8.《ネタバレ》 坂本順治のあいかわらずの全力投球ぶりだが、これは剛速球だった。
原作未読だが、江口演じる記者が、なぜ今まさに幼児の命が奪われようかという
その時に、「俺はただ見て、それを伝えるだけの仕事だが、目をそらさぬ」というところで、
終わってしまったか?
(いや、これは大変な現場で、自分だってどうすることができるかなんて分からない。)
その答えがラスト、彼が自死した後、部屋に残されていた。
僕は、彼が幼児買春していたなんて、発想はしたくない。
彼は、子どもに「放して」と拒否された理由が分からなかっただけなんじゃないか。
でも彼の過去を振り返る映画ではない。そこは深く描かなかった、という発想です。
自分の顔を鏡で見ながら、幼児売買春の人間と同じなのかと、深く自問自答の末の、自死だったのだと思うのです。
でも原作未読なので、分からないけど・・
NGO内部に「敵」がいた!?
これはマコトか!?ドラマ作りのための発想だと思いたい。
だって、怖すぎでしょ!?