4.《ネタバレ》 これはとても惜しい作品ですね。
前置きが長くて退屈なんだけど、奇妙なこどもたちと出会ってからは急に面白くなった。
過去に戻ったり、時間がループしたり、特殊能力があったり、複雑にし過ぎて物語がわかり難くなってるのが残念。
孤児院に隠れ住んでるというくらいのシンプルな設定で十分だったんじゃないだろうか。
能力を使った共同生活や敵との能力バトルがとても面白いので、それ以外の複雑な設定は余計だった。
能力の設定ももう少し工夫が欲しかった。
単独で強過ぎる能力があると最初からそれ使えば良かったのにとなってしまう。
地味な能力だったのに組み合わせや使い方の工夫で大活躍する展開の方が盛り上がったかも。
敵に冷やす能力者が居たけど、あの能力が味方なら面白味があったように思う。
水を凍らせて移動手段や武器も作れそうだし、熱する能力と組み合わせれば金属も破壊できる。
映画全体の構成としては難があるけど、面白さを感じる作品だったことは間違いないので、続編を見てみたい。