地上波(字幕)] 7点(2008-01-22 14:01:25) |
8.後味が悪い…。最後の選択は悲しかったですけどもあの時に娘を選択してしまった時点でソフィーの人生は終わっていたのかな。 【ギニュー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-11-28 21:30:12) |
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7.これまでに、いくつもの辛い選択をしてきたソフィー。しかし、最後の選択が一番辛い。 【STYX21】さん 7点(2005-01-04 22:47:19) |
6.この作品は扱っているテーマ(戦争・人間性)が衝撃的であり、そこにこの作品が惹き付ける要素であると感じます。僕は人間に潜む本性としては、ソフィーの選択もそもそもめずらしい事では無いのではないのかと思ったりします。(人間不信気味なので(^_^;))例えば幼児虐待のような行為には、戦争状態ではなくてもそこに虐待する側の選択があり、その事を虐待している側が心の重荷にも感じ、自暴自棄になってゆく。しかし双方への感じ方には隔たりが有り、戦争という仕方無いというあきらめのシチュエーションだとそれは悲劇として感じられ、幼児虐待ではそれは親の犯罪行為だと捉えられる。僕にはどちらも同じに感じられ、自分が外に見せている倫理観と反する側面を見てその事に自分で苦しむ事は結構通常ある事ではないかなと思います。なので僕はこの作品ではその事を結構綺麗にみせていて、ちょっとリアリティーに欠ける部分を感じました。しかし、作品自体は良いと思います。 |
5.かなり精神的に重くなる映画。メリル・ストリープの演技も見事だし、ベストセラーの原作を映像化した時に生じやすいカット割りの短さも感じなかった。国家的精神障害ともいうべきナチの優等思想とユダヤ系アメリカ人の個人的な精神障害に起因するふたつの選択を対比して描いてくれた。但し、すごい作品であることは否定しようもないが、芸術的意味での美しさは感じられなかった。すこしだけでもいいから希望をしめしてほしかった。 なお、個人的にはこの作品からユダヤ人以外の人々もナチの大量虐殺政策の対象になったことを教えられた作品でもある。 【TSUTTY】さん 7点(2003-12-20 11:01:54) |
4.重厚な映画だ。メリルの演技には恐れ入ったぜ。人間模様もすばらしい 【たましろ】さん 7点(2003-10-17 00:56:06) |
3.メリルストリープ唯一の当たり映画でしょう。迫真の演技と狂気の世界。戦争の内面の怖さが実に良く伝わってくると思いました。やるせない内容ですが良い反戦映画だと思います。 【恥部@研】さん 7点(2003-01-06 22:00:25) |
2.これを見ると、メリル・ストリープがとっても演技派だというのがわかる。その彼女の演技を引き出す監督さんも同様にいいんだとろうと思う。色彩のきれいな映画でした。 【あろえりーな】さん 7点(2001-12-23 16:22:35) |
1.モノクロの選択シーンは衝撃的だった。ただそのシーンがあまりに衝撃的だったため、他のシーンを良く覚えていないが・・・ 【イマジン】さん 7点(2001-02-26 12:40:26) |