5.《ネタバレ》 売れた小説の映像化は駄作が多いと思うので、これもあまり期待せず見たのが良かったのか面白かった。
死刑制度のあり方とか、生と死とか、深く考えさせられた。
人を殺してしまった男二人がコンビを組み、犯人が最後に見た階段を探すという話の流れが面白く
両者間の背景や心理に絞って話を深くしていく、というのも上手く情報を整理できていると思う。
個人的に邦画には、ダラっとしたリズムの割るさがあるのが多いと思うのだが、題材の重さとマッチしていて、あまり気にならなかった。
原作が良く出来ているおかげもあり、サスペンス部分も楽しめるし
反町の過去や、山崎の私生活(妻との関係や、パン屋など)などが上手く物語りを
まとめていて、きっちりとした作品だった。
最後に一言、反町冷てぇ~。