75.脇を固める豪華俳優陣と神秘的なゴッサムの街が素晴らしい。 【TERU】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-10-11 20:50:08) |
74.《ネタバレ》 年代的にはソレこそMCUの「インフィニティ・サーガ」、その特にフェイズⅠ(=最初の『アベンジャーズ』まで)と同時期という三部作なのですよね。そして、ヒーローものとしても雰囲気・質感はごく非常に好対照という感じでもあり、んで個人的には(三部作でまとまり好く終わったコトも含めて)実はコッチの方が大いに好みではあるのです(=向こうが嫌い、というコトでは決してなくて、あくまでほんの少しだけコッチが単に好きだ、というコトでして)。特にその高度なシリアスさ、そしてそのヒーロー像の多面性(=複雑さ)、また物理的・映像的な側面としての「CGに頼りすぎない」という監督のポリシーとかが、個人的にはも~好きで堪らないというコトなのですよね。やはり、私はそもそもノーランという監督がシンプルにかなり好みだ(=フィーリングが合致する)というコトなのでしょう。重ねて、とは言えやはりシンプルな娯楽作(の一大シリーズ)としてはMCUの方が結論的にはより優れていた・時代の希求により応えていた、のだろうと思うトコロではあるのです、がしかしそれでもまたコッチの系統のヒーローものだってMCUと同じ位にもっと盛り上がってってくれても好かったのではないか…と思ったりはするのですよね。 今回観直して、またやはりこの一作目は「導入編」としての色合いが濃く出ているとも思えてまして、少なくとも二作目『ダークナイト』そして根本的には三部作を通して鑑賞しないと評価もクソも無い映画だとは思うのですね。その意味ではまた、やはり二作目におけるケイティ・ホームズの降板は少なからず惜しいコトに(再度)思われてしまいました。他の部分の完成度が実に高度なダケでほぼ完璧に近いダケに、どーしたってココが気にならないとゆーのは嘘になるかな、と(今作見返しても、やっぱそのキュートさはかなり印象的なモノだったりしましたので)。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-09-11 03:22:59) |
73.《ネタバレ》 良い所 街の設定・設計やストーリーがとてもよく出来ています。 ブルースが最初は精神・肉体面から、ゴッサムに帰ってからは少しずつ装備を整え、バッドマンになっていく経緯はおもしろいです。 補佐役の老人二人にゲイリー・オールドマンがとてもいい味を出してます。 バッドマンの動きに関するアクションは素晴らしいです。 残念な所 戦闘シーンはアップし過ぎているシーンを切り貼りしているだけのような感じになってしまっているのが残念 何をしているのかわからない感じになっています。(そういう戦闘シーン自体が主ではなく、シーンも少ないので、そこまで気にはなりませんが 街を守るといいながら、散々破壊しながらのカーチェイスはちょっと余計だったかなー(まぁダークヒーローだし、悪徳警官だしいいか・・・ バッドモービルがよく出来ているので、登場させるとなるとああいう形しかないのもわかりますが・・・ 忍者の必要性 特に忍者屋敷での最後はひどい 忍者が至る所で爆発に巻き込まれて飛んでて笑いしか出ない 魅力的な黒幕の存在の欠如 リブート作品を観ると、どうしても違和感を覚えることがほとんどですが、この作品は素晴らしかったです。 さすがノーラン監督!(完全に監督贔屓で1点くらい加点されています。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-10-26 22:56:58) |
72.アメコミ関連の作品は肌に合わずこれまで避けてきましたが、今回「ジョーカー」の公開に合わせて今作を観てみることに。街を救うため、ブルースがバットマンになる過程が丁寧に描かれていて、見せ場もしっかり用意されている。高層ビルの上からゴッサムシティを見下ろすバットマンのフォルムが美しく、かっこいい! クスッと笑わせてくれる粋なセリフ、スピード感のあるアクションなど、見所が満載。全体的に丁寧に作られているなーという印象。アメコミ映画の入門としてもおすすめできる良作でした。 【たけたん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-10-08 03:29:16) |
