10.戦争映画、しかも邦画なんかに碌なモン無い。と、タカを括って見ていたら、結構面白い。しかし主人公水島が日本に帰らないのは、「逃避」なんじゃないのかな…?とも、当時中学生の俺は感じた。ヒネてんなぁ。笑。 【aksweet】さん 7点(2003-06-03 11:52:47) (笑:1票) |
9.《ネタバレ》 当時、合唱団員だった自分は、吹き替えの合唱だけを聴く目的で観に行きました。でも映画そのものも面白くて、うまい合唱とともに、2倍楽しめました。「埴生の宿」を敵国の兵士と歌うシーン、印象に残っています。 【ramo】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-07-10 01:24:37) |
8.名作は時代を超えんだなと実感。上映当時感動した思いはあるが、改めて観たが惹きこまれるものが十分あった。クライマックスはやはり弾き語りの場面。月並みだけど蛍の光にはやはり涙。まあ粗い面もある。でも中井貴一は当時の芸暦のわりにはかなり頑張ったんじゃないか。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-08-14 23:33:06) |
7.確かに中井貴一の演技はヒドイ。でも心動かされる作品ではあるな。下の方が書かれていたが、「自分が水島だったらどうするのか?」それを考えるのが、この作品のテーマなんだと思う。八甲田山もそうだったが、石坂・菅原の対比によって、隊長(TOP)の判断で組織の生死が決定されるんだなあ、とあらためて思った。強気外交はOKだが、戦争だけはしないでくれと日本のTOPにお願いしたい。 |
6.水島の旅は正に地獄巡りであり、それ自体が並の僧侶をも超えた厳しい修行。彼が「供養」を決心するのも自然の成り行きです。個人的には、その過程はもう少し丁寧に描写した方が良かったと思いましたが、東南アジア系に見える中井貴一やインテリに見える石坂浩二は適役だったと思います。私が一番感動したのは、イギリス兵の納骨堂で隊長が日本の骨壷を見つけたシーンと、水島の奏でる「仰げば尊し」。オリジナルは未見なので何とも言えませんが、本人がわざわざリメイクしたということは、市川崑自身は旧作より新作の方が優れてると考えていたのではないでしょうか(まさかオリジナルより劣ったもので満足するとも思えませんし…)。日本的ファンタジー映画としては完成度の高い作品だと思いますよ、7点献上。 【sayzin】さん [地上波(字幕)] 7点(2005-09-24 00:06:18) |
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5.埴生の宿を聞くとこの映画を思い出します。戦争で前線に行っていた人達、死んだり生き残ったり。生きていることが当たり前じゃないから、生きていることに罪悪感を持ってしまうのか…と考えたら本当に哀しくなりました。中井貴一も熱演はしてるのですが、イメージが違ったのでそこがちょっと残念です。 【へっぽこ】さん 7点(2004-12-16 19:38:14) |
4.モノクロの前作に比べては物足りない印象はありますが、それなりに見るべき価値はあるとは思います。中井貴一の演技は思ったよりも良かったと思います。へちょちょ星人さんも書いてますが、北林谷栄が印象変わらずに同じ役をやっているのは面白いですね。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-16 17:34:05) |
3.竪琴を聴いただけで涙します。日本に帰らないと心に決めて竪琴を奏でるシーン。合唱のシーンは涙なくしては観れないぐらい感動。年齢を重ねて観るとまた感想もちがうかもしれないと思った作品。 【広瀬真由美】さん 7点(2003-02-02 23:02:30) |
2.市川監督念願のカラーだったわけですよね。あたしは、この映画を見る前にモノクロを見たのですが、正直、モノクロの方が迫力があります。但し、市川監督が言っているように確かに大地の色がみえないんです。カラー版を見たときに判りました、大地が本当に赤い事を。そこで最後の字幕でしょ。カラー版は出来も良いし、役者の演技も上手いです。でもそれ以上にカラーで表現できた事が凄かったと思います。 【奥州亭三景】さん 7点(2001-11-19 18:47:17) |
1.もっと激しく悲しい戦争ものかと思ったらそうではなかった。戦争が残したものをどうかたづけていけばいいのか、そんなことを考えさせてくれる映画だと思う。しかし、問題は、この映画に自分が共感できないということ。おれの頭ん中は小林よしのりさんのいう「サヨク」になってるな、と思う。日本のした戦争は間違っていただけじゃなくって、こういう日本人もきちんといたことをオレらはしっとかないかんと思う。 【鉄コン筋クリ】さん 7点(2001-11-07 22:02:33) |