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私家版

[シカバン]
Tiré à part
ビデオタイトル : 私家版/復讐のページ
1996年上映時間:84分
平均点:7.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-11-01)
ドラマサスペンス小説の映画化
新規登録(2005-11-14)【8bit】さん
タイトル情報更新(2008-12-29)【+】さん
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監督ベルナール・ラップ
キャストテレンス・スタンプ(男優)エドワード
マリア・デ・メディロス(女優)ナンシー
ジャン=クロード・ドレフュス(男優)レカミエ
フランク・フィンレイ(男優)ジョン・ラスボーン
アミラ・カサール(女優)ファリダ
脚本ベルナール・ラップ
字幕翻訳戸田奈津子
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2.《ネタバレ》 テレンス・スタンプがどうしても貴族に見えないということを除けば、スマートでよくできた作品だと思います。カレについてはほかの映画でやってきた役どころとの差が大きすぎるうえ、ひいき目に見ても貴族顔ではないですよね。貴族顔ってどんなのかと問われれば、それはダントツでドラマでシャーロック・ホームズを演じていたジェレミー・ブレットです。私はハンニバル・レクターに最もふさわしかった俳優さんは彼だと思っています。英国人はテレンスが貴族を演じることについて違和感は感じないのでしょうかね。日本でいうなら萩原健一が華族を演じるに等しい感覚なのではと思いますが。
復讐とはこうやってするもんだ、というお手本のようなストーリーです。最後まで相手に悟られない復讐こそ、本物だということですね。
そういうストーリーを淡々と見せることを前面に出した作品なのですが、それなら恋人の姪は要らない存在だったのではないかということになります。
なぜ彼女を登場させたのかと考えると、やはり復讐が完結するまでの間にエドワードには何度か「別の人生を選ぶ」チャンスが与えられて、それでも一方を選択したということを強調したいためでしょう。
恋人そっくりの若い女と結婚すれば、自分は初老でも子供だってこれから作れるし、彼が昔得るはずだった幸せを30年後に手にしたことになるかもしれなかったのです。
彼女が言うように、「過去」を選ぶか「未来」を選ぶかという選択をエドワードはしたということなのです。
が、そのわりにはそれについてのエドワードの逡巡はまったく描かれていないので、カレがそんなに悩んだかどうか観客には判断がつきにくい。
若い女との未来に対してどの程度食指が動いたかなんてわからない。
そこんところが、鑑賞後の物足りなさにつながります。もしかすると、尺の関係で姪との重要なシーンがかなりカットされているのでは?カレが犠牲にしたものが「明るく幸せな未来」であったということをもっと強調するべきだったのかも、と思います。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-18 15:25:46)
1.スマートに残酷なことをサラッやるのが英国紳士。シニカルな会話も楽しい。チュニジアからやって来たお姉ちゃんは出る幕なし。
mimiさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-07-31 13:11:38)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.50点
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400.00%
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600.00%
7250.00%
8250.00%
900.00%
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