71.《ネタバレ》 バットマンがウルトラマンのような異星人ではなく、仮面ライダーのような人造人間でもなく、鍛え上げた生身の人間+科学技術の粋を集めたウェア等で成り立っているという設定がいい。いかにもアメリカ的合理主義な感じです。 それと、マイケル・ケインとモーガン・フリーマンの老人コンビがいい味を出しています。さながら「水戸黄門」における助さん格さんのよう。ただし「水戸黄門」は権威ある老人を屈強な若者2人が支えるという構図ですが、この作品は正義に燃える若者を老人2人が支えるという構図。どちらがイノベーティブな社会かは、一目瞭然でしょう。 というわけで、良かれ悪しかれアメリカの旺盛なエネルギーを体現したような作品です。そういえばケンワタナベも出ていましたが、傀儡にすぎないというのがなんとも…。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-07-13 02:28:29) |
70.《ネタバレ》 どのバットマンシリーズの中でも、好きです。クリスチャン・ベイルの渋い演技がいい。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-05-06 12:25:46) |
69.自分の中ではリブートは失敗すると確定してたので、この作品にはいろんな意味でびっくりさせられた。 バットマン誕生と活躍の物語をアメコミの原作にリアリティと当時の世界観を詰め込んでよくごちゃごちゃにならずに完成させられた。 リブートでティム・バートンと全く違うバットマンを作り出せただけでもすごいが。 【ラスウェル】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-07-23 01:29:32) |
68.バットマンシリーズ初見。評判良かったんで。 過去のシリーズやキャラクターなど素人レベルの知識なのでリブートとして比較できないがまぁまぁ面白かった。バットマンって生身の人間なんだー(笑)。 マーベルのように万能過ぎないダークヒーローで大人でも楽しめるヒューマンドラマの構成も色濃い。若干、素人にはわかりずらく説明が浅い部分もあるがオーライかな。 しっかし主人公が富裕という設定は多すぎる。武器でも乗り物でもコスチュームも金に糸目をつけない。貧乏だったらバットマンは生まれなかった。 |
67.《ネタバレ》 バットマン誕生秘話は前半部分、これが残念なことにパっとしない。オール東洋ごちゃ混ぜは仕方ないにしても、リアルな現地風景とインチキ臭い室内、そこに切り貼りしたかように現れるリーアム・ニーソンがなんともちぐはぐ。武術の修行だからアクションが見物のはずだが、残念なことにこの映画の格闘アクションは接写ばかりの抽象的な描写に終始。そしてこれらが凄いスピードで進行する。たぶん5時間分くらいの映画を作ってしまってから猛編集したのだろう。おかげでテンポだけはよい。後半は一転してよくまとまっていて見応えがある。飛べたり飛べなかったりするバートン版のようなプロットの破綻もない。ただし、悪役はスケアクロウは魅力的なのだが、リーアム・ニーソンはラスボスとしてはいかにもキャラが薄い。とまあ色々と文句はあるがかなり楽しめた。おそらくアメリカ人やアメコミ少年にとってバートン版はひとつの完成形なのだろうが、そうでない者にとってはこのノーラン版の方が素直に入り込めるのではないだろうか。半端な普通の青年であるブルースが半端ない努力を重ねて本当に半端ないヒーローを演じる、その理由、動機、苦悩、葛藤、創意工夫が登場人物によってすべて「語られる」。一見さん歓迎。理屈っぽい会話は底は浅いかもしれないが雰囲気はある。ただ映画字幕版は言葉をはしょりすぎなので何話してるか分からない所が頻出するぞ。DVDで観るなら吹き替えがおすすめ。 【tubird】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-10-11 23:03:49) (良:1票) |
66.個人的には、アートっぽいティム・バートン版、エンタテイメント性重視のジョエル・シューマカー版、そしてリアルなダークナイトシリーズと思っています。なかなかバットマンが出てこないので、「マン・オブ・スティール」同様、途中で何の映画を見ていたのかという気分になります。初見ではリアリティ路線に違和感を感じ、正直退屈に感じました。しかし、続編のダークナイトを見た後はこういう路線もありかなと思えました。本作に関しては、単体として見るより、ダークナイトシリーズとして通しで見た方が楽しめるのではないでしょうか。 我らが日本代表渡辺謙さんが出演していましたが、完全にリーアム・ニーソンに持って行かれましたね。ヒロイン役のトム・クルーズのかみさんになるケイティ・ホームズは個人的にタイプだったので本作で降板したのは残念です。元妻のニコール・キッドマンも「バットマン リターンズ」でヒロインだったので、トム・クルーズもジョージ・クルーニがやるくらいなら、まだ、一度くらいはバットマンを演じていても面白かったのかなと、ふと思いました。 本作はスーパーマンやスパイダーマンもリアリティ路線でリブートされるさきがけとして良い意味でも悪い意味でも評価すべきかと思います。 【映画の夢】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-06-16 11:50:21) |
