30.《ネタバレ》 ダニエルボンド三作品続けて観ました。後半での前2作とのテンションの違いにびっくりでしたが、●若いQ、●マネーペニー、●新Mで納得。なるほどね、次回作からが本当の意味での新生007なんですね。これまでのこびりついた007のイメージを、金髪青い瞳のダニエルを抜擢する事で、まずはボンドのイメージを払拭させて、ボンドの若気の至りから落ち着かせる経緯、現代でも通じる雰囲気に三作使ってジワジワ変えていった、、、と。まんまとヤラれました。そんなにコアな007ファンではなかった私でさえ新イメージを受け入れられましたよ。でもスパイグッズや仕掛け車が好きだったコアファンにはツライ現実かも。さて、今作はラストのアナログ戦闘には無駄というかナゼの嵐で戸惑いました。が、ハビエルの『ノーカントリー』さながらの気持ち悪い演技で持ったかな。あとは冒頭のボンドの天井破いた列車に飛び乗った後の素敵な身だしなみシーンに萌えたのでオマケのプラス1点。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-14 23:38:31) (良:1票) |
29.《ネタバレ》 50周年の007は復讐劇と人事異動の二本立て。 映画会社の経営難などで間があいたけど、起死回生の意気込みが感じられて。 ハヴィエル・バルデムの金髪・白塗りのシルヴァのMへの屈折した思いは、「なぜ俺を愛してくれないんだ?」 同じ「ドラ息子」でもボンドは愛してもシルヴァは愛さなかったM(7度もボンドを支えたジュディ・デンチ)の受難。 ナショナル・ギャラリーの英国を代表する画家ターナーの絵の前で伝統を一蹴してみせる新Qは、自身も「ブライト・スター」の詩人キーツからPCおたくのQへの転身のベン・ウィショー。(愛想っ気なしのブレインズみたいだけど、ミラーロゴのVAIO使ってるから許す!) スカイフォールは「嵐が丘」のように荒野に立つ館、夜空をオレンジに染めて炎上するそれは「ジェーン・エア」を思わせ後半は英文学的。 20年前「嵐が丘」で主役デビューのレイフ・ファインズ(髪がサビしくはなっても、美声はヒースクリフと同じ)のマロリーが最初Mに「話」を持ちかける時には、観客の反感を買うように仕向けていて、「そんなことにはならねーよ」と思わせるのがうまい。 そのくせQだけ代わったのはなぜか、ボンドと行動を共にするイヴがチャーミングではあってもセクシーすぎないのはなぜか、と気にはなる。 Mの本名がエマといったり、マロリーの名もきっとイニシャルまで考えてのこと。 総じてよかったのだけど、クレイグ・ボンドはどれも一度しか見ておらず、作品としてはオチる40周年の「ダイ・アナザー・デイ」の方が(Qやマネーペニーの扱いふくめて)楽しかったのは、シリアス路線が続いて洒落っ気は希薄なので。 50年間キャラは変わらず俳優だけが入れかわり、時系列はあいまいなボンド・ワールドはまだまだ続く。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-01-01 07:00:06) (良:1票) |
28.《ネタバレ》 デイムが死んだときは泣いてしまいました。なんか、オーストラリア人が演じた1969年度作のラストのような味わいでしたね。多くの方が評価するプレ・シークエンスこそおもしろくないですよ。よくあるハリウッド製の活劇と変わりないです。いいのはむしろあとのシーンですよ。エレベーターのシャフトにつかまって上昇する場面は、ラスベガスを舞台にした1971年度作のあのシーンをほうふつさせて、ワクワクしました。あと、軍艦島での決闘の場面なんですが、ワンショットで効率よく敵を倒すスタイリッシュな場面なんかも、めまぐるしく展開するアクションシーンより味わい深いですね。今作に見られる冒頭を除く個々の活劇は、第2作でボートから燃料タンクを海に落として、照明弾で一気にかたをつける場面や、第3作でのレーザー光線登場のようなカタルシスやセンス・オブ・ワンダーを感じて、これぞ007だと感じたしだいです。そして、ラストに例の「指令を受ける部屋」が復活したのは非常にうれしかったです。そして、その復活の場面で、隣席の観客が「おっ」と思わず声をげていたのを聞き、制作者の勝ちだなと思いました。このラストの展開は、廿世紀狐社提供の宇宙を舞台にしたドル箱冒険活劇シリーズの新作3部作における第3作目のような、旧作の1作目につなげるためのラスト数分の展開と似た感じがしました。「部屋」復活は大歓迎だったのですが、上司役の俳優はもっと年上の威厳のある人にしてもらいたかったし、帽子掛けの置いてあるアウターオフィスに座る秘書も、若干地味な良妻賢母型の女優にしてほしかったです。うーん、イメージ違います。残念です。前2作がただの「めまぐるしい活劇」であったため、ほとんど評価できないのですが、今作はここ10年で一番の出来で気に入ってます。及第点をあげたいと思います。 【大通り・ヘップバーン】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-15 12:15:47) (良:1票) |
27.《ネタバレ》 公開される度に気になってしまうシリーズですが、今回は監督がサム・メンデスとあって一層期待してしました。 ダニエルクレイグになってからの作品は面白いがボンドらしくないという感じでしたが、今回はかなり王道らしい内容だったと思います。ボンドカーの扱いには劇場内でも笑いが起きていました。しかも、さすがにアカデミー賞監督というだけあって映像はなかなかです。劇場でみて良かったです。 ただ、今回のボンドガールはいまいち本筋に関わってない印象。むしろМがこんなに活躍するなんて…。かなり意外性のあるラストですが、これも配役の世代交代なのかなぁと。Qもいかにも現代的な人物になっていて驚きました。 次回作では、古いなんて言わないでぜひ、ボンドらしい派手な秘密兵器もお願いします! 【やっぴーK】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-10 00:00:45) (良:1票) |
