レディ・バードのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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レディ・バード

[レディバード]
Lady Bird
2017年上映時間:94分
平均点:6.47 / 10(Review 17人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-06-01)
ドラマコメディファミリー青春もの学園ものロマンス
新規登録(2018-01-21)【皐月Goro】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【イニシャルK】さん
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監督グレタ・ガーウィグ
キャストシアーシャ・ローナン(女優)クリスティン・"レディ・バード"・マクファーソン
ローリー・メトカーフ(女優)マリオン・マクファーソン
トレイシー・レッツ(男優)ラリー・マクファーソン
ルーカス・ヘッジズ(男優)ダニー・オニール
ティモシー・シャラメ(男優)カイル・シャイベ
ビーニー・フェルドスタイン(女優)ジュリアン "ジュリー"・ステファンズ
ロイス・スミス(女優)シスター・サラ・ジョーン
キャスリン・ニュートン(女優)ダーリン・ベル
ダニエル・マクドナルド(女優)オリビア
嶋村侑クリスティン・"レディ・バード"・マクファーソン(日本語吹き替え版)
高乃麗マリオン・マクファーソン(日本語吹き替え版)
脚本グレタ・ガーウィグ
音楽ジョン・ブライオン
製作スコット・ルーディン
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8.《ネタバレ》 なんと地味な映画。
でもいつの時代にも必要な映画。

乱れた性関係もドラッグもなく、かといって夢にまい進する映画でもなく、
金持ちの子でもなく、スラムの子でもなく、ただありふれた地方の、ありふれた女の子の話。
レディバードとは、親のつけた名前にちょっと逆らって自分につけた名前。
母親と娘のかわいい葛藤の話でもあります。

中々観ようと手にとらない映画ではあります。
でも観終わると、じわ~と素敵な気持ちになれる、そんな映画。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2019-04-27 17:04:28)(良:1票)
7.グレタ・ガーウィグの、監督としての評価が一気に高まるきっかけとなった青春映画。遅ればせながら鑑賞したが、なかなか悪くない出来だった。演出、脚本、映像、どれもが高いレベルでまとまっている。物語のテンポの良さ、気の利いたセリフ回しやちょっとした伏線の使い方に、監督の優れた技量が表れている。ちょっと自意識過剰で、ちょっと痛い、でもやや陽キャラで、ブサイクではないから、それなりに人付き合いはできる17歳の女子高生の一年を、過度に美化することもせず、描き切っている。

海外では手放しで大絶賛されている本作だが、個人的にはそこまで完璧な映画か?と思う。数ある青春映画の中では秀逸な出来だが、比較的起伏の少ない物語であるため、スコーンと突き抜けるような盛り上がりはなかったように思う。

大名作というには留保をつけたいのだが、優れた映画であるのは間違いない。故郷への強い愛着が窺える、街の風景のモンタージュが印象的だった。映画内で度々繰り返されるそれらのシーンに、抑えても抑え切れない監督自身の故郷への愛を感じることができた。
nakashiさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-07-14 08:46:12)
6.《ネタバレ》 グレタ・カーヴィグの辞書によると17才=自意識過剰・見栄っ張り・自分探し&自分への過剰な期待そして親とは衝突の季節。たしかにそのとおり。イタくて馬鹿ですこの頃は。誰が言ったか傷だらけの十代ですわ。
シアーシャ演じるクリスティンを見ててわかるなあと思う一方で、痛さ、苦さを忠告してあげたくなるのは間違いなく老婆心てやつでありましょう。ああトシをとってしまった。
わたしはどちらかというと、うじうじと暗い十代でしたのでクリスティンのようにガツガツと積極的に行動に出られるタイプの子とはきっと気が合わなかったろうな。ティモシー・シャラメみたいなキラキラした男子なぞ、遠目に眺めるのが精一杯。ふう。
クリスティンに近い感性のタイプならこの話にノレること間違いなし。わたしはグレタ本人が演じた「フランシス・ハ」の不器用で間抜けぶりが突き抜けたヒロインの方が近しく感じますが。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-12 23:39:44)
5.《ネタバレ》 高校生の女の子の日常を描いているんですが、女性監督ならではのリアリティに溢れていると思います。つまり変に美化してないんですね、そこがいい。

