馬のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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[ウマ]
1941年上映時間:129分
平均点:6.62 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画動物もの
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監督山本嘉次郎(演出)
助監督黒澤明(製作主任)
本多猪四郎
キャスト高峰秀子(女優)小野田いね
藤原鶏太(男優)いねの父・甚次郎
竹久千恵子(女優)いねの母・さく
二葉かほる(女優)いねの祖母・えい
沢村貞子(女優)山下の妻・きく子
小杉義男(男優)佐久間善蔵
丸山定夫(男優)山下先生
清川荘司(男優)鑑定人・坂本
柳谷寛(男優)村の青年
岬洋二(男優)博労
榊田敬二(男優)組合の事務員
馬野都留子(女優)女房
脚本山本嘉次郎
作詞サトウ・ハチロー「馬」/「めんこい仔馬」
作曲古賀政男「馬」
撮影三村明(春/セット撮影)
唐沢弘光(夏)
鈴木博(秋)
伊藤武夫(冬)
製作森田信義
配給東宝
美術松山崇
動物
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1.《ネタバレ》 このとき高峰秀子17歳。ずいぶん子供っぽい。昔の、しかも田舎だとこんなもんか。特集上映で『綴方教室』のすぐ後に見たので「子役」のイメージを引っぱってたってのもあるかもしれん。ところが、預かった馬が子馬を生んでその子馬が売られるまでだから物語の期間は2年くらいだろうか、その物語の終盤で女工を勤め上げた高峰が子馬と再会する場面ではどこか大人びたところをはっきりと見せる。なるほど序盤の子供っぽいのは役作りだったのかと合点がいった。若き黒澤明がこのとき高峰に惚れたのもついでに合点がいった。それにしても淡々と語るセリフまわしの変化の無さとは裏腹にその雰囲気の差異には驚いた。これが女優か。それとも演出の賜物なのか。馬を巡って家族がもめたり嘆いたり喜んだり悲しんだり。そこには物語以上に当時の厳しい生活が活写されている。その見事なまでのリアリズムは山本嘉次郎の色。合間に挟まれる弟くんのエピソードが微笑ましい。
R&Aさん [映画館(邦画)] 7点(2011-10-19 14:02:43)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.62点
000.00%
100.00%
2112.50%
3112.50%
400.00%
5112.50%
600.00%
7112.50%
8225.00%
900.00%
10225.00%

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