4.《ネタバレ》 「先のことは気にしない」といった言葉選びは如何なものかと思うけれど、自己実現に向かう主義を現実のしがらみに揉まれることで挫け、家庭におさまることに逃げてしまう彼女が、奮起した彼の姿に感化され、素直になれるという構図自体は至極真っ当。
野島伸司脚本というだけあって諸々の設定事項は完璧に施されており、好印象。
しかし、分かり易すぎる素材の多用により、しらじらしくみえてしまうのかも。
下世話な演出や音楽の使用法で更にマイナスイメージへ・・・。
ラブ・ストーリーという向きはそれ程強くないと思うんですけど。