ところで親世代の私ですが、このお母さんには共感できなかったですね。お金のことを言い過ぎです、やたらおもちゃを欲しがる4~5歳の子どもに「うちは貧乏」というのとは違うのよ。
なんとなく監督自身が反映されてるとこが多分にあるんじゃないかと感じます、それだけリアルです。

故郷を出ること、母親から離れることが大きな目的で特にNYの大学でやりたいこともなさそうで、憧れのNYに来て最初に起こった出来事はアルコール過剰摂取で病院に担ぎ込まれるとか最後まで手を緩めてないっていうね。
とりあえずNYに来たって感じなんです、離れてみたら母親への罪悪感が強くなったのか電話しても留守電で直接つながらないっていうのもいいね、前途多難なレディ・バードって感じです。
全体的にテンポがよく、いろいろなエピソードがなかなか面白い。ちょっと予測できないいろいろがよかったです。
ありがちな女の子の青春サクセスストーリーじゃないとこが良いです。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-23 14:45:07)
4.《ネタバレ》 シャーシャの演技が見もの、ストーリーは淡々と進められていきますがほとんどの人がどこかで共感するエピソードがあるのではないでしょうか。
①親からもらった名前よりも自分がつけた名前を優先、②家の車が恥ずかしい、③リッチな家に憧れ、④故郷より大都会に行きたい、⑤切れると骨折するほどアブナイことをしてしまうちょっと痛い女子高生 vs 愛に不器用な母親、なぜなら①彼女はきっと親からの愛をもらったことがない(アル中の母親だと)、②夫が数年前から鬱→失業、③ダブルシフトで過労、経済的不安。。。でもどちらも「いま」を一生懸命生き、不器用に愛しているが伝えられない。数千キロ離れて時差もある国の反対側へ行くことでやっと自分の本当の気持ちに気づく。
大人になっていく、兄がバイトから正社員になるのも地元で成長の一部だけれど、あらゆる手段を使ってでも遠くへ行くのも、どっちも成長だと言えるでしょう。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-18 09:45:55)
3.《ネタバレ》 女の子の、反抗期の少女と親の、ガチンコストーリー。これだけで、見たくなる。そして、期待通り。
にけさん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-11 22:44:43)
2.高校生の女の子が主役なので当然かもしれませんが、女性の方が心にグッとくるものがあると思います。自分が10代の頃の不平不満や、友達との付き合い。異性に興味を持ち、家族はウザったく感じる。将来に希望を抱くものの、不安だらけ。それでも、故郷を愛し、家族を愛することに気が付く主人公に、清々しさを感じました。とっても後味の良い映画でした。
shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2018-06-22 23:01:52)
1.《ネタバレ》 私の行きつけの映画館に来たので見ました。普通に良く出来た青春映画です。この作品が全米の批評サイトで新記録を樹立し、アカデミー賞の作品候補にならなかったら、おそらく見ることはなかったでしょう。日本で言えば中二病の反抗期の女の子の母親への反抗と同級生との愛憎劇です。周囲の大人がみんな優しく見守ってくれたので救われましたね。まぁ、たまにはこんな作品も良かったです。たまには、ですが。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 7点(2018-06-03 22:16:07)
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【点数情報】

Review人数 17人
平均点数 6.47点
000.00%
100.00%
200.00%
3211.76%
415.88%
500.00%
6211.76%
7847.06%
8423.53%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

2017年 90回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞シアーシャ・ローナン候補(ノミネート) 
助演女優賞ローリー・メトカーフ候補(ノミネート) 
監督賞グレタ・ガーウィグ候補(ノミネート) 
脚本賞グレタ・ガーウィグ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2017年 75回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 受賞 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)シアーシャ・ローナン受賞 
助演女優賞ローリー・メトカーフ候補(ノミネート) 
脚本賞グレタ・ガーウィグ候補(ノミネート) 

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