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危いことなら銭になる

[ヤバイコトナラゼニニナル]
1962年上映時間:82分
平均点:6.20 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1962-12-01)
アクションコメディ犯罪もの小説の映画化
新規登録(2006-04-14)【バカ王子】さん
タイトル情報更新(2014-09-07)【イニシャルK】さん
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監督中平康
キャスト宍戸錠(男優)近藤錠次(ガラスのジョー)
長門裕之(男優)沖田哲三(計算尺の哲)
草薙幸二郎(男優)芹沢健(ブル健)
浅丘ルリ子(女優)秋山とも子
郷鍈治(男優)ビッグの修
左卜全(男優)坂本雅章名人
平田大三郎(男優)ボーカーフェースの秀
武智豊子(女優)婆さん(坂本名人の妻)
山田禅二(男優)長井
野呂圭介(男優)紺野
玉村駿太郎(男優)ナキボクロ
井上昭文(男優)
黒田剛(男優)クロちゃん
光沢でんすけ(男優)作業員
榎木兵衛(男優)ノッポ
八代康二(男優)ポーカーの相手A
中尾彬(男優)共栄商会社員
浜田寅彦(男優)土方
藤村有弘(男優)
原作都筑道夫「紙の罠」
脚本池田一朗
山崎忠昭
音楽伊部晴美
作詞谷川俊太郎「危いことなら銭になる」
作曲伊部晴美「危いことなら銭になる」
撮影姫田真佐久
安藤庄平(色彩計測)
配給日活
編集丹治睦夫
録音福島信雅
照明岩木保夫
その他IMAGICA(現像)
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2.《ネタバレ》 中平康監督による犯罪コメディ映画。本作に登場する主要人物4人はそれぞれどことなく「ルパン三世」のレギュラーキャラ(宍戸錠=ルパン、長門裕之=次元、草薙幸二郎=五右衛門、浅丘ルリ子=不二子)に似通ったところがあり、作風も漫画チックな喜劇で、まさにアニメをそのまま実写にしたような荒唐無稽さのある映画だが、それがとても楽しい。脚本に加わっている山崎忠昭がのちに「ルパン三世」にも参加しているというので納得したが、にせ札をめぐるストーリーというのも「カリオストロの城」をつい連想してしまった。(「カリオストロの城」の脚本にはこの人は参加していないのだが。)「あいつと私」でも思ったのだが、中平監督は本作でも登場人物たちに早口でセリフを喋らせていて、展開もスピーディーなのだが、このテンポの良さがちょうどいい感じになっていて心地よい。ラストのオチまでもいかにもマンガ的なのが最後まで作風が一貫していて逆に良かった。宍戸錠の主演作を初めて見た気がするのだが、三枚目のコミカルな役どころが意外に合っていて面白いし、ショートヘアの浅丘ルリ子が明るくて可愛らしい。いつもはクールな印象が強くこういうイメージがあまりない女優だけにこれがまた新鮮に見えた。彼女が銃撃戦のあとに死体を見て嘔吐をするというシーンは確かに邦画では珍しい気がするが、これも中平監督のこだわりのひとつなのかもしれない。にせ札を作る贋作の名人を演じた左卜全とその妻を演じる武智豊子もいい味を出していて、とくに二人で西部劇ごっこに興じているシーンはお茶目で微笑ましい。映画としてはけっして傑作というわけではないのだけれども、肩の力を抜いて気楽に見られる娯楽映画で、個人的にはとても気に入った一本だった。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2014-09-16 11:58:05)
1.《ネタバレ》 コメディ・タッチの和製暗黒街映画。けっこう面白かったです。メインのキャストはそれぞれ好演ですが、特にスーツに身を包んで慇懃な長門裕之が、近年とギャップがあって楽しめました。「柔道二段、合気道三段!」なのにへっぴり腰の浅丘ルリ子もおかしい。しかし出演者では、やはり左卜全・武智豊子の夫婦でしょう。文字通りの名人芸。映画全体を締めていました。特に、妙に拳銃に詳しく、ガンさばきもきまっている婆さん(役名)がステキです。
ただ、全編お笑いというわけでもなく、一瞬夢から覚めるというか、妙に現実的になる場面がありました。これは“悲惨な戦争”を経験した日本人の矜持なのか。偽金作りなら笑い飛ばせるけれど、あの場面ではそういうわけにはいかないという、真面目さを感じました。
ところで、藤村有弘はどこに出ていたのでしょう。よくわかりませんでした。もしかして、最後の中国人だったのかな?
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-07-01 21:06:59)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.20点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5120.00%
6240.00%
7240.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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