7.かっわいいなぁ!
かわいいだけでなく、いろいろと刺さるなぁ。気が付いたら泣いてて、そんな自分にビックリしたよ。
若いころに観たら、たぶん「子ども向けで退屈」と思ったかもしれない。
いい年齢の大人になったから、人生や世の中は思うようにいかない事の方がずっとずーっと多くて、不条理も悲しい事もたくさんあって、それでも人はなんとか人とつながることで生きていくんだ、という事が骨身にしみてわかるようになったからかもしれない。
余計なものをそぎ落として、大事なものだけ描いた、この「すみっコぐらし」の世界が、こんなにも沁みる。
この映画は、子どもは何も考えずそのまんま、楽しんだり悲しんだりできるんだろうね。
大人は、イマイチと思うか、思いっきり刺さるか、どっちかだと思う。私は後者でした。
目が腫れるほど泣けた自分に驚いた、久々の映画でした。