53.《ネタバレ》 ベタもベタ、ベッタベタの青春軍隊恋愛映画。でも、今になってみるとベタなだけです。 マスプロでヒットした青春軍隊恋愛映画は、この映画が元祖ですもんね。 鬼軍曹、厳しい訓練、主人公のやらかし、特別なしごき、仲間同士の絆、親友の死、行きずりの恋から本気、ハッピーエンド、ついでに美しい主題歌と、バイクの疾走。今私たちがベタと感じる展開は、みんなこの映画に詰まってます。だからこそ素晴らしい。 この映画の空はいつも70年代アメリカ映画を示すどんより曇り。時代を映しているんですね。この後、80年代の「トップガン」は明るい青空に移行していきます。 脚本の着眼点が素晴らしいです。士官になるため、アメリカ陸海空軍なら、それぞれの士官学校に4年間の在籍が必要になります。日本だって、基本的には防衛大学校で4年間が必要。ところがアメリカ海兵隊なら、一応の士官になるには13週間の訓練だけですむんです。13週間に絞って濃密なラブストーリーを描ける。日曜はお休み、外泊も届け出せば自由、酒たばこ制限なし、訓練内容も体育会系から見ればあんなものでいいんだと思えるくらいなので、日本人に厳しさが伝わるかは疑問ですが、逆にこれらの要素を入れ込めるので、訓練だけの映画にはなっていません。間延びしない映画が作れます。まあ、実際のところは、アメリカ海兵隊の場合、4年生大学卒業が出願の最低条件で、入学選考も厳しい上に、13週間(今は10週間)の士官学校を出て一応海兵隊少尉となっても単にスタートラインに過ぎない。次の6ヶ月の基礎訓練校でばんばん失格の烙印を押される。失格となると、士官となった事実自体が取消されてしまいます。厳しいです。でも、その辺は感じさせず、13週間の素敵なラブストーリーを見事に描ききります。 こういう映画は素敵です。ベタで王道の映画は安心感と爽快感があります。個人的には、主人公の転機としての死というのを入れ込んで欲しくはないのですけれど。 邦題の「愛と青春の~」も、これが元祖。今となっては陳腐化しましたけど、いいですね。原題の「士官と紳士」だけじゃ、なんのことやらですもの。原題の本当の意味は「士官と紳士に請われる道徳律」というような術語を省略したもの。「位高ければ徳高きを要す」の格言を「位高ければ」に略して題名にしたと考えれば大体当ってます。でも、これじゃ青春映画にはふさわしくないですね。 【えんでばー】さん [DVD(字幕)] 7点(2025-02-20 09:04:14) (良:1票) |
52.《ネタバレ》 最初のうちは軍隊の話だし嫌だなと思って見ていたのが、いつのまにか引き込まれてしまった。そして一番感動が士官学校の卒業式、鬼軍曹が卒業していく若者らに「少尉殿」と敬礼するところ、そうか教官はいつまで経っても教育をするだけの軍曹なのに、巣立っていく彼らは上官なのだ。そして今までの訓練やしごきが教官への恩、熱き想いでとなって蘇る。それとこの映画のデブラ・ウィンガーはとてもすてきだ。ラストシーンはちと恥ずかしいが・・・。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-12-29 09:12:59) (良:1票) |
51.「何だこの映画ベタ過ぎじゃねーか!見てて恥ずかしいよ」って言う人に限って本音は感動しちゃったりしてます。何を隠そう俺がこのタイプなんで(笑) 【ゆきむら】さん 7点(2005-02-28 22:23:28) (笑:1票) |
50.《ネタバレ》 衛星で多分10年以上ぶりに見たんですが、昔はやはり海軍士官候補生のかっこ良さにばかり目がいっており、ルイスゴセットJr.演じる鬼軍曹は最終的に候補生に階級追い抜かされて、ザマミロなんて思っていたんですが、今日見てみると、軍曹はザックをしごき倒すシーンでも、最後の障害物競走の時でも、仲間を思いやるとかそういうことに対して、非常に寛容で、決して人を蹴落としてでも這い上がれという教育方針じゃないんですよね。ザックが「俺には海軍しか居場所がない!!やめさせないで下さい!!」という叫びに彼が見せる表情が本当に印象的でした。 【きつま】さん 7点(2005-02-28 22:20:18) (良:1票) |
49.《ネタバレ》 タイトル、内容ともにあまりのクササに軽く赤面してしまいながら観ました。軍の訓練所があるところが工業地帯で低所得者層の集まる地域で女性は気合を入れてダンナを見つける。それがまさにどうしょうもない貧困から脱出する最後の手段だから。時に妊娠を偽り、計画的に妊娠したりして追いこむんですね。そうでもしないと13週間という短い訓練期間で結婚まで持っていけない。訓練の厳しい期間の慰めのための遊び相手として期間が終了しだい捨てられるか、子供を孕まされて逃げられるかのどちらかしかない。 デブラウィンガーの母親もかつて経験した失敗。印象に残ったのはバーで地元の若者に絡まれるシーン。低所得者層の自分達と将来が約束されている軍のエリート。多分に嫉妬の感情はあると思うのですが、やっぱり地元の女を横取りされる気分はいいものではないでしょう。せめて一発くらい殴らせてあげればよかったのに(笑)。人間不信のトラウマを背負った若者の成長。一度は観てもいいと思いますよ。 【バチケン】さん 7点(2003-12-19 21:49:03) (良:1票) |
48.「軍隊しか俺の居場所はないんだあーっ!」という男と、「何が何でも士官候補生とくっついて、洗濯女から這い上がってやるわっ!」という女。…”ブルーカラー”の本音を、ここまであからさまにした「ラブストーリー」もなかったのでは? 『アメリカン・ジゴロ』など、この頃のリチャード・ギアはファンクな土くささがあって良かったなあ。全体的に暑苦しい映画だねえと、若かりし当時はバカにしていたけど、今はちょっと評価が上がったかな。 【やましんの巻】さん 7点(2003-10-07 12:21:46) (笑:1票) |