26.《ネタバレ》 まあ率直に言って007シリーズに特に思い入れはありません。が、ここ近年ボンド役はダニエル・クレイグに変わってかつなんかスタイリッシュだなあ、と興味はひかれていました。そして初めて007シリーズを映画館で見る機会に恵まれました。 オープニングのアデルの曲、映像がかなりやばかったです。この曲は買いです。ボンドのひげをそる女性はもうちょっとかわいい子がよかった・・・なぜこの人なのか・・・ ボンドガールと言うんでしょうか、あっけなくいなくなってしまいますがこの女性の 妖艶なはかなげな雰囲気、ボンドとの会話、Hはひきこまれました。レイフ・ファインズ、悪役の人もよかった。アマデウスのトム・ハルスと思ったら違いました(汗 ボンドはいっつも足を大きく開いて立ってますねw 安定させるためでしょうか ひきしまった体型はほれぼれしますね。 【DKⅢ】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-08 15:51:58) (良:1票) |
25.《ネタバレ》 「カジノロワイヤル」「慰めの報酬」は、今までのボンドとは違うぜ!って感じが面白かった快作。 一方、今回は、「過去のボンド映画のココが好きなんだオレたちぁ!」という感じで、これはこれで楽しめました。むしろ、過去のボンド映画の価値を改めて引き上げた作品なんじゃないか、と思ったくらいです。 正直ショーン・コネリーがやってた頃の作品は、半笑いで観てました。ファンの方スミマセン。リアルタイムで見ていたら、また違うんでしょうか)。 しかし!かつてバカにしていたトンデモアイテムが、今 目の前で掛け値なしにカッコよく活躍しているではないですか!これだけで満足度ウナギ登りで冷静にレビューできません(笑)。途中のMの演説にもゾクゾクしたなあ。 確かに中だるみはハンパないし、クライマックスの「ちょっと上手いこと言ったろか」ってな具合のギャグ連発はどうかと思いますが、楽しくウキウキした気分で鑑賞することが出来ました。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-03 01:25:08) (良:1票) |
24.《ネタバレ》 中々面白かったです。冒頭のチェイスはボンドのしつこさを表していて良かった。 今回のお話はMへの不信感と忠誠という感じでしょうか。鋼鉄の決断を下すMは常に信頼出来るのか?その決断は、エージェントの命を必ずしも守るものではない・・。そういう上司に命を預けられるのだろうか?という感じですが、なにしろボンド・ムービーなのでかる~くエンターテイメントに裏切りの憎しみとか混ぜてみましたーな感が大きくて、ストーリー的にはイマイチでした。漫画のパタリロでもこんな話なかったっけ?みたいな。パタリロじゃなくても使い古された話な気する。 でも、ダニエル・クレイグさんは格好良いし、悪役のハビエルさんもファンだからみてて楽しいし、爆発シーンやロケーションも中々でした。音楽も良かったです。惜しむらくはボンドとMの関係がイマイチしっくりと自分的に来なくて、最後の涙は唐突な気がしました。 2人のボンド・ガールも今回はちょい役というか、Mがボンド・ガールというのには思いもよらなかったです。あ~、今思ったけど、Mに生活観がなさ過ぎて感情移入がこれっぽっちも出来なかったからなのかなあ。ちょこっとぐっと来るエピソードがあったらまた違ったかも。イングリッシュ・ブルドッグだけではなくて。(笑) ここまで書いて送信した後になって気付きました。 復活したボンドは再試験に落ちる程に落ちぶれていたが、Mは身を任せた。 その信頼にこたえる事が出来なかったから最後の涙だったのかも。(くやし涙) だから、次の任務は本気でやる気になったというのをみせて次回は完全復活だよ!という感じなのかもしれませんね。 【梅干御飯】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2012-10-30 02:37:27) (良:1票) |
23.《ネタバレ》 無骨が売りのクレイグ・ボンドも3作目ともなると観てる側もキャラになじんで、シリーズとして暖まってきた感があります。 今作も筋肉無双の活躍ぶり。育った過去にも踏み込んで(客が望んでいるかどうかは別として)人間性の掘り下げにも挑んでいる脚本であります。 何するか分かんない狂ったおっかなさを表出するに二人といない逸材のハビエル・バルデムがこれ以上ない敵役を演じれば、年季の入った貫録で一歩も引かないジュディ・ディンチのM。待ちに待ったQの登場。手掛ける秘密道具だけでなく、彼自身が味わい深いというのが新しくて楽しい。硬かったクレイグ・ボンドがQとの絡みで茶目っ気を引き出される副効果も生まれています。ボンド作品に必須の役者が顔を揃えた3作目にして、新しい時代の純正007にブラッシュアップしたように感じますね。あっ、でも‶若い”ボンドガールとボンドがべたべた絡まない珍しい作品でもあります。そのへん物足りない人もいるかも。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 7点(2022-06-23 23:35:08) |