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65.《ネタバレ》 ノブレス・オブリージュの概念がある為か、ブルース君は一般人出身のヒーローより余計に苦労と苦悩を監督から背負わされているような気がします。 さて、私の好きなゲームにFallout: New Vegasがあります。核戦争後の荒廃した世界を舞台に、三大勢力がエネルギー源を巡って凌ぎを削るなか、どの勢力に肩入れするかのロールプレイングが楽しめます。 しかし折角の自由度なのに、粗方好きな勢力で遊び通してじゃあ次は悪党でやってみようと思ったものの、「もー我慢ならん、このクズ共が!ぶっコロ助ナリ~!」と毎度悪党を全うできない自分がいます。 ブルース君も、もしかしたら同じ性なのかもしれません。 【ぱいなぽ】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-06-06 22:23:21) |
64.途中まではSFものと思えないような重厚な作りで、それでもバットマンが見え隠れするので期待も高まる。 むしろ、バッドマン化(?)してからは普通の感じだった。それでも、なかなかいい映画になっている。この後に名作のダークナイトが作られるのも分からないではない。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-12-20 15:51:41) |
63.ダークナイト→ライジング→ビギンズの順で見たので、バットマン誕生までが少し退屈に感じてしまいました(完全に自分が悪いのですが汗)。この順で見て感じたのは、このビギンズが一番バットマンらしい暗い世界が描かれていたこと。あの如何にも犯罪が起こりそうな暗いゴッサムシティの面影が残っていました。今思えばダークナイト、ライジングでは普通の街に戻ってたんですね。 あとエンディングがとてもかっこ良かったです。劇場で観た方は次作への期待感半端なかったでしょうね。 【素晴らしき哉、映画!】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-08-26 17:19:12) |
62.《ネタバレ》 金持ちの家に生を受けた坊ちゃんが、両親の仇を始めとする悪を憎み、悪を駆逐する使命に燃え、悪に打ち勝つべく悪の領分から己を鍛え上げ、遂に能力を得て財力を使い勧善懲悪に乗り出すお話。うん気持ちは解るし素晴らしいのだが、その性分は社長や親分や恋人という立場となると少々ウザったいぞブルース。それが如実に表れて、後の続編への悲劇となる描写が上手い映画です。自分が大事に思ってる人(レイチェル)と自分を大事に思ってくれてる人達(執事・重役・警部)の願いを少しくらい聞けよブルース。しかし能力と財力を手中に収めている彼の猪突猛進は開始されてしまったのでした。それにしてももしかして、アメリカ人って未だに忍術を東洋の神秘とか思っているんだろうか。 【役者の魂】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-03-05 17:30:58) |
61.It wasn't too long ago that watching "The Dark Knight Rises" at a theatre during the opening week in 2012. I usually don't pay too much attention to big box office titles but it was one of my friend's idea and I did go anyway. The place was so packed and there was no chance to choose a seat. The only place given to us after waiting at a very long line was... the very front row right in front of a way too big screen. In addition to that, air condition was way too cold... I thought that situation was the most of the reason I couldn't concentrate on many parts of the story. The answer was wrong. I wasn't watching this title... the initiation of Christopher Nolan's trilogy. That was causing the confusion. Thanks to MoMA's effort, now I could watch all three stories within single week. What a treat!! I feel very lucky to be the part of celebration!!! 【kei】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2014-04-21 09:59:11) |
