8.《ネタバレ》 軽妙なタッチではありますが、いろんな意味で濃い映画でした・・・・・。正直、嫌悪感を感じるシーンも多かったのですが、実はその嫌悪感こそがこの映画のツボであり、おそらく原作者や監督が描きたかったものなんでしょうね。 ルビー・モレノの演技が想像以上に素晴らしかったですね。映画賞を総ナメしたのも納得です。 【TM】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2010-08-31 00:30:34) |
7.登場人物が皆、いい味出してて面白かった。「一瞬金貸してくれよ~」が仲間と二人の間で流行った。 【マックロウ】さん 7点(2004-06-14 10:46:03) |
6.在日コリアンの雰囲気がそれなりに出ていて興味深かった。タクシー運転手の切羽詰った生活感が、いまの勤め先の状況がちと危なそうなわたしには、なんとなく恐かった。うう、おれも運ちゃんになるかも。差別するつもりはないけど(だって、とりあえず車が運転できれば誰でもなれるあの業界で、生き抜いている人はさすがですから)、身近な日銭稼業だもんね。以前、大阪の鶴橋という在日の人が多く居住する町のすぐ近くに住んでいたが、よくおっさんが街中で昼日中からド喧嘩していた。たまたまそこに通りがかっかわたしは、ぽこぽこ殴られているおっさんから「ニイチャン、警察呼んでやっ!」て言われたこともあった。「まあ、殺されることはないやろ」と無視したが、当時の気分を思い起させてくれる作品だった。岸谷五朗はええ味だしていたし、なんといってもルビー・モレノががんばって大阪弁しゃべっていたのが嬉しかった。 【バッテリ】さん 7点(2004-01-20 21:10:30) |
5.タフに生きる生命力みたいなものを感じてよかった。 【MASH】さん 7点(2004-01-03 14:28:15) |
4.これといって明快な起承転結が無かったような気がする・・でも不思議と魅力的な物語でした。 【ロイ・ニアリー】さん 7点(2003-12-12 13:14:15) |
3.ユーモアを用いることで、これまでタブー視されていた現実にメスを斬り込んだ点は買い。また、崔監督はヒューマンドラマを淡々と描いていくのが上手く、最後まで飽きずに観られる。SET時代から岸谷五朗を見ている俺としては、こういったダークな役柄を演じる岸谷の方が好きだったりする。少々演技過剰になる部分をご愛嬌と受け取れれば、無気力な表情から突然暴力的に変化していく様を楽しめる。 【恭人】さん 7点(2003-12-11 18:26:36) |
2.在日朝鮮人が日本で生きていくとなると、けっこう複雑な問題が色々ある。差別されることもある。また、日本と朝鮮半島の過去の歴史から日本に対して何かしら反感を抱いたりすることもあるだろう。また変に朝鮮人としての誇りを持ったりすることもある。しかし、そんな民族としての枠にとらわれず、ただその日その日を素で生きていく、そんな主人公がカッコよかった。 【椎名みかん】さん 7点(2003-03-13 19:37:11) |
1.タイトルにもある「月はどっちに出てますか?」だって?こんなおっさんでも勤まるほどタクシー運転手って頭の悪い仕事なのでしょうか? 父親がタクシーの運転手をやっていた所為もあるのでしょうが、かなり差別みたいなものを感じました。面白い?ん・・・?結構ドライで、あっさり系の作品ですが、なかなか奥深いものがあり、観て損はしない気がします。 【イマジン】さん 7点(2001-06-22 12:12:13) |