22.《ネタバレ》 最初から最後まで中だるみせずに見ることが出来ました。敵役のすごみもあって随所の対決シーンはなかなか良かった。本作ではQが普通にヘボいのと、ボンドガールいたっけ?というところがイマイチなところかと。ダニエルは素晴らしかったんだけどなあ。 【なす】さん [インターネット(字幕)] 7点(2017-08-08 19:58:29) |
21.ミッション・インポッシブル化してしまった今シリーズ。良くも悪くも迫力とスケール感が大きく増して、さらに多くの方が楽しめる娯楽作になりました。以前のような軽妙さとスタイリッシュ感が好みの私ですが、これはこれで面白くまとまってる。日本でも 作ってほしい このクオリティ。 【460】さん [DVD(吹替)] 7点(2014-09-17 15:35:27) |
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20.《ネタバレ》 アクション娯楽映画としては、楽しめたと思います。が、何を売り物にしたい作品なのかが分かりませんでした。ごくフツーのアクション映画という印象しか残りませんでした。 【モリー】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-26 22:02:41) |
19.面白い。ゴールドフィンガーらへんの初期007へのオマージュがそこかしこに。特にアストン・マーチンやマネーペニー、昔のオフィスの再現などたまらん仕掛け。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-21 13:48:24) |
18.《ネタバレ》 ダニエル・クレイグのボンド役も板についてきた感じで、のっけから観客を釘付けにする追跡アクションはスタントも使っているとはいえ、もはや定番といった安定感。続くタイトルバックも007らしいテーマソングと映像美が展開されるなど、全編通して美しい画作りが印象的な本作。やはり映画館で鑑賞すべきだったと後悔したくらい。敵役についてもMI6を手玉にとり、M本人を標的にする大胆不敵さは迫力十分で見応えがあった一方で、そこまでやる動機にストンと落ちる描写が物足りなく少々残念。ボンドガールとのやりとりも淡泊ぎみで、こちらも物足りない感じもするが、従来のニヤけたボンドとは違う路線ということでいい方に解釈したい。50周年ということでクラッシックなボンド・カーの登場も含め、旧来のファンへのサービスも忘れずに世代交代をうまく演出できた良作だった。今後も007よ永遠に…と願いつつ、7点献上。 【田吾作】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-08-14 12:21:17) |
17.《ネタバレ》 50周年記念にふさわしいぐらいのやりたい放題な007。ロンドン五輪のときも派手にやってくれたけど、こんな007も面白い。 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-07-31 19:27:54) |
16.ダニエル・クレイグの007シリーズ良いですね(前作の出来はやや落ちますが)。個人的に前半は退屈、後半面白く思い、家人は正反対に感じたとの事。感想はやはり人それぞれですね。裸でシャワールームにずかずか入っていくボンド。けっこう変態的。笑うところじゃないけど、笑ってしまいました。今度うちでもやってみよう。あと、何となく攻殻機動隊を思い出しながら見ていました。攻殻は相当時代を先取りしていたんだなと、改めて実感しました。 【えぴおう】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-07-17 10:24:00) |
15.《ネタバレ》 このひと何がやりたかったの?と思ってたらM死んじゃうし。アカデミー作品賞候補って、それなんてステマ? 【Robbie】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-07-11 23:39:54) |
14.《ネタバレ》 ポンコツになっちゃったボンド、次回作は大丈夫? それにしても、Mをやるのにあそこまで計画練る必要あったのか?ボンドは普通にM宅へ侵入してたんだけど。まさか合鍵… まさかな はは。 【ライトニングボルト】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-05-18 02:42:05) |
13.《ネタバレ》 スタイリッシュな映像が格好良かったがボンドが不死身すぎて危機感がなかった 【osamurai】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-05-12 22:01:59) |
12.《ネタバレ》 そんなに強そうじゃない相手にもイチイチ大苦戦するボンドさん。それでも、やる気だけは人一倍で、街中をぶっ壊しながら戦う、迷惑不死身なポンコツスパイボンドさん。そんな一生懸命さが素敵です。お爺ちゃんのほうがカッコ良かった。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-04 10:48:21) |
11.007シリーズ初心者です。かっこよかったです、映像も、ジェームスボンドも!初見なのでダニエル・クレイヴのジェームスボンドしか知らないけれど充分魅力的でした!会話もいちいちおしゃれでいい!もっと早く撃てばいいのに~とか、じいさんまさかトイレだった!?とかいくつかツッコミたくなったり先が読めてしまうとこもあったけどそれも含めてエンターテイメント性十分な作品です。あとQがもっと活躍してほしかったな~。 【はちまろ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-27 22:56:13) |