1.《ネタバレ》 予告で思った通りの展開と出来でした。普通に面白かったです。
銃撃シーンや格闘アクション、世界観、武器、装着した器具のデザインが『第9地区』を彷彿とさせる感じで、ニヤリとさせられました。
でも大きな不満が・・・ラストで人々が『市民』となり、こぞって宇宙のエリジウムに向かいますが
最終的に人々が求めるのは『治療マシン』の性能だけに集約されてる印象に・・
エリジウムが凄いんじゃなくて、その『治療マシン』が凄い話になってるだけじゃね?
あと治療マシンが別にエリジウムの環境じゃなければ機能しないとか、
そこになければいけないという理由もないので、じゃあ舞台が宇宙のエリジウムじゃなくてもよくね?と・・。
見終わるとエリジウムの存在意義が何か霞んで見えてしまいました。
そのマシン以外にエリジウムがいかに『特別』な場所か見えづらいんですよねぇ・・
なんか快適な風景の画だけ見せられても・・。
富裕層専用の治療マシンが何らかの理由で、あの街に置いてあって各立場の連中がそれの奪い合いする話でも成立するような気がします。
オチもそれで問題解決とは思えないんだよなぁ・・さらなる混沌の幕開けの気がしました。
7点付けた映画の感想とは思えなくなりましたが・・・不満に感じながらも、それなりに楽しんだのは確かです。