47.面白かった!リチャードギアかっこよかった!!デブラウインガー綺麗だった!!! 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-09-14 23:50:05) |
46.きれいに整った青春映画に仕上がっています。家族愛が足りなく、半ば反発するように父親と同じような仕事を選んだり、友情と別れ、愛情を貫ききれなくなったりしますが、最後はハッピーエンドで締めくくる。いろんな要素をうまくはめ込んでいます。配役がものすごくうまくいった特異な例でしょう。出演者が皆それぞれの個性を発揮し、それがうまい具合に溶け込んでいます。有名は主題歌が、ソフト化されているバージョンと違っていたのには驚きました。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-07-29 18:09:56) |
【HRM36】さん [地上波(字幕)] 7点(2014-06-26 11:00:46) |
44.《ネタバレ》 士官養成学校を舞台に鬼軍曹との絆、ゆきずりのはずだった女との本気の恋愛。 気恥ずかしくなるほどベタな話だが、ストーリーに乗せられて結構楽しめた。 いかにもハリウッドらしい映画。 ベーシックコースだけれど、ちゃんとエンターテイメントの要素は詰まっている。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2013-01-06 00:54:13) |
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43.《ネタバレ》 脚本にケチをつけ出したらきりがないんだけど、自分的には一人の人間の成長がきちんと描かれた良品だと感じられました。 今回は、何故か女性士官候補生(シーガル?)に感情移入してみてしまってw だから壁上りのところと彼女が軍曹と挨拶を交わすところがぐっときたりしました。 なんで泣くんだろヲレ、こんな作品で。 【rhforever】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-13 12:03:38) |
42.《ネタバレ》 高校の映画祭で観た以来だから、22年振りになるのかな。 この作品ともう一本の作品との一騎打ち投票になったことも、つい最近のことのように思い出します。でも内容はまったく覚えていませんでした。 色々な意味で古典、色んな意味で安心して観ることの出来る作品ではないでしょうか。 当たり前のことだけど、リチャード・ギア、若いなぁ。 【hyam】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-28 09:37:26) |
【ファンオブ吹石】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-12-28 03:03:10) |
40.《ネタバレ》 鬼教官が指導手順がワンパターンで可愛かった。自殺は無くても盛り上がったのかも知れない。。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 7点(2008-09-20 13:39:12) |
39.《ネタバレ》 お約束の展開で安心して観ることができますw 不覚にも、卒業式の後にシド軍曹にバッチ(?)を渡すシーン、ザックがポーラを迎えに行くシーンにはグッと来てしまったw ←何のことかよくわからないが・・・ パイロット目指しているのならメットぐらいかぶれよと言いたい。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-16 11:44:21) |
38.この当時のアメリカの時代背景であったり、アメリカ人の特性であったり、軍隊の中の上下関係の特性など、なかなか日本人にはすぐに把握できない「アメリカ」が舞台のため初めはかなり戸惑いました。実際あんな感じなんでしょうかね~。そこを、自分なりに把握すれば、なかなかこの独特のアメリカの雰囲気がいい味を出しているように感じてくる。リチャード・ギアはカッコイイし、上官との複雑な関係も面白い。自分にとっていい意味で「アメリカ」を凄く感じる映画です。 【アップルマーク】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-24 05:41:41) |
37.《ネタバレ》 ストーリーに少し無理(親友が自殺)はありますが、青春映画としては、良作だと思います。ハーレーに乗ったリチャード・ギアはなかなか格好いいですね。テーマ曲もいいです。 【キタシン】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-18 11:00:49) |
36.《ネタバレ》 ザック(リチャード・ギア)が最後に製紙工場にポーラを迎えに行くシーン、このシーンの為だけにその前の120分があるようなものですね!「かっこい~」と思いながらも「うわ~寒う~」と思ってしまった。年取ってひねくれたかなぁ~ 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-22 13:49:34) |
35.この主題歌を聞くたんびに「レッツヤン」(←知らない人はパパ、ママに聞いてね)で近藤マッチ先生と松田聖子が陶酔デュエットしてたシーンを思い出す。恥ずかしい日本語訳でとりたててうまい歌でもなかったのに・・・。ああっ、また映画の内容とは無関係な書き込みをしてしまった・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-06-07 17:08:40) |
【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-06 18:30:09) |