60.《ネタバレ》 ○最近のアメコミはこういう路線なんだろうか。○クリスチャン・ベールはその路線に合ってるし、低い声も徐々になじんでくる。○1話としても十分の内容だし、続編への序章としても十分の出来。○脇を固める俳優たちも非常に豪華。個人的にはケイティ・ホームズを続投してほしかった。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-08-30 23:10:06) |
59.《ネタバレ》 バートン版のゴシックな、シュマーカー版の色彩鮮やかな、それぞれ違う世界観を継承しつつ新たなゴッサムシティになっております。ノーラン版は「リアリティがある」とよく言われますが、さすがに山の頂上の影の忍者軍団は荒唐無稽すぎて笑ってしまいました。役者たちがクソ真面目に芝居している分、よりバカバカしさが目立っちゃいます。作り手もハードルを上げちゃいましたね。これだと過去のバットマンのほうが、トータルでいうとリアリティあると思いますよ。面白かったのは中盤以降。「メイキングオブバットマン」って感じでワクワクするし、クライマックスの盛り上がりも結講手に汗握れるのでオススメです。ハードな内容になりすぎたダークナイトや、スケールが肥大化したライジングなどと比べると観やすい娯楽作だと思います。エンディングもオツですね。この世界観で狂気のジョーカーが暴れ回るのか!と、公開当時テンションがあがったエンディングでした。たとえ続編が作られなかったとしても、好きな展開です。 ・・・あと追記。バットマンの面構えが過去最高にカッコイイと思います。目つきも口元もキッとしてて決まってます。 【ゆうろう】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-10 01:10:01) |
58. ストーリーに若干の難はあるが、そこそこ楽しめた。 新生バットマンとタンブラーのデザインには拍手を送りたい。 今までにない格闘シーンと、カーチェイスの迫力には度肝を抜かれた。 【タックスマン4】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-03-03 22:14:45) |
57.《ネタバレ》 まあ良かったんじゃないかしら。 シューマッカー監督で一気にダサくなったバットマンシリーズが、ノーラン監督で見事に復活って感じね。 アタシ的にはバットマン誕生秘話みたいなプロローグ的なストーリーは若干説明臭く感じなくもなかったけど。 完全無欠なヒーローの過去とか秘密を辻褄合わせするのって、アメコミ映画としては禁じ手な気がするのよね。 ありえない話でもイイ!理屈抜きでオモシロイ!!って思わせてほしいっていうか。 クリスチャン・ベールは良かったと思うわよ。 歴代バットマンの中でも断トツ「役者」って感じで。 アルフレッドは…マイケル・ケインが悪いわけじゃないんだけど、前のマイケル・ガフがブルースを呼ぶときの「Master Bruce」っていう優しい声(マイケル・ケインは「Master Wayne」って呼ぶの)が大好きだったアタシとしては…なんか残念だったわ。 ケイティ・ホームズも悪くはなかったんだけど、歴代ヒロインに比べると圧倒的に華がないのがこれまた残念ね。 あと渡辺謙がメイン黒幕かと思ってたら出番はあれだけなのね。 まあ冷静に考えたらリーアム・ニーソンが渡辺謙の手下役なんてありえないか。 そのリーアム・ニーソンはいい人そうなお顔立ちが邪魔してか、凄みのある悪役って感じではなかったし。 でも…相変わらず渋くて粋なモーガン・フリーマンとか、なんか憎々しいルトガー・ハウアーとか、珍しく控え目な演技だったゲイリー・オールドマンとか、脇を固める役者が悉く名優ぞろいで、ドラマとしての新たなバットマンの魅力が見れたのは収穫だったんじゃないかしら。 アタシとしてはもうちょっとエンタテインメント性もほしいとこなんだけどね。 【梅桃】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-29 17:29:20) |
56.そうか、バットマンは忍者だったのか。 ということはあれは忍法ムササビの術だな。 ゴッサムがなんか近代化して大きくなりすぎて、 これまでのごちゃごちゃした感じとずいぶん違いました。 これから新しく始まるぞ、ということであればそれも良しか。 バートン版のジョーカーと両親のエピソードは次回は期待できませんが、 どういうことになるか楽しみにしておくこととしましょう。 |